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「ごめん、毎回帰る時間を合わせられると、ちょっと困る」いつも一緒に帰ろうとする同期に、私が本音を伝えた日

  • 2026.9.3

「あ、今帰り?」が続くようになった

もう何年か前、以前の職場でのことです。同じ年に入った同期の一人と、帰る時間がよく重なる時期がありました。

最初は本当に偶然でした。会社を出たところで会えば、「お疲れさま」「今日も疲れたね」と話しながら、駅まで一緒に歩く。それくらいの関係です。

ところが、いつの間にか同期のほうから帰る時間を合わせてくることが増えました。

「あ、今帰り?よかった。駅まで一緒に行こうよ」

そう声をかけられることが何度も続き、私は少しずつ気疲れするようになりました。

同期として嫌いな相手ではありません。ただ、仕事が終わったあとは一人でぼんやり歩きたい日もありますし、寄り道したい日もあります。

断っても、なかなか伝わらなかった

ある日は、「今日は買い物して帰るから、先に行ってて」と伝えました。

すると同期は、悪びれる様子もなく笑って言いました。

「じゃあ途中まで行くよ。俺も急いでないし」

「いや、本当に大丈夫だよ」

私がそう返すと、「そっか。じゃあまた明日」と、同期は少し残念そうに帰っていきました。

おそらく本人にとっては、ただ話し相手がほしかっただけだったのだと思います。私も最初に何度か一緒に帰っていたので、「嫌がられている」とは思っていなかったのでしょう。

それでも、こちらが何度か断っているのに同じことが続くと、だんだん負担になってきました。

休憩中、信頼していた先輩にそのことを話すと、「嫌じゃなくても、毎日だと疲れるよね」と言われました。

その一言で、無理に我慢しなくてもいいのだと思えました。

曖昧にせず、本音を伝えた

数日後、仕事を終えて席を立つと、同期がこちらを見て声をかけてきました。

「今日、一緒に帰れる?」

私は少し迷いましたが、その日は曖昧に笑って済ませるのをやめました。

「ごめん。毎回帰る時間を合わせられると、ちょっと困るんだ」

同期は目を丸くしました。

「え、そうだった?ごめん。普通に楽しく話してくれてたから、気づかなかった」

「私も最初は楽しかったよ。でも、仕事のあとは一人で帰りたい日もあるから」

「そっか。分かった。気をつける」

思っていたより、あっさりした返事でした。

それから同期が帰りを合わせてくることはなくなりました。職場では以前と変わらず普通に話し、たまたま帰る時間が重なったときだけ、「じゃあ駅まで」と一緒に歩くこともありました。

相手に悪気がなくても、自分には負担になることがあります。我慢して距離を取り続けるより、言葉にしたことで、お互いにちょうどいい距離に戻れた出来事でした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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