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バックエクステンションを毎日15回続けるとどうなる?期間別の効果や変化、正しいやり方

  • 2026.9.1

背中を鍛える筋トレ「バックエクステンション」を毎日15回続けると、どんな効果があるのでしょうか。

バックエクステンションは、背中の脊柱起立筋を中心に、お尻や太もも裏まで鍛えられる自重トレーニングです。回数が少なくても、正しいフォームで継続することで姿勢の改善や筋力アップなどが期待できます。

パーソナルトレーナー・高畑 純さん監修のもと、毎日15回続けた場合に期待できる期間別の変化や、効果を高める正しいやり方、継続するときの注意点まで詳しく解説します。

バックエクステンションを毎日15回続けると期待できる効果

バックエクステンションは、毎日15回でも正しいフォームで継続すると、背中や腰まわりを中心にさまざまな効果が期待できます。まずは鍛えられる部位と、継続によって得られる主なメリットを見ていきましょう。

バックエクステンションはどこに効く?

バックエクステンションは、背中の「脊柱起立筋」を中心に鍛えられる自重トレーニングです。上体を持ち上げる動作では、お尻の「大殿筋」や太もも裏の「ハムストリングス」も補助的に働くため、体の背面をまとめて鍛えられます。

鍛えられる筋肉と主な役割は、以下のとおりです。

筋肉 主な役割 脊柱起立筋 背骨を支え、正しい姿勢を維持する 大殿筋 股関節を伸ばす ハムストリングス 膝を曲げる、股関節を伸ばす

脊柱起立筋は日常生活でも常に使われる筋肉です。デスクワークや立ち仕事などで姿勢を維持する役割を担っているため、継続して鍛えることで背中や腰まわりの安定につながります。

効果1. 姿勢が整いやすくなる

バックエクステンションで脊柱起立筋が鍛えられると、背骨を支える力が高まり、正しい姿勢を維持しやすくなります。

猫背や前かがみの姿勢は、背中の筋力不足によって起こることも少なくありません。毎日15回を目安に継続すると、背筋を伸ばす感覚が身につき、自然と姿勢を意識しやすくなります。

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用が多い人にとっても、姿勢づくりのきっかけになるトレーニングです。

効果2. ヒップラインや背中の引き締めをサポートする

バックエクステンションでは、大殿筋やハムストリングスも同時に使われます。お尻や太もも裏へ適度な刺激が入るため、背中だけではなくヒップラインを整えたい人にもおすすめです。

ただし、バックエクステンションだけで大幅な体型変化を目指すことは難しいため、全身の筋トレや有酸素運動、食事管理を組み合わせるとより高い効果が期待できます。

効果3. 腰まわりの安定につながる

脊柱起立筋を中心に背面の筋肉を鍛えることで、腰まわりを支える力の向上が期待できます。

腰まわりが安定すると、立ち上がる、歩く、荷物を持ち上げるといった日常動作でも体を支えやすくなります。

効果4. 運動習慣を身につけやすい

毎日15回程度なら短時間で終えられるため、忙しい人でも継続しやすいことが大きなメリットです。短時間でも毎日の習慣に組み込むことで、運動へのハードルが下がり、継続しやすくなります。

バックエクステンションをきっかけに、スクワットやプランクなどほかの自重トレーニングも取り入れると、全身をバランスよく鍛えられるでしょう。

バックエクステンションは毎日15回で十分?

毎日15回という回数では物足りないと感じる人もいるかもしれません。しかし、バックエクステンションは回数を増やすことよりも、正しいフォームで継続することが重要です。15回程度の少ない回数でも効果が期待できる理由を解説します。

初心者なら15回でも十分

筋トレ初心者の場合、バックエクステンションを15回行うだけでも、脊柱起立筋や大殿筋、ハムストリングスへの刺激を感じられるでしょう。

筋肉は、現在の筋力に見合った負荷を受けることで少しずつ適応していきます。そのため、最初から回数を増やすよりも、15回を無理なく続けることが継続につながります。

フォームが安定しない状態で回数だけを増やすと、狙った筋肉へ刺激が入りにくくなるだけでなく、腰への負担が大きくなる可能性もあります。

回数よりフォームが重要

バックエクステンションは、背中の筋肉へ正しく刺激を与えられるかどうかで効果が大きく変わります。

勢いを使って上体を持ち上げたり、腰だけを反らしたりすると、脊柱起立筋へ十分な負荷がかかりません。ゆっくり上体を持ち上げ、トップで2〜3秒静止してからゆっくり戻すことで、少ない回数でも効率よく鍛えられます。

毎日15回を目安に取り組む場合も、回数をこなすことではなく、一回一回の動作を丁寧に行うことを意識しましょう。

なぜ背中の筋肉を鍛えるべきなのか?背筋を鍛える「7つのメリット」

次:バックエクステンションの正しいやり方

バックエクステンションの正しいやり方

バックエクステンションは、回数よりもフォームが重要なトレーニングです。毎日15回でも正しいフォームを意識することで、脊柱起立筋を中心に効率よく刺激を与えられます。

やり方

バックエクステンションの基本的なやり方は、以下のとおりです。

1. うつ伏せになり、両手を頭の後ろに添える。足は肩幅よりやや狭めに開く

2. 息を吐きながら上体をゆっくり持ち上げて、2〜3秒静止する

3. 息を吸いながらゆっくり元の姿勢へ戻る

まずは15回を1セットの目安に行いましょう。腰を無理に反らさず、背中の筋肉を使って上体を持ち上げることを意識してください。

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効果を高めるポイント

同じ15回でも、フォームを少し意識するだけで筋肉への刺激は大きく変わります。次のポイントを確認しながら取り組みましょう。

・上体をゆっくり持ち上げる
・トップで2〜3秒静止する
・反動や勢いを使わない
・目線は正面または斜め前に向ける
・腰を反らしすぎない

バックエクステンションは毎日やってもいい?

はい、自重であれば毎日やっても問題ありません。バックエクステンションは比較的負荷が軽いため、毎日15回程度なら取り組みやすいでしょう。

ただし、腰に痛みがある場合や筋肉痛、疲労が強く残っている場合は休養を優先してください。無理に続けるとフォームが崩れ、腰への負担が大きくなる可能性があります。

毎日行うことにこだわらず、体の状態に合わせて休みながら継続することが大切です。

毎日15回続けるときの注意点

バックエクステンションは自宅でも手軽にできる一方、フォームが崩れると腰に負担がかかりやすい種目です。毎日15回を安全に続けるためにも、次のポイントに注意しましょう。

腰に痛みがある日は休む

バックエクステンション中に腰の痛みや違和感を感じた場合は、無理に続けずトレーニングを中止しましょう。

特に、腰を反らしたときに痛みが出る人や慢性的な腰痛がある人は注意が必要です。腰痛予防を目的として自己判断でバックエクステンションを続けるのではなく、症状がある場合は医師などの専門家へ相談してください。

反動を使わずゆっくり動作する

疲れてくると、勢いをつけて上体を持ち上げやすくなります。反動を使うと背中の筋肉に十分な刺激が入らないだけでなく、腰への負担が大きくなる可能性があります。

上体を持ち上げるときも下ろすときも、脊柱起立筋を意識しながらゆっくり動かしましょう。15回をこなすことより、最後まで正しいフォームを保つことが大切です。

腰を反らしすぎない

バックエクステンションは上体を高く持ち上げるほど効果が高まるわけではありません。無理に上体を反らすと腰に負担が集中し、痛みにつながる可能性があります。

上体は無理なく持ち上げられる高さまでにして、腰だけではなく背中全体を使って動かすことを意識しましょう。

筋肉痛や疲労が強い日は休養する

毎日15回を目標にしていても、筋肉痛や疲労が強く残っている日は休んで問題ありません。

疲労した状態でトレーニングを続けるとフォームが崩れやすくなります。毎日行うことにこだわらず、体の状態を確認しながら無理のないペースで続けましょう。

15回が簡単になったときのレベルアップ方法

バックエクステンションを続けて15回を余裕でこなせるようになったら、少しずつ負荷を高めていきましょう。セット数を増やしたり、マシンを使ったりする方法があります。

セット数を増やす

15回を1セット行っても余裕がある場合は、2〜3セットに増やしてみましょう。

MELOSで紹介しているバックエクステンションでは、15回×3セットを目安としています。いきなり3セットに増やす必要はなく、まずは2セットから始め、体力に合わせて調整してください。

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バックエクステンションマシンを活用する

さらに負荷を調整したい場合は、ジムにあるバックエクステンションマシンを活用する方法もあります。

マシンは体を固定しやすく、自重より広い可動域でトレーニングできるのが特徴です。ただし、負荷を高くしすぎたり腰だけを反らしたりすると腰を痛める可能性があります。

初めて使用する場合は軽い負荷から始め、正しいフォームを優先しましょう。

バックエクステンションマシンの効果と正しいやり方|腰や姿勢を整える背筋トレーニング

次:バックエクステンションを毎日15回続けた期間別の変化

バックエクステンションを毎日15回続けた期間別の変化

バックエクステンションを毎日15回続けても、すぐに見た目が大きく変わるわけではありません。フォームの安定や筋力の向上など、継続期間によって感じられる変化は少しずつ変わっていきます。

1週間続けた変化

1週間程度では、背中の見た目に大きな変化が現れることはほとんどありません。まず感じやすいのは、バックエクステンションの動作そのものへの慣れです。

最初は意識しにくかった脊柱起立筋を使う感覚がつかみやすくなり、15回を安定したフォームで行えるようになってきます。

2〜4週間続けた変化

2〜4週間ほど続けると、15回を以前より楽にこなせるなど、体感的な変化を感じる人もいるでしょう。

バックエクステンションを15〜25回、週3回行った研究では、4週間後に背筋の持久力がトレーニング前より約42%向上しました。毎日15回とは条件が異なりますが、1ヶ月程度の継続によって背中の筋持久力が高まる可能性を示すデータのひとつです。

1〜2ヶ月続けた変化

1〜2ヶ月ほど継続すると、背中の筋持久力が高まり、正しい姿勢を保ちやすくなったと感じる人もいるでしょう。

先ほどの研究では、8週間のバックエクステンショントレーニングでも背筋の持久力向上が確認されています。ただし、腰を伸ばす最大筋力については有意な向上が確認されていません。

3ヶ月以上続けた変化

3ヶ月以上継続すると、背中を鍛える習慣が定着し、姿勢や体の使い方の変化によって、後ろ姿がすっきりしたと感じる人もいるでしょう。 脊柱起立筋だけでなく、大殿筋やハムストリングスにも刺激が入るため、後ろ姿を整えるトレーニングとしても役立ちます。

ただし、バックエクステンションだけで背中の脂肪を落とせるわけではありません。さらに見た目の変化を目指す場合は、ほかの筋トレや有酸素運動、食事管理も組み合わせると効果が見えやすくなります。

バックエクステンションに関するよくある質問

バックエクステンションの回数やダイエット効果、腰痛との関係について、よくある疑問を解説します。

15回と30回ではどちらが効果的?

回数が多ければ効果が高くなるとは限りません。15回で十分な負荷を感じられる場合は、無理に30回まで増やす必要はありません。

15回を余裕でこなせるようになった場合は、30回を1セット行うより、15回×2セットに増やす方法がおすすめです。正しいフォームを維持できる範囲で、セット数を調整しましょう。

バックエクステンションだけで痩せる?

バックエクステンションだけで大幅に痩せることは難しいでしょう。バックエクステンションは背中やお尻、太もも裏の筋肉を鍛えるトレーニングであり、消費カロリーが特別高い運動ではありません。

ダイエットを目的とする場合は、全身の筋トレや有酸素運動を取り入れながら、食事による摂取カロリーも調整することが大切です。

腰痛がある場合でも行える?

腰痛がある場合は、自己判断でバックエクステンションを行うのはおすすめできません。

バックエクステンションは上体を反らす動作を伴うため、腰痛の原因や症状によっては痛みを悪化させる可能性があります。特に腰を反らしたときに痛みが出る場合や、慢性的な腰痛がある場合は避け、医師などの専門家に相談しましょう。

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▼参考文献
Verna JL, Mayer JM, Mooney V, Pierra EA, Robertson VL, Graves JE. Back extension endurance and strength: the effect of variable-angle roman chair exercise training. Spine (Phila Pa 1976). 2002;27(16):1772-1777. doi:10.1097/00007632-200208150-00016.

監修者プロフィール

パーソナルトレーナー/鍼灸師 高畑 純(たかばた じゅん)

【資格】
はり師・きゅう師(国家資格)
美容師免許
日本抗加齢医学会(アンチエイジング医学)所属
日本女性医学学会所属

【経歴】
アパレル業界で6年、美容室で6年の勤務を経て、トレーナーへ転身。トレーナー歴9年。
現在は「PENTAS 大人のトータルケアスタジオ」のオーナー兼パーソナルトレーナーとして、スタジオ開業から8年目を迎えております。

【スポーツ歴】
サーフィン歴24年(オーストラリア、アメリカ、インドネシア、モロッコなど海外でのサーフィン経験も豊富です)サッカー、登山

<Edit:編集部>

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