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「少し焦げ臭い…」3泊4日旅行から帰宅後、キッチンを見て絶句。40代夫が違和感を感じた“思わぬ光景”

  • 2026.9.20
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。現役の不動産会社社長として、日々さまざまな土地や建物のご相談に向き合っている岩井です。

突然ですが、秋にも雷が発生することをご存じでしょうか。気象庁によると、雷は夏だけの現象ではなく、日本海側では冬にも多く発生します。また、9月は台風や秋雨前線などの影響で大雨となることもあり、雷を伴うケースにも注意が必要です。

家族で旅行へ出かける際、戸締まりや火の元を確認する方は多いでしょう。一方で、留守中の「雷」による家電への影響まで考えている方は、少ないかもしれません。

今日は、家族3人で9月に3泊4日の旅行から帰宅したところ、一部の家電が動かなくなっていたという、40代のAさんから聞いたエピソードをご紹介します。

旅行中、自宅周辺で激しい雷雨が

同業者の40代のAさんは、妻と子どもの家族3人で3泊4日の旅行へ出かけました。久しぶりの家族旅行だったそうです。

ところが旅行2日目の夜、ホテルでくつろぎながらスマートフォンを見ていたAさんの目に、自宅周辺で激しい雷雨があったというニュースが飛び込んできました。

「うちの辺り、かなり降ったみたいだな」

外出先から自宅の様子を確認することはできません。多少気になったものの、「まあ、大丈夫だろう」と考え、そのまま残りの旅行を楽しむことにしました。その後も特に異変を知らせる連絡などはなく、予定どおり3泊4日の旅行を終えたAさん一家。

しかし帰宅すると、旅行前にはなかった異変が起きていたのです。

「あれ、電源が入らない」帰宅後に気づいた異変

4日目の夕方、旅行を終えたAさん一家は自宅へ戻りました。ひと息ついたところで、Aさんが普段どおり家電を使おうとすると、

「あれ?これ、電源入らないよ」

何度か電源を入れ直してみても、まったく反応しません。

「旅行中に停電して、設定がリセットされたのかな?」

そう考えたAさんでしたが、ほかの家電を確認すると、そちらも電源が入らないことが分かりました。

「旅行に行く前は普通に使えてたよね?」

妻の言葉を聞き、Aさんの頭に浮かんだのは、旅行2日目に見た激しい雷雨のニュースでした。

「もしかして、あの雷…?」

気になって家電の周辺を確認していると、さらに異変を発見します。コンセントの差込口付近が、焦げたように変色していたのです。

「これ、触らないほうがいいよね…少し焦げ臭いし…」

ただの停電ではないかもしれないと感じたAさんは、それ以上触れるのをやめ、家電の使用も中止。すぐに電力会社へ連絡し、点検を依頼することにしました。

家電だけでなくコンセントにも対応が必要に

後日、専門業者に自宅を点検してもらったところ、旅行中に発生した雷による過電圧などの影響が疑われました。

雷が発生すると、その影響によって電線などを通じて瞬間的に大きな電圧が流れ込む「雷サージ」が発生し、家電の故障につながることがあります。Aさん宅では、複数の家電に不具合が見つかったほか、焦げたような変色があったコンセントにも対応が必要になったそうです。

Aさんは加入していた火災保険について保険会社へ確認。今回は落雷による損害として補償の対象となり、家電やコンセントにかかる費用の負担を抑えることができました。

幸い火災には至らず、保険によって大きな自己負担も避けられたAさん。しかし、旅行から帰って早々、家電の故障やコンセントの異変に直面し、点検や修理などの対応に追われることになりました。

戸締まりだけではない!旅行前に確認したい雷対策

自宅に直接雷が落ちることは頻繁に起こるものではないため、旅行前に「雷への備え」を意識する家庭は、それほど多くないかもしれません。

しかし、雷による被害は、建物への直撃だけで起こるとは限りません。周辺で発生した落雷によって異常な電圧が電線などを通じて侵入し、家電の故障につながることもあります。

旅行や帰省などで数日間自宅を空ける際は、取扱説明書などを確認したうえで、長期間使用しない家電の電源プラグを抜いておくことも対策の一つです。また、アース線(家電から漏れた電気を地面へ逃がし、感電などを防ぐための線)が必要な機器では適切に接続されているか確認するほか、住宅や家電の状況に応じて雷サージ対策機器を検討する方法もあります。

なお、雷が鳴っている最中に慌てて電源プラグなどに触れるのは危険です。帰宅後にコンセントやプラグの変色、焦げ臭さ、異常な発熱などを見つけた場合も、そのまま使用せず、専門業者へ点検を依頼しましょう。

参考:雷検知数の季節的特徴(気象庁)



筆者:合同会社ゆう不動産 代表 岩井佑樹

不動産売買の専門家として仲介・査定・買取に携わりながら、不動産Webライターとして1,000記事以上を執筆。「売る力×伝える力」を軸に、情報発信と販売の両面から不動産の価値を高めている。派手さよりも誠実さを大切にし、地域に寄り添う姿勢で「早く・高く・安心」の取引を支える不動産の専門家。


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