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絶版車でも安心のバイクライフを支えるレッドバロンの取り組みに迫る|ヒトづくりモノづくり

  • 2026.8.31

全国直営300余店舗と日本最大の二輪車販売店であるレッドバロン。絶版車から希少車まで安心の「5つ星品質」付き中古車とそのアフターサービスを支える2つの取り組み、ヒトづくりの「二輪整備専門スクール」とモノづくりの「本社工場」からレポート

絶版車はネットで買うな!万が一の事態を考えるべき

レッドバロンの店頭で販売されている中古車は、ビンテージやトライクなど一部の特殊な車両を除きすべて「5つ星品質」付き中古車だ。5つの検査基準をクリアすることで高品質かつアフターサービスがしっかりしている中古車のことだが、これは言葉でいうほど簡単なことじゃない。年式が古く希少な絶版車(生産終了車)ほど検査基準をクリアするのが難しくなることを考えれば、本当にすごいことをやっているなと思う。

何を買うにもインターネットの時代だ。ホームページを検索すれば希少な絶版車もまだまだゴロゴロ転がっている。ボタンひとつで手軽に買えることは、昭和の昔を知る自分にとっては夢のようでもある。オークションサイトやフリマサイトでは気軽に個人売買ができるし、ちょっと名の知れたバイクショップの出店もずいぶん増えてきた。欲しいバイクをただ買うだけなら本当によい時代になったと実感できる。

ただその一方で、SNSなどを見ていると購入直後に故障した、転倒してパーツが破損したけど手に入らないと困っているユーザーの姿も見受けられる。そうしたユーザーの大半は初めてバイクを買った、久しぶりにリターンしたといったライトユーザーで、新車高騰のなかリスクを抑えようと買い求めやすい絶版車に手を出したはいいが、購入後のトラブルを想定できず痛い目を見てしまっている。

そのまま「バイクを降ります」と宣言している投稿も見かけるが、そうしたコメントを見ていると同じバイク乗りとしてやるせない気持ちに襲われるし、つくづくバイク、特に絶版車を買う場合は価格だけでは絶対に買ってはいけない、購入後の点検・整備や転倒・事故など万が一の事態にも対応できるようなショップで買わなければならないということを痛感する。

こうした問題に対して、ユーザーの立場になって80年代から愚直に取り組んできたのがレッドバロンだ。店舗内に重量車も整備できるような工場を併設し、狭い敷地の一角で解体部品の収集を始め、生産終了となって部品が手に入らなくなった絶版車ユーザーのバイクライフ維持について本気で取り組んできた。バイクは走っていれば転倒することもあるし、ちょっとした自損事故でも各部のパーツが大きく破損してしまう乗り物だ。

では、こうした中古車の安全を次のユーザーが長く安心して乗れるようにするためにはどういう体制を取るべきなのか。それを突き詰めていったいま具現化しているのが、5つ星品質を維持するための「ヒトづくりとモノづくり」だ。

フレームなど5つの検査基準をクリア!レッドバロンの中古車は「5つ星品質」

ネット販売や個人売買の危険からライダーを守るためレッドバロンが取り組んでいるのが「5つ星品質」付き中古車の販売だ。レッドバロンで販売されている中古車は希少な絶版車も含めて5つの検査基準(下記)をクリアし、購入後のアフターサービスまでを保証する。

1フレーム安全検査済み
2パーツ保証がある
3リコールの未実施がない
4アシダム検査済み
5自社工場にて整備

販売店で点検・整備できパーツ供給・修理体制が整っている

レッドバロンの各店舗にはシステムリフトなどの整備機器が設置されている。絶版車から電動スポーツモデルにまで対応し高度なアフターサービス付き販売を実現している

「コンピュータ総合診断機ACIDM(アシダム)」も各店に設置され、フレームやエンジン、ブレーキといった基幹部品の検査に使用され、買取車両のチェックも店舗で行われる

5つ星品質を実現する検査項目のひとつ「パーツ保証がある」を支えているのがレッドバロン本社工場にストックされている膨大なパーツだ。パーツ本体の加修技術も蓄積している

未経験から整備のプロを育てる研修機関二輪整備専門スクール

1999年、愛知県岡崎市に研修施設「テクニカルセンター」を開設。一度に100名が整備実習できる規模を誇るサービスマンの研修制度をスタート。2002年には同センター内に「二輪整備専門スクール」を設置して未経験からでも整備士のプロを目指せる社内環境を整えた。まさにヒトづくりの拠点だ。

スクールでは実技と座学の両方で基礎を徹底的に教えている。教育ポリシーは「技術の前にまず心構え」。カウンターでの接客や車両の取り回しも日々練習する

ヒトとモノをつくる2つの拠点パーツをストックし部品を修理・再生・供給レッドバロン本社工場

2002年、愛知県岡崎市に完成、稼働を開始した「レッドバロン本社工場」。ユーザーのバイクライフを守るためパーツをストック・加修・管理・供給しているモノづくりの拠点だ。貴重な絶版パーツにも対応した加修技術を蓄積し、絶版中古車でも高品質でリーズナブルな販売から整備・買取までを支えている。

工場内では日々入庫したバイクが解体されている。需要が高く貴重なパーツは優先的に確保され、洗浄・加修・検品などの工程を経てストックされている

技術のブランド化を目標に“人を育てる”テクニカルセンターと貴重な中古パーツを加修、循環させ“愛車を守り抜く”本社工場

1972 年の創業当時、店舗に整備工場を併設しアフターサービス付き販売を行うスタイルは二輪業界において画期的なビジネスモデルでした。1997年、「技術のブランド化」が販売事業を成功に導くと確信し最も難易度の高い人材育成に着手すべく「テクニカルセンター」の設立を決定、サービスマンの研修制度を始めました。2002年からは「整備士資格や専門知識がなくても憧れだけでプロを目指せる」というコンセ憧れだけでプロを目指せる」というコンセプトのもとテクニカルセンター内に「二輪整備専門スクール」を開設、将来的な整備士不足と店舗網拡大に備えました。

またパーツ供給の重要性を鑑みて創業15年目から始めた絶版パーツの収集は現在東京ドーム3個分の広大な規模を誇る「本社工場」の保有につながっています。「中古パーツの循環システム」という独自の考え方によりパーツを加修することで部品のストック量を減らさず循環させる。この「加修技術」こそがシステムの根幹であり他社では維持できない絶版車のコンディションを支えています。今後も当社では人づくりとものづくりに注力したいと考えております。

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