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「年間6,000円なら絶対に得」妻の原付通勤で“ファミリーバイク特約”を付けた40代夫、事故後に待ち受けていた“悲惨すぎる結末”

  • 2026.9.15
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

元金融OLでFPのかきまりです。

今回のお話は、最近、妻がパートを始めたAさん(40代男性)のお話です。

Aさんの妻はパートを始めるにあたり、原付バイクで通勤することになりました。そこでAさんは、現在加入している自動車保険に「ファミリーバイク特約」を追加することにしました。

Aさんが加入していた特約は、125cc以下の二輪車が対象で、Aさんや同居の親族など、一定の条件を満たす家族が所有するバイクであれば、台数を問わず補償されるというもの。対人・対物については補償される一方、自分自身のケガについては、自損事故の場合など、補償されるケースが限定されていました。

それでも、自動車保険に追加する保険料は年間6,000円程度。

「年間6,000円なら絶対に得」Aさんはそう考え、迷わず特約を追加したそうです。

「6,000円程度なら」とファミリーバイク特約を追加

ファミリーバイク特約は、1台のバイクだけを対象とするのではなく、一定の条件を満たす家族が所有する複数のバイクを補償できるのが特徴です。

妻が通勤で原付バイクを使うことになったAさんにとっても、わざわざ原付バイクの保険を別に契約するより手軽で、保険料も安く感じられました。

「これで妻が原付バイクに乗っていても安心だろう」

そう思っていたAさんですが、ある日、その考えが大きく変わることになります。

妻が事故に遭い、ケガの補償が出ないことが判明

ある日、妻が原付バイクで走行中、ほかのバイクと衝突して転倒する事故が起こりました。

妻はケガをしてしまい、購入したばかりだった原付バイクも大きく損傷。Aさんは当然、加入しているファミリーバイク特約から妻のケガについても保険金が出るものと思っていました。

ところが、保険会社に確認すると、今回の事故では妻自身のケガについて補償されないことがわかりました。

「えっ、ケガの補償が出ないの?」

Aさんは驚き、「それなら普通にバイクの保険に入っておけばよかった!」と怒ったそうです。

さらに事故の過失割合を確認すると、妻側の過失が9割。結果として、妻はケガをしたものの治療費について保険から補償を受けられず、原付バイクもボロボロになってしまうという、散々な結果になってしまいました。

実は契約時に説明を受けていた

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

しかし、Aさんは事故のあと、さらに気まずい思いをすることになります。

実はファミリーバイク特約をつける際、保険会社の窓口から、自分自身のケガについては補償が限定的であることを説明されていたのです。

「自損事故などであれば補償されますが、相手がいる事故でのケガまでしっかり備えたいのであれば、バイク単独で保険に加入するほうが安心ですよ」

そのように案内を受けていたそうです。

ところがAさんは、そのときは「年間6,000円程度」という保険料の安さに気を取られ、補償内容についての説明はほとんど覚えていませんでした。

通常、新たに原付バイクの自動車保険に加入しようと思うと、補償内容によって変動はあるものの最低でも年間2~3万円はかかります。

事故に遭って初めて、自分が必要としていた補償がついていなかったことに気づいたのです。

ファミリーバイク特約は補償内容の確認が大切

ファミリーバイク特約といっても、補償内容は保険会社や商品によって異なります。

自損事故の場合に限って自分自身のケガが補償されるタイプのほか、相手のいる事故でのケガまで補償できるタイプもあります。また、そもそも自分自身のケガを補償するタイプの特約を用意していない保険会社もあります。

「ファミリーバイク特約をつけておけば大丈夫」と思い込まず、自分自身のケガについてどこまで補償されるのかを確認しておくことが大切です。

原付バイクやバイクを購入してから「この補償もつけておけばよかった」とならないよう、購入前に加入している自動車保険の補償内容を確認し、自分に必要な補償があるかを検討しておきたいところです。


執筆:かきまり|元金融OL・現役FP

金融機関で14年間勤務した後、Webライターに転身。銀行業務、保険業務では、預金や資産運用、保険商品の提案をはじめ、相続対策や資産形成、ライフプランに関するアドバイスなど、多くのお客様の相談に携わってきた。専門的な内容も読者目線でかみ砕いて伝え、「読んで終わり」ではなく、実際の行動につながる実用的なコンテンツを目指している。FP2級/AFP資格

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