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「え、割り勘にするの?」一人だけ高いコースを頼んだママ友。だが、みんなが内心思っていた本音

  • 2026.8.31

初めてみんなでランチへ行った日

子どもの習い事で知り合ったママたちと、初めて一緒にランチへ行ったときのことです。

送り迎えのときには何度も顔を合わせていましたが、ゆっくり食事をするのは初めてでした。

みんなで予定を合わせて店を予約し、私はその日を楽しみにしていました。

席に着くと、子どもの習い事や学校のことなど、話題は次々と変わっていきます。

普段は短い立ち話しかしていなかったので、知らなかった話も多く、和やかな時間でした。

注文するとき、一人のママがメニューを見ながら言いました。

「私、せっかくだからこっちのコースにしようかな」

その人が選んだのは、少し値段の高いコースでした。ほかの人たちは全員、日替わりのランチセットを注文します。

もちろん、何を頼むかはそれぞれ自由です。誰も気にする様子はなく、そのまま食事を楽しんでいました。

会計の前に出た「割り勘」の一言

食事が終わり、そろそろ店を出ようという時間になりました。

私は子どものお迎えがあったため時計を確認し、バッグを手元に引き寄せました。ほかの人たちも帰る準備を始めます。

すると、コースを頼んでいたママが軽い調子で言いました。

「今日はみんなでランチしたんだから、割り勘でいいよね」

その瞬間、何となくみんなの動きが止まりました。

コースとランチセットでは値段に差があります。けれど、初めて一緒に食事をした相手に「自分の分は自分で」と言うのも、少し言い出しにくい空気でした。

誰もはっきり返事をしないまま、ひとまず全員でレジへ向かいました。

店員さんの何気ない確認に助けられた

レジの前で私たちが立っていると、店員さんが尋ねました。

「お会計はご一緒ですか?それとも別々になさいますか?」

ただ会計方法を確認しただけの、何気ない一言でした。

すると、後ろにいた一人のママが一歩前へ出ました。

「別々でお願いします」

それを聞いて、私も内心ほっとしました。ほかのママたちも特に異論はなく、それぞれ自分が注文した分を払っていきます。

コースを頼んだママは少し意外そうな顔をしましたが、

「あ、別々にするんだ。じゃあそれで」

と、自分のコース代を支払いました。

店を出たあと、先ほど「別々で」と答えたママが小さな声で言いました。

「店員さんが聞いてくれて助かったね」

私も思わずうなずきました。

もしあのまま誰も何も言えなければ、本当に均等に割っていたかもしれません。

大げさな言い争いになったわけではありませんが、言いにくいことほど、その場では意外と口にできないものなのだと感じた出来事です。

幸い会計もすぐに終わり、私は子どものお迎えにも遅れずに済みました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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