1. トップ
  2. エピソード
  3. 「朝、本当に寒かったよ」真冬の結婚式に来てくれた友人たち。だが、友人たちの足元を見て後悔したワケ

「朝、本当に寒かったよ」真冬の結婚式に来てくれた友人たち。だが、友人たちの足元を見て後悔したワケ

  • 2026.8.31

みんな一生懸命、服装を調べてくれていた

私が二十代で結婚したころの話です。友人の中では結婚が早いほうで、結婚式に出席した経験がない人も何人かいました。

そのため式が近づくと、友人たちから服装についてよく連絡が来ました。

「この色なら大丈夫かな?」

「丈って、膝が隠れるくらいがいいんだよね?」

私自身も詳しいわけではなく、一緒に調べながら返事をしていました。

前日にも「これで行くね」と写真を送ってくれた友人がいて、わざわざ私の結婚式のために準備してくれていることがうれしかったのを覚えています。

ただ、当日のことで私があまり考えていなかったことが一つありました。

季節は真冬でした。

朝から風が強く、外へ出るだけで身体が縮こまるような寒さです。

会場へ着いた友人たちは、膝丈のドレスに薄手のストッキング、パンプス姿でした。どれも一生懸命調べて選んでくれた服装です。

けれど、外から入ってきたばかりの友人が「寒かった」と笑いながら手をこすっているのを見て、私はそこで初めて気づきました。

服装のことばかり話していて、防寒については何も伝えていなかったのです。

一人だけ、足元が違っていた

そんな中、夫の親戚の女性と顔を合わせました。

ロング丈の服を着ていて、足元を見ると、ほかの人とは違ってしっかりしたブーツを履いています。

私が思わず足元を見ていると、その女性は少し笑いました。

「足が冷えるから、私は1人だけブーツで来ちゃった」

少し照れたような言い方がおかしくて、私も笑ってしまいました。

「今日は本当に寒いですもんね」

すると女性は、「もう寒さには勝てなくて」と笑っていました。

式が終わったあと、友人たちともその話になりました。

「朝、本当に寒かったよ。駅から歩くときがつらかった」

「上にコート着てたけど、足だけはどうにもならなかった」

誰かがそう言うと、みんなも笑いながらうなずきます。

私は申し訳なくなって、

「服のことばっかり話してたね。寒いから足元も気をつけてって言えばよかった」

と伝えました。

友人は「そこまで気にしなくていいよ」と笑ってくれましたが、私は少し反省しました。

服装だけではなく、季節のことも伝えればよかった

あれから冬の式に招かれると、あの日のことを思い出します。

友人たちは、失礼がないようにと一生懸命調べて来てくれました。その気持ちは今でもありがたかったと思っています。

だからこそ、迎える側だった私は「寒いから無理しないでね」と一言伝えてもよかったのでしょう。

あの日、一人だけ違う足元だった親戚の女性を見て、服装のことだけではなく、その日の気温まで考える大切さに気づきました。

今では冬に誰かを招くとき、服装より先に「寒いから、暖かくして来てね」と伝えるようにしています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ