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ヘンリー王子&メーガン妃はどこへ? 王室離脱後から帰国までの米英移動を時系列で解説

  • 2026.8.29
Ronald Martinez / Getty Images

2020年に王室公務から退き、イギリスを離れたヘンリー王子とメーガン妃が、約6年を経て一家で帰国した。カナダ滞在からアメリカ移住、モンテシトでの生活、エリザベス女王の葬儀やチャールズ国王の戴冠式での訪英、王室との確執まで。大きな転機が相次いだ夫妻の6年間をタイムラインで振り返る。

2020年1月:“高位”王族を引退し、王室公務から退くことを発表

ヘンリー王子とメーガン妃。 Samir Hussein / Getty Images


「何カ月にもわたる熟考と内部での協議を重ねた結果、私たちは今年、この組織の中で進歩的な新しい役割を築くため、移行に踏み出すことを決断しました」

ヘンリー王子とメーガン妃は、2020年1月9日、突然の声明でそう発表し世間を驚かせた。サセックス公爵夫妻は北米とイギリスを行き来して生活するだけでなく、今後は王室助成金に頼らず「経済的な自立を目指す」との計画も明らかにした。

その後、ヘンリー王子がエリザベス女王、チャールズ皇太子、ウィリアム王子と今後について話し合う「サンドリンガム会議」が開催。これを受けてバッキンガム宮殿は声明で、サセックス公爵夫妻について「軍の公式任務を含む王室公務から退くことが求められます。今後、王室公務のための公的資金を受け取ることもありません」と説明した。

エリザベス女王も声明を発表し、「ヘンリー、メーガン、アーチーは、これからも常に私の家族の大切な一員です」と述べた。

2020年3月:ワーキングロイヤルとして最後の公務に出席

WPA Pool / Getty Images

高位王族としての立場を離れる前、夫妻はウェストミンスター寺院で行われたコモンウェルス・デーの礼拝に出席。エリザベス女王、チャールズ皇太子、ウィリアム王子、キャサリン妃をはじめとする王室メンバーと顔をそろえた。

最後の一連の公務でメーガン妃はグリーンの「エミリア ウィックステッド」の装い(写真)をはじめ、ターコイズブルーの「ヴィクトリア ベッカム」のドレス、赤い「サフィヤ」のケープドレスなど、鮮やかな色彩の服装を次々と選んだ。

メーガン妃は後に、Netflixのドキュメンタリーシリーズ「ハリー&メーガン」で次のように振り返っている。「イギリスで過ごした最後の週まで、私はほとんど色のある服を着ませんでした。誰よりも目立ったり、波風を立てたりしたくなかったから。だから、周囲に溶け込むようにしていました。でも、その週はたくさんの色を着ました。『虹のようにカラフルに見せよう』と思ったんです」

2020年3月:サセックス公爵一家がカリフォルニアへ移住

メーガン妃とタイラー・ペリー。 Michael Buckner / Getty Images

2019年末、カナダのバンクーバー島で休暇を過ごしたサセックス公爵夫妻は2020年1月に高位王族から退く決断を発表すると、再び同島へ戻った。しかし王室離脱が正式に発効する3月末をもってカナダ政府が夫妻の警護費用への拠出を打ち切ると発表すると、ヘンリー王子とメーガン妃、幼いアーチー王子はロサンゼルスへ移動。メーガン妃の友人である大物映画プロデューサー、タイラー・ペリーが所有する邸宅に6週間滞在した。

2020年7月:モンテシートに自宅を購入

ISPY / Aflo

ヘンリー王子とメーガン妃は、カリフォルニア州サンタバーバラ郡に位置するモンテシートに邸宅を購入。夫妻の広報担当者は当時、『Town & Country』誌に次のようにコメントした。

「夫妻は移住以来、このコミュニティの静かでプライバシーの守られた環境に落ち着いています。自分たち家族のためだけでなく、近隣住民のためにも、その環境が尊重されることを願っています」

2021年2月:エリザベス女王が夫妻の公務復帰はないと発表

Neil Mockford / Getty Images

バッキンガム宮殿は米国に移住したサセックス公爵夫妻の今後の英王室公務との関わりについて声明で、次のように発表した。

「公爵との協議を受け、女王陛下は、王室の公務から離れた以上、公的奉仕に伴う責任と義務を引き続き担うことは不可能であると確認する書簡を送られました。したがって、公爵夫妻が保持していた軍の名誉職および王室団体の名誉職は女王陛下に返還され、その後、公務を担う王室メンバーに再配分されます」。宮殿は、ヘンリー王子とメーガン妃が「今後も家族にとって大切な存在であることに変わりはありません」と付け加えた。

2021年3月:暴露インタビューで移住を決断した理由を初めて公の場で語る

オプラ・ウィンフリーとの対談で、サセックス公爵夫妻はイギリスを離れた理由について初めて詳しく説明。ヘンリー王子は、王室という組織からの「支援と理解の欠如」に加え、イギリスのメディアから絶え間なく受けた圧力を理由に挙げた。

2022年6月:女王のプラチナ・ジュビリー出席のため子どもたちと帰国

Samir Hussein / Getty Images

ヘンリー王子とメーガン妃は、エリザベス女王の在位70周年を祝うプラチナ・ジュビリーに出席するため、子どもたちを連れてイギリスへ帰国。一家はチャールズ皇太子と時間をともにした。王室関係者は当時、「すばらしい訪問でした。皇太子が孫息子と再会し、孫娘と初めて対面できたことを喜ばれたのは、もちろん言うまでもありません」と証言している。

2022年9月:公務のために再び渡英。その後、エリザベス女王の葬儀に参列

2022年9月10日、弔問者に挨拶するためにウィンザー城外に現れたキャサリン皇太子妃、ウィリアム皇太子、ヘンリー王子、メーガン妃。 Chris Jackson / Getty Images

2022年9月、サセックス公爵夫妻は複数の慈善団体を訪れるためヨーロッパを訪問。その滞在中にエリザベス女王が亡くなったため、夫妻は予定を延長してイギリスにとどまることになった。

祖母の死後、ヘンリー王子は従兄弟たちとともに女王の棺を囲み、立哨する儀式にも参加。また夫妻はウィリアム皇太子夫妻とともに、ウィンザー城に寄せられた女王への献花を見て回った。

ヘンリー王子は祖母に捧げた追悼文で、次のように記している。

「おばあさま、この最後の別れは私たちに深い悲しみをもたらします。それでも私は、幼い頃の最初の思い出から、最高司令官として初めて向き合ったとき、そして愛する妻と初めて会い、ひ孫たちを抱きしめてくださった瞬間まで、私たちのあらゆる“初めて”に永遠に感謝し続けます」

2023年3月:子どもたちに王子・王女の称号を使用する

1917年に出された勅許状に基づき、チャールズ国王の即位と同時に、君主の孫であるアーチー・マウントバッテン=ウィンザーとリリベット・マウントバッテン=ウィンザーは、それぞれアーチー王子、リリベット王女となった。

その半年後、ヘンリー王子とメーガン妃は、ロサンゼルスで行われたリリベット王女の洗礼式を発表する際、子どもたちに王子・王女の称号を使用していることを正式に認めた。夫妻はチャールズ国王、カミラ王妃、ウィリアム皇太子、キャサリン皇太子妃を洗礼式に招待したが、4人は出席しなかったと報じられた。

2023年5月:ヘンリー王子が単独でチャールズ国王の戴冠式へ

戴冠式で叔母のアン王女に笑顔を向けるヘンリー王子。 WPA Pool / Getty Images

サセックス公爵は、父チャールズ国王の戴冠式に単独で出席。メーガン妃は子どもたちとともにカリフォルニアに残った。戴冠式当日はアーチー王子の4歳の誕生日でもあったため、ヘンリー王子は式典後、すぐに自宅へ戻っている。

2023年6月:フロッグモア・コテージを正式に退去

ウィンザーにあるフロッグモア・コテージ。 GOR / Getty Images

結婚後、ヘンリー王子とメーガン妃はエリザベス女王からフロッグモア・コテージを与えられ、王室助成金を使って改修を行った(夫妻は後に、その改修費用を全額返済している)。

夫妻が高位王族から退いた際には、「一家がイギリスでいつでも自宅と呼べる場所を持てるように」と、フロッグモア・コテージをイギリスでの住居として維持すると発表されていた。

しかし、2023年にチャールズ国王は夫妻に退去を要請。夫妻の広報担当者も『Town & Country』誌に、「サセックス公爵夫妻は、フロッグモア・コテージの住居から退去するよう要請を受けました」と認め、同年6月、バッキンガム宮殿は夫妻が正式に退去したことを発表した。

2024年2月:チャールズ国王のがん診断を受け、ヘンリー王子がロンドンへ

チャールズ国王とヘンリー王子。2018年撮影。 WPA Pool / Getty Images

バッキンガム宮殿がチャールズ国王のがんを発表した翌日、ヘンリー王子はロサンゼルス発の夜行便に乗り、父を見舞うためロンドンへ向かった。

ヘンリー王子はクラレンス・ハウスで父と約30~45分間面会。カミラ王妃も同席していたと伝えられる。その後、国王はカミラ王妃とともにバッキンガム宮殿へ移動し、ヘリコプターでサンドリンガムへ。ヘンリー王子も間もなくカリフォルニアへ戻った。

2026年7月:ヘンリー王子夫妻が子どもたちとイギリスへ一時帰国。国王と孫たちが対面

ヘンリー王子とメーガン妃は、チャールズ国王と面会するため、子どもたちを連れてイギリスを訪問。バッキンガム宮殿は、一家がハイグローブで再会したことを認めたが、家族の再会を捉えた写真は公開されなかった。

インスタグラム/2025年12月に撮影された、サセックス公爵一家のホリデーカード用の写真。

2026年8月:イギリスへの移住を発表

Vito Amati / Getty Images


2026年8月19日、サセックス公爵一家がイギリスへ移住し、子どもたちは9月初旬から現地の学校に通い始めることが複数のメディアを通じて公にされた。アメリカやポルトガルに購入した家は引き続き維持する予定だという。

8月26日にはヘンリー王子とメーガン妃はアーチー王子、リリベット王女を連れて無事イギリスに到着したことが報じられている。

突然の帰国発表だけに、イギリスでの生活はいつまで続くのか、ロイヤルファミリーとの関係に変化はあるのか、夫妻は今後どのような活動を展開していくのかなど、疑問は尽きない。6年ぶりの帰国を機に、サセックス公爵一家がどんな新章を歩み始めるのか、今後の動向に注目したい。

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