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「『み』で終わる名前は、やめてほしいんだけど」妊娠中の妻。だが、義姉の主張の理由とは

  • 2026.8.29

まだ決めていない名前の話だった

妻が妊娠していたころ、僕たちはよく子どもの名前を考えていました。

夕食のあとに紙を広げ、思いついた名前を書いては、二人で声に出してみる。候補はいくつかありましたが、まだ「これ」と決めたものはありませんでした。

そんな時期に義実家へ遊びに行った日のことです。食事のあと、義母から何気なく聞かれました。

「名前はもう考えてるの?」

「候補はいくつかあるけど、まだ全然決まってないよ」

妻が笑いながら答えると、それまで話を聞いていた義姉が少し迷うように口を開きました。

「『み』で終わる名前は、できればやめてほしいんだけど」

僕も妻も、一瞬意味が分かりませんでした。

理由を聞くと、義姉とその夫は二人とも名前が「み」で終わります。

そのため、いつか自分たちに子どもができたら、同じように「み」で終わる名前を付けたいと話していたそうです。

「別に絶対ってわけじゃないんだけど、もし候補にあるならと思って」

義姉なりに、先に伝えておいたほうがいいと思ったのでしょう。

ただ、僕たちが考えていた候補に「み」で終わる名前はありませんでした。

それでも、まだ生まれてもいない子どもの名前について、先に使わないでほしいと言われたことには少し戸惑いました。

隣を見ると、妻も返事に困ったような顔をしています。

義母が、やんわりと話を止めた

僕がどう返そうか考えていると、義母が先に口を開きました。

「まだ何も決まってないんでしょう。そこまで先に言わなくてもいいんじゃない?」

責めるような言い方ではありませんでした。

義姉も少し黙ったあと、「そうだね。先走ったかも」と苦笑いしました。

「ごめん。気にしないで」

妻は「うん」とだけ答え、その話はそこで終わりました。義父が別の話題を出し、しばらくするといつもの空気に戻っていました。

帰宅してから、妻ともう一度名前を書いた紙を広げました。

「なんか、予約されてるみたいでびっくりしたね」

妻がそう言ったので、僕も笑ってしまいました。

その後、僕たちは最初から候補にしていた名前の中から、二人で納得できるものを選びました。

結果として「み」で終わる名前ではありませんでしたが、義姉に言われたから外したわけではありません。

義姉とは今も普通に付き合っています。あの日以来、子どもの名前について何か言われたこともありません。

少し気まずい出来事ではありましたが、家族だからこそ、どこまで口を出していいのか分からなくなることもあるのかもしれません。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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