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「絶望のなかで尊厳と希望を見いだす」「今夏一番の劇場体験」IMAXプレミア参加者のコメントでひも解く『ラスト・サバイバー』の感動と心に響く理由

  • 2026.8.27

『エイリアン』(79)、『ブレードランナー』(82)などの傑作で映画史を塗り替えてきた巨匠リドリー・スコット。生ける伝説が“史上最高のディストピア小説”と称される世界的ベストセラーを完全映画化した『ラスト・サバイバー』が8月28日(金)にいよいよ日米同時公開される。物語の舞台は2035年、謎のパンデミックによって人類の90%が死滅し、生き残った者の間で略奪と殺し合いが横行する荒廃した世界。愛する妻をはじめ、すべてを失った一人の男が絶望の荒野を離れ、希望を求めて大空へと飛び立とうとする。

【写真を見る】主人公ヒッグを演じるのは、『フランケンシュタイン』の怪物役など新世代のハリウッドスターの呼び声高いジェイコブ・エロルディ

そんな注目作の公開に先駆けたIMAXプレミアが行われ、MOVIE WALKER PRESSでは試写会参加者に向けた感想アンケートを実施。そこには「重苦しい映画だと思っていたら、観終わったあとに温かい希望が胸に残った」や「映画館の大画面と音響で観るべき傑作」と絶賛の声が相次いでいた。ひと足先に本作を体験した観客のリアルな感想コメントと共に、劇場でこそ観るべきその理由とポイントを解説する!

「人とのつながりの大切さが胸に刺さりました」パンデミックを経た私たちだからこそ響くリアリティと“希望”の物語

謎の致死性ウイルスによって文明が崩壊した世界。パイロットで操縦に長けたヒッグ(ジェイコブ・エロルディ)は、元軍人のバングリー(ジョシュ・ブローリン)と共同戦線を張り、いつ襲撃されるかわからない危険と隣り合わせの日々を耐え抜いていた。過酷な現実に心が折れそうになるヒッグの理性をつなぎ止めていたのは、愛犬ジャスパーの体温と、亡き妻との美しい思い出だけ。そんなある日、彼が愛用する飛行機の無線から、途切れ途切れの“謎の声”が届く…。

ヒッグと常に行動を共にするジャスパー [c]2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.
ヒッグと常に行動を共にするジャスパー [c]2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

ウイルスが猛威を振るい、人々は分断され、大切なものを失い、孤独を極めている。このような物語の背景は、コロナ禍を経験し、どこか人と人とのつながりが希薄に感じられる現代社会を生きる私たちの心にも深く突き刺さってくるはず。だからこそ、主人公ヒッグらの苦しみにも寄り添うことができ、他人事とは思えない圧倒的なリアリズムと、絶望の先にある「生き直すための希望」に共感したという声が寄せられている。

「奪い合いの恐怖を描くだけでなく、人が絶望のなかでどうやって尊厳と希望を見いだすかを描いた優しく力強い人間ドラマでした」(30代・男性)

「体温検査のシーンは、まさに私たちがコロナ禍で経験したことそのもの。他人事とは思えないリアリティがあります」(40代・女性)

「人々が離ればなれにならざるを得ない環境を描きつつも、私たちは独りでは生きていけないという人とのつながりの大切さが胸に刺さりました」(40代・男性)

「パンデミックによって日常が突然変わる恐怖を経験したからこそ、荒廃した街並みや人の姿が消えた風景がリアルで『もし自分が残されたら』と考えさせられました」(20代・男性)

利害関係から共同戦線を張るヒッグとバングリー [c]2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.
利害関係から共同戦線を張るヒッグとバングリー [c]2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

「終末世界を生きてきた人物として説得力のある顔つき」新世代スター×重厚な名優陣が織りなす魂のぶつかり合い

【写真を見る】主人公ヒッグを演じるのは、『フランケンシュタイン』の怪物役など新世代のハリウッドスターの呼び声高いジェイコブ・エロルディ [c]2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.
【写真を見る】主人公ヒッグを演じるのは、『フランケンシュタイン』の怪物役など新世代のハリウッドスターの呼び声高いジェイコブ・エロルディ [c]2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

主演を務めるのは、ドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」や第98回アカデミー賞の助演男優賞候補になった『フランケンシュタイン』(25)、マーゴット・ロビーの相手役を務めた『嵐が丘』(26)で世界中から熱視線を浴びる新世代のハリウッドスター、ジェイコブ・エロルディ。身長190cm超えの恵まれた体躯を誇りながら、憂いを帯びた表情や丁寧な所作で、孤独と葛藤を抱える主人公ヒッグを繊細かつ力強く演じ切る。さらに、愛犬ジャスパーとの絆も印象的で、一緒に飛行機に乗る姿や、彼ら息の合ったコンビネーションを推す声も多い。

「生存だけなら他人を排除するほうが合理的な世界で、それでもヒッグは他者を信じようとし、危険を冒してでも外の世界へ踏みだしていく」(30代・男性)

「どこか死と隣り合わせで、生きる理由と死ぬ理由を探しているようなヒッグの葛藤にハラハラしました」(40代・男性)

「(ジャスパーは)単なる愛犬ではなく、亡き妻や失われた日常とヒッグをつなぐ存在。その存在が物語の大きな転換点になり、ラストで原題の意味へと着地していくすばらしいキャラクター」(30代・男性)

「ヒッグとジャスパーは最高の相棒!セスナに乗っているシーンが特に好きです」(40代・男性)

ヒッグとジャスパーの絆も見どころ [c]2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.
ヒッグとジャスパーの絆も見どころ [c]2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

ヒッグと共同戦線を張る凄腕の元軍人バングリーを演じるのは、「アベンジャーズ」シリーズのサノス役や衝撃ホラー『WEAPONS/ウェポンズ』(25)での好演も記憶に新しいジョシュ・ブローリン。ヒッグとは対照的に、バングリーは諦めの境地からこの世界を受け入れ1日でも長く生き延びることだけを考えている。達観したその言動は時に冷たくも感じられるが、ヒッグへの信頼は本物であり、皮肉っぽくも温かみのあるキャラクターとして観客の目に映っており、特に彼を“推す”声が多かった。

「序盤は極端なほど合理的で他人を信用せず武力で生き残る男だが、終盤になるにつれて人間らしさやお茶目な一面が出てきて一気に緊張が緩む感じがよかった」(30代・男性)

「強すぎて最高にイケおじだった!」(30代・女性)

「殺伐とした世界で登場人物のほとんどが深刻ななか、バングリーの人間味やかわいげが暗い物語のなかに救いを生んでくれた」(40代・男性)

ジョシュ・ブローリン演じる凄腕の元軍人バングリー [c]2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.
ジョシュ・ブローリン演じる凄腕の元軍人バングリー [c]2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

このほか、ヒッグが旅先で出会う元研修医の女性シーマと、その父親ジャックをマーガレット・クアリー(『サブスタンス』)、ガイ・ピアース(『ブルータリスト』)が演じる。小さなコミュニティで子どもたちと暮らすアーロン役のベネディクト・ウォン(『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』)、謎の女性ダーリーンを演じるアリソン・ジャネイ(『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』)ら実力派キャストが脇を固め、重厚な人間ドラマを盛り上げている。

「シーマがたくましい!そして、娘を守るためなら容赦しない強さを持ちながら、根底には父親としての優しさを持つジャック。終末世界を生き抜いてきた人物として、説得力のある顔つきをしていました」(30代・男性)

「対照的な渋オジ2人(ジョシュ・ブローリンとガイ・ピアース)が実にイイ味を出していた」(20代・男性)

パンデミック以前は研修医だったシーマ [c]2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.
パンデミック以前は研修医だったシーマ [c]2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

「ハラハラ感に最後まで目が離せません」手に汗握る猛攻!ド派手な爆破&飛行機vs騎馬略奪者の異種チェイス

ヒッグを中心とした物語のドラマ性も見どころだが、息を吞むほどの映像美とダイナミックなアクション演出も圧巻だ。その点でも本作は、スクリーンでこそ観るべき、エンタメ指数の高い作品といえる。

「飛行機vs馬に乗った略奪者たちのチェイスシーンが凄まじい迫力!往年の名作『駅馬車』や『マッドマックス』を思わせる臨場感でした」(20代・男性)

「ジョシュ・ブローリンが一人でナイフを手に敵を倒していく無双シーンがシビれるほどカッコいい!暗視ゴーグルのバトルは大興奮でした」(30代・女性)

「静かなサバイバル劇かと思いきや、派手な大爆破や緊迫した戦闘の連続!緩急があってエンタメとして大満足の内容です」(40代・女性)

「圧倒的な数の敵が押し寄せてくる絶望感と、敵が飛行機に捕まりながら飛び立つチェイスのハラハラ感に、最後まで目が離せませんでした」(40代・男性)

小型飛行機に乗って偵察に向かうヒッグ [c]2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.
小型飛行機に乗って偵察に向かうヒッグ [c]2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

数ある名シーンのなかで、特に参加者たちが「興奮した!」と振り返るのが飛行機と騎馬集団によるチェイスシーン。“死神”と呼ばれる略奪者集団が押し寄せるなか、ヒッグたちが空へ飛び立とうとする。助走する飛行機の機体に次々と敵が飛び乗ってくる様はハラハラ感満載で、その圧倒的スケールとスピード感が観客をスクリーンにクギ付けにしていた。

「スクリーンで観る映像美学の真骨頂」リドリー・スコットの演出と劇場空間が生みだす相乗効果

生きることに葛藤しながらも希望を失っていないヒッグ [c]2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.
生きることに葛藤しながらも希望を失っていないヒッグ [c]2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

リドリー・スコットがこだわり抜いたのは、劇場空間だからこそ真価を発揮する「静と動」の臨場感。飛行機が荒野から大空へと舞い上がり、ガタガタとエンジン音を響かせながら山林や湖、荒廃した都市の上空を進むフライトシーンはとにかく美しい。さらに、過剰な劇伴(BGM)を削ぎ落とし、風の音や飛行機の軋み、息遣いといった環境音と静寂だけで緊迫感が表現されるなど、その巧みな音響演出にも映画ファンから感嘆の声が上がっている。

「セスナ機で大空を飛ぶシーンは、まるで自分も風を感じて空を飛んでいるかのような没入感!IMAXの大画面で観る価値が詰まっています」(30代・女性)

「静寂のなかの不穏な音から突然響く爆音まで、音のメリハリがすばらしい。映画館の立体音響だからこそ恐怖と緊迫感が倍増します」(40代・女性)

「広大な自然のなかにぽつんと一人存在する人間を捉えるカメラワークや、静寂と爆発的な戦闘の緩急はまさにリドリー・スコットの真骨頂!」(30代・男性)

「荒廃したディストピアなのに、広大な自然の風景や美しい空撮があまりにも優美。スクリーンで観る映像美学の真骨頂を味わえました」(40代・男性)

圧倒的スリルと爆発的アクション、鑑賞後には深く温かい感動をもたらす [c]2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.
圧倒的スリルと爆発的アクション、鑑賞後には深く温かい感動をもたらす [c]2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

「エンタメとしての圧倒的おもしろさと人間ドラマの感動」劇場鑑賞の価値を再確認できる映像体験

ディストピア映画の先入観を見事に裏切り、圧倒的スリルと爆発的アクション、そして鑑賞後に深く温かい感動をもたらす映画『ラスト・サバイバー』。参加者からは、「いまを生きる力をもらった」や「映画館の暗闇でスクリーンと一体化する感覚を味わえた」などの声があふれ、改めて劇場鑑賞の価値を再確認できる作品だったようだ。

「暗いSFというイメージを吹き飛ばす、エンタメとしての圧倒的おもしろさと人間ドラマの感動が見事に融合していて、今夏一番の劇場体験でした」(40代・男性)

「ただ生き残るだけの映画じゃない。絶望的な世界で人は希望を見つけられるのかを描いた傑作。ぜひ映画館の最高の環境で体感してほしい!」(20代・男性)

「映画が生みだす景色や人間の美しさを存分に味わえる。普段映画館に行かない人にも『映画館で観るおもしろさ』を思い出させてくれる一作です!」(30代・女性)

「世界が終わったあと、それでも『誰かと生きる意味』を描いた意外なほど優しいポストアポカリプス映画。肩の力を抜いて大画面で楽しんでほしい!」(30代・男性)

いつしか打ち解け合うヒッグとシーマ [c]2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.
いつしか打ち解け合うヒッグとシーマ [c]2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

世界の終わりに、まだ希望は残されているのか?その答えと共に、巨匠リドリー・スコットが描くいま観るべき最高峰のサバイバル・エンタテインメントを、ぜひ劇場のスクリーンと音響で体感してほしい!

文/平尾嘉浩

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