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「心配をかけたくないので、どうか他言するのはやめて」何かあると相談していた親戚。だが、私が相談をやめたワケ

  • 2026.8.28
「心配をかけたくないので、どうか他言するのはやめて」何かあると相談していた親戚。だが、私が相談をやめたワケ

誰にも言わないで、と頼んでいたのに

家族のことで何かあると、私は親族のひとりに相談していました。

親のことや、きょうだいのこと。困ったときに話を聞いてもらえる、頼りにしていた相手です。

ただ、家族の事情をむやみに広めたいわけではありません。

話すときには、いつも最後に同じことをお願いしていました。

「心配をかけたくないので、どうか他言するのはやめて」

「分かってるよ。言わないから大丈夫」

そう返してくれるので、私は安心して話していました。

ところが、一週間もしないうちに、別の親族から電話がかかってくることが何度かありました。

「大丈夫なの?」

「その後、どうなったの?」

私は驚きながらも、聞かれればまた最初から説明します。伝えるつもりのなかった相手に、同じ話を何度もすることになりました。

誰がどこまで話したのかを、私は確かめたことはありません。ただ、相談した内容がその後ほかの親族にも知られていることが続き、このまま同じ話し方をするのはやめようと思うようになりました。

相手を責める代わりに、話す内容を変えた

私は問い詰めることはしませんでした。親族づきあいまで悪くしたいわけではなかったからです。

代わりに、その人と話す内容を変えました。

天気のこと、季節のこと、育てている花のこと。これまでと同じように電話をし、会えば普通に話します。

ただ、家族に関する大事な話だけはしないようにしました。

知らせる必要があることは、伝えたい相手に自分から直接連絡しました。そのほうが手間はかかります。それでも、どこまで話が伝わっているのか気にする必要はなくなりました。

すると、以前のように別の親族から突然「大丈夫なの?」と電話がかかってくることも、いつの間にかなくなりました。

付き合いをやめる必要はなかった

しばらくして、その人とお茶を飲んでいたときのことです。

「最近、家のことをあまり話してくれなくなったね」

少し寂しそうにそう言われました。

私は責めるつもりはなく、短く答えました。

「大事な話は、私から直接伝えることにしたの」

その人は少し黙ったあと、「そう」とだけ言って湯呑みに手を伸ばしました。

私はそのまま、最近咲き始めた花の話をしました。水やりのことや、鉢を置く場所のこと。その人もいつものように聞いてくれました。

今でも、その人との付き合いは続いています。会う回数を減らしたわけでも、電話をやめたわけでもありません。

ただ、誰に伝わるか分からない話はしない。それだけです。

相手との関係を切らなくても、自分が話す範囲は自分で決められます。何度も同じ説明をしていた頃より、今のほうがずっと気持ちは楽になりました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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