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鈴鹿央士、森七菜、成宮寛貴らが1億円の札束舞うド派手な演出で登場!『藁にもすがる獣たち』完成披露舞台挨拶

  • 2026.8.26

江戸川乱歩賞作家、曽根圭介の同名小説を、『名無し』(26)の城定秀夫監督が映画化した『藁にもすがる獣たち』の完成披露舞台挨拶が8月25日に東京建物 ぴあ シアターで開催。主演の鈴鹿央士、成宮寛貴、森七菜、MEGUMI、青木マッチョ、小手伸也、風吹ジュン、城定監督らが登壇した。

【写真を見る】1億円シャワーを浴び、大歓声のなかで登場した鈴鹿央士

【写真を見る】1億円シャワーを浴び、大歓声のなかで登場した鈴鹿央士
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本作は、たまたま手にした現金1億円を巡り、欲望むき出しの人間たちが奪い合いを繰り広げる痛快ループ型ノンストップ・サスペンス。500名の観客や報道陣が詰めかけ、熱気が最高潮に達するなか、MAN WITH A MISSION書き下ろしの主題歌「The Animals」のBGMと共に、主演を務めた鈴鹿たちが、客席の中央からサプライズ登場した。鈴鹿演じる作中の主人公、寛治の顔が印字された特製の“1億円札チラシ”をマネーガンで全方位へ乱射しながら一同が登場すると、2階席からも大量の紙幣が舞い散り、会場は大歓声と無数のフラッシュに包まれた。

『藁にもすがる獣たち』で主人公の佐藤寛治役を演じた鈴鹿央士
『藁にもすがる獣たち』で主人公の佐藤寛治役を演じた鈴鹿央士

ステージに立った鈴鹿は、お札で埋め尽くされた客席を見渡し、「今日は公開前にいち早く映画を楽しんでいただけるということで、皆さんにどんな反応をしてもらえるかすごく楽しみ」と興奮気味に挨拶。続いて、成宮も「暑いなかありがとうございます。撮影していたのがちょうど1年前くらいで、とても暑くて大変でしたが、僕自身、久しぶりの映画出演だと意気込んで現場に臨んでいたことを思い出します」と、森も「皆さんに会えてうれしいです。さっき(入場時)たくさんのお札が降ってきて驚きましたが、同じくらい本当にビックリする映画になっているのでお楽しみに!」と、笑顔で満員の客席へメッセージを送り、MEGUMI、青木、小手、風吹、城定監督らと共に会場を沸かせた。

裏社会とつながる不良警官、良介役の成宮寛貴
裏社会とつながる不良警官、良介役の成宮寛貴

トークセッションでは、売れないYouTuber、悪徳警官、悪女、ワケあり主婦、おかっぱ怪力男、食わせ者の刑事、認知症気味のおばあちゃんなど、1億円の魔力によって“金の獣”へと変貌を遂げる、個性豊かなクセ強キャラクターたちの役作りや撮影裏話が次々と披露された。

ミステリアスなし~な役を演じた森七菜
ミステリアスなし~な役を演じた森七菜

物語の主人公で、登録者数“2ケタ”の弱小大学生YouTuber、佐藤寛治役を演じた鈴鹿は、「特別な役作りはなかったんですけど…」と前置きしつつ、「人気のYouTuberの方々の動画の“挨拶”を見てたりして学んでいました」と告白。MCから「その挨拶はどんな感じでした?」とムチャぶりをされると、「えっと…ど、どーもー!」と少し照れながらもすかさず応じた鈴鹿。しかし、観客の反応がイマイチであったのを感じ取るや、「あまりおもしろくないですよね。でも、これでいいんです。寛治は“売れないYouTuber”なので」と力説し、会場の笑いを誘う。

訳あり主婦、美奈役のMEGUMI
訳あり主婦、美奈役のMEGUMI

続いて、MCから「作中で唯一の“ほっこりする”シーン」として、寛治と祖母の富子のやりとりが挙げられると、今回初共演ながら息の合った演技を見せた鈴鹿と風吹の2人は思わずにんまり。「風吹さんがおばあちゃん役を演じてくれたからこそ、寛治がおばあちゃんを守るためにいろいろな行動に移すように、僕自身もこの映画を守らなきゃという気持ちになれた。本当に風吹さんのおかげです」と、大先輩である風吹へ感謝を明かす鈴鹿に、「得な役ですね~!」と大喜びの風吹は、「鈴鹿さんだけじゃなくて、七菜ちゃんも成宮さんも、現場はすごく和やかでした。映画の中身と違って(笑)」と茶目っ気たっぷりに、仲の良さをアピール。

怪力男、エリンギ役の青木マッチョ
怪力男、エリンギ役の青木マッチョ

次にスポットが当たったのは、ミステリアスな気配をまとう夜職悪女、し~な役を演じた森と、巨額の借金を抱える訳あり主婦、美奈役を演じたMEGUMI。今回「自身が登場しないシーンの台本は読まずに現場入りする」という初の試みに挑んだという森は、「あえて、し~なの目標も目的もわからないままの自分で臨んでみようと思いました。し~なという人物の“狂気”を深掘りすぎないようにしたほうがむしろ怖くなるんじゃないかなって」とコメント。

肥後刑事役の小手伸也
肥後刑事役の小手伸也

そんなし~なと“保険金絡み”の危険な関係性を築く、ワケあり主婦の美奈について「いままで演じたキャラクターのなかで、一番かわいそうな人物かもしれない」と語るMEGUMIは、「美奈は、自力で幸せを作りだすというよりも人に依存してしまう部分があって、そこが切ないけれど共感できる」としみじみ語った。

寛治の祖母、富子役の風吹ジュン
寛治の祖母、富子役の風吹ジュン

そんな2人は、撮影当時の印象的なエピソードについて、森は「私が日焼けをしてしまって、MEGUMIさんに相談したら後日いろいろなケア商品やサプリメントとかも送ってくださって本当に感激でした」と言うと、MEGUMIは「森さんは素直な生徒さんで(笑)。とても高いポテンシャルをお持ちだなって思っておりました(笑)」と、劇中とは打って変わり息の合ったやり取りで会場を笑わせた。

鈴鹿央士と成宮寛貴らが「1億円(10kg)重量当て対決」にトライ
鈴鹿央士と成宮寛貴らが「1億円(10kg)重量当て対決」にトライ

裏社会とつながる不良警官の良介役を演じた成宮と、郷田組のヤクザであり組長の“懐刀”として暗躍する不気味な怪力男、エリンギ役の青木は、昨年閉館した銀座・丸の内TOEIでのダイナミックなロケ撮影に言及。閉館直後の本物の映画館を壊して行われた前代未聞の撮影に臨んだ成宮は、「歴史ある映画館をぶっ壊して…。僕自身もアザだらけになるくらい。本当に悪いことしましたよね?」と城定監督に促すも、城定監督は「どうせ壊れるから…(笑)」と返し、会場は大爆笑。

鈴鹿央士、成宮寛貴、青木マッチョ、風吹ジュンらも大興奮
鈴鹿央士、成宮寛貴、青木マッチョ、風吹ジュンらも大興奮

青木は「映画館でも大暴れするエリンギという男のバックボーンなどを自分なりにいろいろと考えてみたんですけど、正直なにも出てこなかったので(笑)、とりあえずおかっぱヘアになって。生け花が得意なキャラと聞いていたので生け花教室にも通いました。観てもらえればわかりますが、まったく通った意味がなかったです(笑)」と、撮影の裏側を回顧した。

森七菜、MEGUMI、小手伸也らが勝利!
森七菜、MEGUMI、小手伸也らが勝利!

一方、警視庁から派遣された食わせ者の刑事、肥後役として成宮とお互いを探り合う緊迫の演技を見せた小手も、「これまでも大体“怪しい役”というのはやってて、最近はなにをやっても詐欺師なんじゃないかと言われてしまうのですが、今回城定監督からは『もっと怪しく!さらに怪しく!』と言われ続けました。セリフを言いながらだんだん自分でもわからなくなるほど怪しかった(笑)」と、緊張と緩和が混ざり合う唯一無二の城定組の雰囲気を振り返った。

金一封を獲得した森七菜、MEGUMI、小手伸也
金一封を獲得した森七菜、MEGUMI、小手伸也

また、海外映画祭での評判の高さについて話題が及ぶと、先日、第30回富川(プチョン)ファンタスティック国際映画祭でのワールドプレミア上映にて海外映画祭に初参加した鈴鹿は「韓国の方は刺激が強い作品に慣れているのかなって印象も少しありましたが、韓国版を観た方々にも『本当におもしろい!』と言ってもらえたのはすごくうれしかった」と、その手応えを実感した様子で喜びのコメント。城定監督も、「韓国版には負けないぞと思って撮っていたので、本当に光栄でしたね」と各国の映画祭でのノミネートや受賞について振り返った。

イベントは大いに盛り上がりを見せた
イベントは大いに盛り上がりを見せた

さらに、イベント後半では、本作のテーマである“1億円争奪戦”にちなんだ特別企画、「1億円(10kg)重量当て対決」も開催。鈴鹿・成宮・風吹・青木チームと森・MEGUMI・小手チームに分かれ、役柄さながらに“金の獣”と化して本気で札束を投入し合い、客席も大興奮となった。結果は、なんと鈴鹿チームが「9.8kg」、森チームが「9.9kg」とまさかの100グラム差に。城定監督から金一封が手渡されると、代表して森が「やった~!ありがとうございます!!」と歓喜の声をあげ、劇場内は盛大な拍手に包まれた。

フィナーレでも、再び頭上から膨大なお札が舞い散る圧巻のフォトセッションを実施。最後に主演の鈴鹿から「いままで観たことのないようなドキドキするシーンがたくさんで、1秒も見逃さずに楽しんでほしい。『極上のエンタテインメント、ここに爆誕!』という言葉がぴったりな強烈な95分間の映画になっています。皆さんも公開まで“わらけも宣伝部”として一緒に盛りあげてください!」と熱いメッセージが贈り、完成披露舞台挨拶は盛大に幕を閉じた。

文/山崎伸子

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