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「出来が悪い方はいらない」双子を引き離そうと離婚届を出す夫→妻「たしかに♡」切り捨てられたのは?

  • 2026.8.26

私には双子の息子がいます。兄である長男は賢くしっかり者、弟の次男は少し不器用で甘えん坊。対照的な性格ですが、2人とも素直で良い子に育ってくれました。息子たちが元気でいてくれるだけで私は十分に幸せでしたが、夫はそうではないようで……。

長男をひいきする夫

ある日の夜、夫が長男の分だけスマートフォンを買って帰ってきました。そもそも「まだ早い」と夫婦で何度も話し合っていたはず。それに、スマホを欲しがっていたのは長男だけではありません。それなのになぜか1つだけ……。私は驚きを隠せませんでした。


夫は長男の成績が良いからと、私の意見を完全に無視。次男にも買ってあげるように訴えると「甘やかすから出来が悪いんだ」と逆ギレしました。

次男はみるみるうちに顔を曇らせ、「僕、いらない……」とつぶやきました。その言葉に胸が締め付けられ「ママが買ってあげるからね」と約束すると、長男が「一緒に使おう」と提案してくれました。

夫は不満そうにしており、私の不信感は募るばかりでした。

きょうだいは平等なはずなのに…

それ以来、夫の長男ひいきはエスカレートしていきました。長男にだけアイスを買ってきたり映画館に連れていったりし、私が抗議すると「成績が良いほうにご褒美をあげて何が悪い」と開き直ります。


次男が一緒に連れていってほしいと頼み込んでも「テストで100点取ったら連れていく。80点しか取れないくせに図々しい」と言うばかり。私は泣きじゃくる次男を慰め、次男が行きたがっていたテーマパークに連れていきました。


そんな父親に対し、長男もこっそり次男におやつを分け与えたり、お土産を買ってきてくれたりしましたが、根本的な解決にはなりません。

クリスマスの夜、夫から渡された離婚届

事件が起きたのは、クリスマスの夜のこと。夫が長男にだけゲームのソフトを買ってきましたが、それは次男がずっと欲しがっていたものでした。自分もやりたいと泣く次男……。「一緒にやろう」と声をかける長男を遮り、夫は「お前はやっちゃダメだ!」と次男を怒ります。


次男はついに感情を爆発させ「パパなんか、いらない!」と泣き叫びました。すると夫は「俺もお前はいらない。離婚しよう」と言い放ち、あらかじめ用意していた離婚届を突きつけてきたのです。


なぜ急にそんな話になったのか尋ねると、「出来の悪い息子はいらないから、お互い1人ずつ引き取って離婚したい」とずっと考えていたと言うのです。私は驚きと怒りで頭が真っ白になりました。何より、息子たちを引き離すことは絶対に嫌でした。

真相を知っていたのは、長男で……

その夜、長男がこっそり私に、夫から買い与えられたスマホの画面を見せてきました。そこには、夫と知らない女性が手をつないで歩く写真が……。なんと夫は、長男だけを連れて出かけていると思いきや、不倫相手の女性も同行させていたのです!


夫が長男にだけものを買い与えていたのは、自分たちの関係を私に黙っておくための口止め料だったのです。さらに、夫の不倫相手は「もうすぐママになるのよ」と長男に吹き込んでいたことも発覚しました。

夫が日頃から「次男は出来が悪いからいらない」と話していたことが長男の反発を招き、自らスマホを使って証拠集めをするに至ったようです。


長男は外出中の彼らの会話もしっかり録音しており、不倫の証拠はそろっていました。夫は長男を物で懐柔できていると思い込んでいたようで、警戒せずに長男の前で不倫相手と親しげに振る舞っていたのです。

自分勝手な夫の末路

私はすぐに弁護士に相談し、離婚に向けて動き出しました。長男が集めてくれた証拠のおかげで、話し合いは有利に進められました。夫は不倫相手と別れるつもりはなく、長男を引き取る権利があると言い張りましたが、弁護士を通して交渉した結果、親権は私が持つこと、十分な慰謝料と養育費を支払うことで合意しました。


夫は離婚後に不倫相手と一緒になるつもりだったようですが、相手の女性は「長男の親権が取れないなら別れる」と言い出し、あっさり姿を消したそうです。どうやら不倫相手は、顔立ちが整っていて成績も良い長男のママになりたいと本気で思っていたようでした。

後から夫に聞いたところ、「一から子育てをするより、すでに優秀に育っている子どもを引き取るほうが手間がかからない」という身勝手な考えを持っていたと聞きました。

そんな無責任な人にわが子を任せるなど、到底ありえません。そして、離婚の手続きがすべて終わり、最後に夫と顔を合わせたとき、私はこう言い放ちました。


「『できる子を評価するのは当然だろ?』って言っていたわよね。だから、子どもたちを傷つけ、不倫までした父親として最低なあなたは、きっちりマイナス評価して切り捨てることにしたわ」すべてを失った夫は顔を真っ青にし、何も言い返すことができませんでした。

離婚後も、長男と次男がいてくれれば寂しいことなどありません。2人がいればなんでもできる気がします。こんなにすてきな子どもたちと離れることになった夫は、いつか深く後悔することでしょう。

◇ ◇ ◇

きょうだいで性格や得意なことが違うのは自然なことです。成績や要領の良さだけで子どもを比べたり、片方だけを特別扱いしたりすると、子どもの心に深い傷を残してしまうことがあります。

また、大人の都合や秘密を子どもに背負わせることは、決してあってはならないことです。子どもが安心して過ごすためには、どちらか一方を評価するのではなく、それぞれの個性を認め、同じように愛情を伝えていくことが大切ですね。

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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