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過酷すぎる! 年子の子育て。悪阻の中、離乳食を作っていたあの頃【書評】

  • 2026.8.24

【漫画】本編を読む

子育て夫婦に「笑い」と「共感」を巻き起こす『子育てしたら白目になりました』(白目みさえ)は、「育児あるある」いっぱいのコミックエッセイである。

臨床心理士でもあるみさえさんは、年子の姉妹を育てるママだ。長女が5歳、次女が4歳の時のお話。みんなで外を散歩していたところ、橋の途中で無造作に赤ちゃんの靴が落ちているのを発見する。

「どうしたんやろうなあ…」と心配する次女に、みさえさんは数年前のことを思い出す。「赤ちゃんがベビーカーか抱っこの紐の中で…捨てたんやろな」。

ママが気づかない内に、赤ちゃんはなぜか靴を脱ぎ捨ててしまうのだ。そう、これも「育児あるある」。

「なんでそんなことするん!?」と驚く次女。みさえさんにも理由は分からない。むしろ、なんでそんなことをするのかはママが一番知りたいはずだ。

すると靴の持ち主であろう赤ちゃんを抱っこしたママが、きょろきょろしながらやって来る。無事に靴を渡して一件落着。その流れで、娘たちが赤ちゃんの時を思い出すみさえさん。

出産や育児は、大変なことの連続だ。年子となれば、大変なんて言葉では言い表すことができないくらい「過酷」と言ってもいいだろう。

長女の離乳食を作りながら、まだお腹にいる次女の悪阻(つわり)に苦しみ、臨月の中、幼い長女をおんぶしなければいけなかったり……。

当時は必死で、白目をむきながら駆け抜けた日々。しかし振り返れば、それすらも愛おしく、笑える思い出に変わっていく。本書は、今まさにその渦中にいるパパやママに「大変なのは自分だけじゃない」と心から救ってくれる1冊だ。

文=雨野裾

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