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「子どもは3人くらいがにぎやかよ」結婚予定の私。だが、親戚のプレッシャーに感じた本音

  • 2026.8.25

独身最後の帰省で

結婚が決まって間もない頃、親戚の法事に出席したときのことです。

独身最後の帰省になると思い、婚約中だった夫も一緒に参加していました。

会場へ向かう車には親戚が何人も乗り合わせ、最初は結婚式や新生活の話でにぎやかでした。

そんな中、隣に座っていた叔母が私に笑いかけました。

「結婚が決まってよかったわね。新しい生活、楽しみでしょう」

「はい。まだ準備でバタバタしていますけど」

そう答えると、叔母は楽しそうに続けました。

「そのうち子どももできたら、もっとにぎやかになるわね。私は3人くらいいる家庭っていいなと思うの」

突然、将来の家族の話になり、私は少し戸惑いました。

「ああ……どうでしょうね。そこはまだ何も決めてなくて」

「そうなの?兄弟が多いと楽しそうじゃない。あなたならにぎやかな家庭が似合いそうだけど」

叔母に悪気がないことは伝わってきました。

ただ、私自身は子どもの人数どころか、これからどんな家庭を築いていくのかさえ、夫とゆっくり考えている途中です。

親戚が集まる場で細かく説明する話でもないと思い、私は「そうですね」とだけ返しました。

会場でも続いた将来の話

法事の会場に着くと、先に来ていた叔母の夫が声をかけてきました。

「久しぶりだな。結婚するんだって?おめでとう」

「ありがとうございます。ご無沙汰しています」

叔父は夫にも挨拶をすると、うれしそうに私たちを見ました。

そこへ叔母が、「さっき、子どもは3人くらいいたら楽しそうねって話してたのよ」と笑いながら口を挟みました。

叔父も「ああ、それくらいいたら家の中もにぎやかだろうな」と頷きます。

「まあ、二人でゆっくり考えます」

私がそう返しても、叔父はまだ楽しそうでした。

「若いうちは分からないけど、家族が増えるのもいいもんだぞ。うちは勝手に期待してるからな」

冗談めいた言い方でしたが、同じ話が続くうちに、私はだんだん返事に困ってしまいました。

当時、私は32歳で、夫は50歳。

子どものことだけでなく、仕事やこれからの暮らしについても、二人で話し合っている最中でした。

すると、隣にいた夫が穏やかに口を開きました。

「叔父さん、叔母さん。楽しみにしてくれているのはありがたいです」

そして私をちらりと見てから、少し笑いました。

「でも、これからどんな家庭にするかは、僕たちなりに考えていきたいんです。まだ何も決まってないので、そのあたりは気長に見ていてください」

叔父は一瞬きょとんとしましたが、すぐに「ああ、そうだな」と笑いました。

叔母も「ごめんごめん、先の話をしすぎたわね」と肩をすくめます。

「いえ。気にかけてもらえるのはうれしいです」

私もそう答えると、その場の空気は自然に別の話題へ移っていきました。

帰りの車で、私は夫に小さな声で「さっき、ありがとう」と伝えました。

すると夫は、「まだ二人でも決めてないことを、外から先に決められても困るからね」と笑いました。

その言葉に、私もようやく笑うことができました。

親戚に悪気があったわけではありません。ただ、将来の家族の形は人それぞれです。

夫が穏やかに線を引いてくれたことで、私自身も「二人のペースで考えればいい」と改めて思えた出来事でした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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