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良かれと思って送った夜の業務連絡が、部下の負担になっていた

  • 2026.8.24
ハウコレ

送った直後につく既読と、昼休みに机へ伏せて眠る部下。どちらも目にしていたのに、その原因が自分のメッセージにあるとは考えていませんでした。

帰宅後に手帳を開き、思いついた指示を部下へ送るのが私の習慣でした。

前日に伝えるのが親切だと思った

新人だった頃、私は出社直後に複数の指示を受け、予定を組み直すことに苦労していました。

その経験から、管理職になったら、前日のうちに伝えられる内容は共有しようと決めていました。先に知っていれば、部下も翌日の予定を立てやすいと考えたからです。

日中は会議や打ち合わせが続きます。落ち着いて手帳を確認できるのは、帰宅してからでした。

「明日の会議の資料、数字だけ先に確認しておいて」

そのメッセージも、夜に手帳を見返しながら送りました。急ぎではないため、読むのは翌朝で構わないと思っていました。

送信直後につく既読

夜にメッセージを送ると、部下はすぐに開いていました。返信を求めていなくても、既読の表示がつきます。仕事が早く、責任感のある部下なのだと思っていました。

しばらくすると、部下が昼休みに自分の席で眠る姿を見かけるようになりました。体調を崩しているのかもしれないと思いましたが、自分が送っている夜の連絡と結びつけることはありませんでした。

資料の確認漏れを指摘した日、部下から話す時間がほしいと言われました。仕事の進め方についての相談だと思い、会議室へ向かいました。

会議室で知った負担

向かいに座った部下は、迷いながら話し始めました。

「連絡は、次の日の始業後にまとめていただけませんか」

そこで初めて、夜に送ったメッセージを部下がその場で確認し、通知が気になって眠れない日もあったと知りました。

私にとっては翌日のための共有でも、部下には、すぐ確認しなければならない上司からの指示として届いていました。

「ごめん。朝に読んでくれたらいいと思ってた。これからは送る時間を変える」

そう返しながら、朝に読めばよいと一度も伝えていなかったことに気づきました。

そして...

今も夜に指示を思いつくことはあります。その場では手帳へ書き、必要な内容をメッセージの下書きに残すようにしました。

翌朝、内容を整理して1件にまとめ、始業後に送ります。部下の既読がつくのは、以前より遅くなりました。

夜の下書きには送信時刻が表示されません。その一覧を閉じてから、私も仕事用のスマホを机へ置くようになりました。

(40代女性・管理職)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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