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会うたびに持ち物も髪型も真似してくる友人に、私が聞いたこと

  • 2026.8.24
ハウコレ

前に会ったときには見たことがなかったバッグを、友人は持っていました。色も形も、私が少し前に買ったものと同じです。その次は髪型、さらに次はネイルまで重なり、偶然だと考えるのが難しくなりました。

友人が持っていた同じバッグ

大学時代からの友人とは、休みが合えば買い物や食事へ行く仲でした。何でも話すほど近くはありませんが、会えば近況を話しながら何軒も店を回ります。

私が新しいバッグを持っていた日、彼女は「使いやすそうだね。どこで買ったの?」と聞きました。店の名前を伝えると、それ以上その話は続きませんでした。

次に会ったとき、彼女は同じ店の同じ色のバッグを持っていました。

「同じものを買ったの?」と聞くほどの関係でもなく、自分の思い込みだったら恥ずかしい。私は、好みが似ていれば持ち物が重なることもあると考え、その日は何も言いませんでした。

会うたびに増える同じもの

さらに次に会った日、彼女は髪を切っていました。長さも前髪の形も、私が少し前に変えた髪型と似ています。以前、美容院の名前を聞かれていたことを思い出しました。

その次に会ったときは、ネイルが同じでした。私がSNSに載せたものと同じデザインが、彼女の爪に描かれています。彼女はバッグのときと同じように、ネイルについても触れません。

私は新しく買ったものや、次に試したい髪型を彼女へ話さなくなりました。

「どうして、いつも真似するの?」

距離を置く前に、一度だけ理由を聞こうと決めました。カフェで向かい合った日、彼女の爪には、私がSNSに載せたものと同じデザインが残っていました。

「どうして、いつも真似するの?」

彼女は膝の上に置いたバッグの持ち手を握り直し、答えました。

「かわいくて、つい」

続けて、自分で選ぶことが苦手で、私の持ち物を見れば失敗せずに済むと思っていたと話しました。同じものを買ったと伝えなかったのは、私に嫌がられるかもしれないと思っていたからでした。

理由を聞いて事情は分かりました。ただ、何も言わずに真似され続けた不快感まで、すぐになくなったわけではありません。

そして...

数週間後の待ち合わせで、彼女は見覚えのない色のバッグを持っていました。私が表面へ目を向けると、「これは自分で選んだ」と教えてくれました。

それから、彼女の持ち物には私が選ばない色や形が増えています。私も以前のように、買ったものをすべて話せるようになったわけではありません。

それでも、その日の待ち合わせでは、彼女のバッグや爪を最初に確かめずに済みました。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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