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【医師監修】首を温めるとどのような効果がある?肩こりや冷え性対策におすすめ

  • 2026.8.23
Saji+(さじたす)

PCやスマートフォンの使い過ぎで肩や首が疲れていたり、気温差やエアコンの影響で体が冷えたり、寝つきが悪くて睡眠の質が悪くなっていたりしていませんか。実は首を温めることで、その悩みが解決できるかもしれません。 この記事では、まえだ整形外科リウマチクリニックの前田俊恒院長監修のもと、首を温めることで期待できる効果や効率的に首を温める方法を紹介します。

首を温めることで期待できる効果

首の後ろをカイロなどで温める女性のイラスト
Saji+(さじたす)

 

首を温めることで期待できる効果を4つ紹介します。

血行が促進されて体が温まりやすくなる

首には太い血管が皮膚のすぐ下に通っています。温めることで血行が良くなり、全身が温まったり酸素や栄養が届けられるようになったりします。そのため体の末端である手先や足先が冷える時でも、首を温めると改善が期待できます。冷え性の対策に首を温めるのがおすすめです。

肩や首のこりを和らげる

肩や首は冷えると筋肉が固まり、こりを感じやすくなります。首を温めることで筋肉がほぐれたり、血流が良くなり疲労物質が流れやすくなったりします。眼精疲労対策にも首を温めることで血流が良くなり負担を減らすことができるので、おすすめです。

睡眠の質を良くする

深部体温を緩やかに下げることで、自然な眠気を感じます。首を温めて血流を改善することで、体温調節がしやすくなり入眠が早くなります。寝つきが悪かったり、睡眠の質が悪かったりする時は首を温めてみてはいかがでしょうか。

自律神経のバランスを整える

首の後ろには自律神経が通っています。首が冷えると交感神経が優位になり、温めるとリラックス効果のある副交感神経が優位になります。

なぜ首を温めると体に良い?

なぜ首を温めると体に良いのか2つのポイントを解説します。

首には太い血管が集まっている

首や方周りが冷えて全身が冷えている女性のイラスト
Saji+(さじたす)

 

首には頸動脈などの太い血管が集まっているうえ、特に首の皮膚のすぐ下に血管が通っているため、首は冷えやすい部位です。頸動脈は脳へ血液を送る動脈で、ここが冷えると全身への血流が滞りやすくなってしまいます。

 

そのため、首を温めることで血流が促され、体全体が温まりやすくなります。冷え対策として首を温めることは、効率的な方法の一つです。

自律神経と首の関係

自律神経 交感神経と副交感神経がシーソーに乗っているイラスト
Saji+(さじたす)

 

脳から首にかけて体にとって重要な神経が多く通っています。その中でも自律神経は体温調節・血流・消化などの機能を司ります。活動する時に働きアクセルの役割をする交感神経と、休息やリラックスする時に働く副交感神経の2つがあり、それぞれが交互に働くことで体を調節しています。

 

首が冷えると交感神経が優位になり、睡眠の質の低下・ストレスの増加・慢性的な疲労を感じやすくなります。一方で、首を温めることで副交感神経が優位になりやすく、心身がリラックスしやすくなると考えられています。そのため、就寝前や疲れを感じたときに首を温める習慣は、リラックスタイムにも役立つでしょう。

首を効果的に温める方法

首を効果的に温める方法を紹介します。

蒸しタオルを使う

タオルを首の後ろに当ててリラックスする女性
Saji+(さじたす)

 

手軽に首を温めるのにおすすめなのが、蒸しタオルです。濡らしたタオルをラップで包み、レンジで1分温めます。心地よい温度になったら、首の後ろに5~10分温めます。タオルが冷えたらすぐに首から離しましょう。

ネックウォーマーを活用する

ネックウォーマーをする女性
Saji+(さじたす)

 

マフラーやストールで首元を温めると、外出中の体温調整が簡単にできます。寒暖差の大きい日や冷房や暖房で温度差が大きい時の温度調整に活用してください。また、就寝中は首が布団から出て冷えやすくなります。寝る時用のネックウォーマーや肩当てなどを活用し、首を温めて睡眠の質を上げてみましょう。

温熱シートや温感グッズを使う

温感グッズ ネックマッサージャー
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使い捨てカイロや首肩用の温感グッズを使うのもおすすめです。首の付け根や肩甲骨の間などの血管が集まる部位に貼ると、効率的に温めることができます。直接肌には貼らずに服の上から使い、長時間同じ場所に貼って低温やけどにならないように注意してください。

入浴で首までしっかり温める

お湯に浸かってリフレッシュする女性 首元フォーカス
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シャワーだけで済ませるのではなく、湯船に浸かることで全身の血流が良くなります。半身浴では上半身が冷えてしまうので、首までお湯に浸かると首や肩も温まります。熱すぎるお湯だと交感神経が刺激されて筋肉が緊張してしまうので、38~40℃のぬるめのお湯に15~20分ほど浸かるとリラックスできるでしょう。

首を温めるおすすめのタイミング

在宅イメージ PCを開いて肩に手を当てる女性 肩こりイメージ
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首を温めるのにおすすめのタイミングを3つ紹介します。

冷えを感じた時

1つ目は、冷えを感じた時です。首には太い血管が集まっているので、首を温めることで全身の血液の巡りを良くして冷えを解消できます。特に冬場の外出時や冷房の効いた室内で寒さを感じた時は、ネックウォーマーやマフラー、蒸しタオルなどを活用して首を温めるのがおすすめです。

デスクワークの合間

2つ目は、デスクワークの合間です。PCやスマートフォンを長時間使っていると、肩や首が疲れてしまいますよね。1~2時間に一度を目安に休憩を取り、首を温めながら軽く首や肩を動かすと、同じ姿勢による筋肉の緊張などの負担を軽減しやすくなります。

就寝前

3つ目は、就寝前です。首を温めることで副交感神経が優位になりリラックス状態になります。寝つきが悪かったり、途中で目が覚めてしまったりする悩みがある場合は、寝る30分ほど前に首を温めてみるのも一つの方法です。すべての人に効果があるとは限りませんが、就寝前のリラックス習慣として取り入れることで、心地よく眠りにつきやすくなる場合があります。

首を温める時の注意点

首を温める時の注意点を解説します。

低温やけどに注意する

カイロを持つ手
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熱湯や火などの高い温度によるやけどではなく、44~50℃前後の低い温度でも長時間触れ続けるとやけどは起こります。そのため湯たんぽや使い捨てカイロを長時間同じ場所に当てると、皮膚の奥でやけどをしてしまうことがあるので、使い方には注意してください。

体調が悪い時は無理をしない

風邪の時に首を温めると、血流がよくなりリラックスして回復のサポートになることもあります。ただし、発熱している時や首を温めて体調が悪くなった時は無理に温めずに、安静にしてください。また、慢性的な肩こりや首の疲れには首の温めが良いですが、急性の痛みや炎症の場合は冷やしたほうがいいこともあります。迷った場合は整形外科などの医療機関を受診してください。

首を温めることに関するよくある質問(FAQ)

首を温めることに関するよくある質問に回答します。

首のどこを温めると効果的?

背中 首 ツボ「大椎(だいつい)」のイラスト
Saji+(さじたす)

 

全身を温めたり、肩こりや首の疲れを取ったりするためには、首の後ろを温めるのが効果的です。首を前に倒した時に首と背中の間にぽこっと骨が出るポイントは、全身を温めるのに良いとされる大椎(だいつい)と呼ばれるツボです。

首を温める時は何分くらいが目安?

首を温める時は20~30分が目安で、自分が心地よいと感じる程度にとどめておきましょう。長時間温める際は低温やけどに注意してください。

寝る時に首を温めても大丈夫?

就寝前に首まわりを温めることで、血流が促され、心身がリラックスしやすくなると考えられています。ただし、温めすぎたり、締め付けが強かったりすると、睡眠の妨げになってしまうので注意しましょう。また、使い捨てカイロは睡眠中は熱さや痛みを感じにくく低温やけどを起こしやすいので、寝る時は使わないようにしてください。

首を温める習慣で冷えや疲れ対策をしよう

伸びをする女性 息抜きやリフレッシュイメージ
Saji+(さじたす)

 

首まわりを温める習慣は、血流の改善や自律神経の働きをサポートする効果が期待されています。冷えや肩・首のこりが気になる人や、就寝前にリラックスしたい人は、日常生活に首を温める習慣を取り入れてみるのもよいでしょう。

 

ネックウォーマーや蒸しタオル、温熱グッズなど、自分が続けやすい方法を選ぶことが大切です。無理のない範囲で取り入れながら、毎日の冷えや疲れ対策に役立ててみてください。

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