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「社会保険料を下げろ」と訴えたロスジェネ世代、20年後に叶うも高齢者となり事態一変【作者に聞く】

  • 2026.8.23
昨今の社会では主流の主張だ まくべす(@maxvess3)
昨今の社会では主流の主張だ まくべす(@maxvess3)

選挙が行われる際、昨今の傾向として各党がこぞって公約に挙げるのが「消費税の減税」と「社会保険料の引き下げ」である。日用品の値上がりが止まらない時代において消費税減税はありがたく、給料があがっても手取りが増えない現状では、社会保険料の引き下げもまた聞こえがよい。しかし、これらに落とし穴はないのだろうか。今回は『行く末』と題された、社会保険料引き下げが行われた未来を風刺した4コマ漫画を紹介する。

社会保険料が引き下げられた20年後の未来。みんな喜んでいるが、このあとまさかの…! まくべす(@maxvess3)
社会保険料が引き下げられた20年後の未来。みんな喜んでいるが、このあとまさかの…! まくべす(@maxvess3)
行く末_P03 まくべす(@maxvess3)
行く末_P03 まくべす(@maxvess3)
行く末_P04 まくべす(@maxvess3)
行く末_P04 まくべす(@maxvess3)

ロスジェネ世代の悲願達成から20年後…事態は一変!

「社会保険料が高すぎる!」「現役世代を重視せよ」と必死に訴えているのは、バブル崩壊後の就職氷河期に社会に出た現在40代~50代前半の「ロスジェネ世代」の2人だ。ブラックな働き方やパワハラも当然だった時代を耐え抜いてきたこの世代は、一般的に努力家や真面目な傾向にあるといわれている。

2コマ目では、彼らが必死に訴え続けてきた20年後が描かれている。「我々が尽力した甲斐がありましたね」と話しているあたり、社会保険料の引き下げが叶った未来のようだ。喜ばしい結果のように思えたが、続く3コマ目で事態が一変する。果たして、一体何が起こったのだろうか。

悪い想像は漫画のネタに。作者が語る「自己責任の世界」への懸念

本作を描いたのは、Web広告関係の仕事をする傍ら、SNSでサラリーマンのあるある漫画を投稿しているまくべすさん(@maxvess3)だ。制作のきっかけについて、「ありえる未来かなと思い描きました。今、社会保険の負担が重いですが、自分たちもいずれ高齢者になることを思うと…。それに、自分たちが高齢者になるころには支える世代はもっと少ないので、本当に自己責任の世界になりそうだなと思います」と語る。

さまざまな未来を想像させられる本作だが、まくべすさんは「想像したところでなるようにしかならないですが、悪い想像は漫画のネタにでもして、笑い飛ばせればいいかなと思って日々描いています」と明かしてくれた。物事にはメリットとデメリットの両面がある。本作はあくまで「デメリットになりうる可能性の1つ」を描いた風刺漫画だ。

サラリーマンの共感を呼ぶまくべすさんの漫画『目指せ!日本一の社畜!ぬこリーマン』は、SNSにて随時更新されているので、ほかの作品もぜひ読んでみてほしい。

画像提供:まくべすさん(@maxvess3)

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