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駐車場で自損事故を起こした30代女性→「車両保険で自己負担ゼロ」安心していたが…2週間後、突きつけられた“想定外の負担額”

  • 2026.9.27
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

みなさま、こんにちは。元銀行員の金融ライター・池田です。

自動車保険の契約内容について、「細かな条件を正確に把握していない」という人は多いのではないでしょうか。

満期を迎えて自動更新のお知らせが届いても、さっと目を通すだけで処分してしまっている人は要注意です。

今回は、自損事故を起こすも「車両保険で自己負担ゼロ」と安心していたら、思わぬ費用負担に苦しむことになった女性の事例を紹介します。

「車両保険を使って修理できる」と安心していた女性

30代の女性・Aさん(仮名)は、自宅マンションの駐車場で自損事故を起こしてしまいました。

幸い、マンションのブロック塀にキズや欠けは見られなかったものの、Aさんの車には後部座席のドアから車体の後ろ側まで大きなキズが。

新車で購入してから1年しか経っていなかったこともあり、修理することにしたそうです。

「自動車保険の契約時、車の修理費用をカバーできる『車両保険』を付けていたことを思い出したんです。ネットのマイページから確認したところ、修理代260万円までであれば保険金が支払われることが分かりました」

キズの修理についても調べてみると、目立たないようカバーするのみであれば20万円程度が相場であるものの、新品の部品と交換する場合はそれ以上かかるとのこと。

しかし、保険金の範囲内であれば費用はカバーできるため、Aさんは新品部品と交換してきれいに修理する方法を選ぶことにしたそうです。

「せっかくならできるだけきれいに直したいし、保険のおかげで助かった」

そう思っていたといいます。

2週間後、まさかの費用負担が発覚…

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

Aさんが実際に車の修理を依頼したのは、事故から2週間後のことでした。

保険証券を持参して見積もりを待っていると、担当者から以下のような説明が。

「Aさまの車両保険は、免責金額が5万円となっています。これは契約者さまで自己負担していただく分になるので、5万円はお支払いをお願いすることになります」

Aさんは驚きます。

「そうなんですね、分かりました。そのほかの費用は保険でカバーできるんですよね?」

「レンタカー特約がないため、修理中のレンタカー費用も必要です。また、保険の利用によって自動車保険の“等級”が下がるので、Aさまの場合、今後3年分の保険料が合計7万円ほど高くなります」

「そんなにかかるんですか!?それに、レンタカー費用も…」

結局、免責金額5万円、修理中のレンタカー費用4万円、保険料増額分7万円を合わせると、Aさんの自己負担分は16万円に。

「どちらにしても修理する意向は変わりませんが、まさか16万円も費用負担が発生するなんて…。契約内容をよく確認しておくべきでした」

そう振り返っていました。

万が一のときの負担はいくら?契約内容の見直しを

自動車保険の契約内容は、ネットのマイページや保険証券から確認できます。

基本的な補償内容や免責金額に加えて、レンタカー特約や弁護士費用特約など、各種特約・オプションの有無もチェックしておきましょう。

また、等級が下がって保険料が高くなることを考慮すると、修理費用が少額であれば、保険を使わない方がトータルの費用を抑えられるケースもあります。

「保険があるから大丈夫」と思い込まず、「何がどこまで補償されるのか」を正しく把握しておくことが重要です。


監修・執筆:元銀行員・ikebu

元銀行員の金融・法律ライター。一種外務員資格(証券外務員一種)、行政書士資格を保有。大学では法学部・法律学科に在籍し、卒業後は地方銀行に入行。個人リテール業務において、投資信託・生命保険商品の販売を中心とする資産運用のサポートのほか、住宅ローンや相続などの幅広い業務に携わる。法人営業では、事業性融資や法人向けの運用商品販売を担当。現在は金融・法律ジャンルを中心にライターとして活動。銀行員時代の経験や保有資格を活かし、専門的な内容を分かりやすく丁寧に解説することを得意とする。

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