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「国債はお金が増えない」貯金500万円を“定期預金”に入れた50代女性→2年後、銀行窓口で告げられた事実に“驚いたワケ”

  • 2026.9.6
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

個人向け国債は国が発行している商品であり、元本割れの心配がない安全な運用方法として人気です。

「国債はお金が増えない」というイメージを持つ人も多いですが、近年は市場金利の上昇にともなって国債の金利も徐々に上がっており、以前とは状況が変わってきています。

今回は、貯蓄500万円の置き場所として国債を検討していなかったものの、試算結果に後悔した女性の事例を紹介します。

「国債は金利が低い」運用の選択肢に入れていなかった女性

50代の女性・Aさん(仮名)は、余裕資金の貯蓄500万円を普通預金に置いていました。

「運用して少しでも増やしたい」という思いはあったものの、株式などのハイリスクな商品には抵抗があったAさん。資産の半分以上は、安全な商品でコツコツ運用したいと考えていたそうです。

「国債の存在は知っていましたが、『金利が低くお金が増えない』『一昔前の運用方法』のようなイメージを持っており、特に調べたり話を聞いたりすることはなく…。今後も運用の選択肢に入ることはないと思っていました」

その後も普通預金の500万円はしばらくそのままになっていましたが、やがて市場金利が上昇傾向に。

そんな中、たまたま銀行を訪れた際にキャンペーン定期を紹介され、500万円のうち300万円で金利0.7%の3年定期を作成したそうです。

また、NISA枠を活用し、毎月2万円の積立投資も始めました。

2年後、まさかの試算結果にあ然…

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

Aさんが運用を検討し始めてから2年後、銀行で積立投資の運用状況を確認することになったAさん。

ふと目についた国債のチラシを見ていると、担当者が声をかけます。

「最近は国債の金利も上がっていますよね。金利固定・5年の商品では1.58%になっていますよ」

Aさんは驚きます。

「そんなに金利が高いんですか?てっきり定期預金と変わらないくらいかと…」

「約1年前から徐々に金利が上昇しており、ここ数ヶ月で1.5%を超えるようになったんです。ホームページから簡単に利息を試算できますよ」

試算してもらうと、固定5年を500万円購入した場合、5年間の合計利息は約31万4700円(税引き後)となることが分かりました。

「もっと早く知っていたら運用の選択肢も広がったのに…と、すごく後悔しました。イメージや思い込みに左右されず、しっかり情報をキャッチしておけばよかったです。今回は残りの200万円で固定5年を購入することにしましたが、今後の金利動向によっては国債の割合を増やしていこうと考えています」

Aさんはそう振り返っていました。

資産運用は「情報収集」から

個人向け国債の金利は、以前と比べて大きく上昇しています。

2026年9月募集分は、固定5年で金利2.24%に。500万円購入した場合、5年間の合計利息は約44万6200円(税引き後)となる試算です。

国債に限ったことではありませんが、運用商品に影響を与える市場金利や環境、制度内容は、時代とともに目まぐるしく変化しています。 Aさんのようにこれまでのイメージだけで判断してしまうと、運用機会を逃してしまう可能性も。

大切なのは、その時々の金利や商品の特徴を理解したうえで、ご自身の目的・リスク許容度に合ったお金の置き場所を選択することです。 資産運用を始める第一歩として、まずは最新の情報を調べてみるのもよいでしょう。


※個人向け国債は、発行後1年間は原則として中途換金できません。1年経過後は中途換金が可能ですが、その場合、直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685(税引後相当額)が差し引かれます

監修・執筆:元銀行員・ikebu

元銀行員の金融・法律ライター。一種外務員資格(証券外務員一種)、行政書士資格を保有。大学では法学部・法律学科に在籍し、卒業後は地方銀行に入行。個人リテール業務において、投資信託・生命保険商品の販売を中心とする資産運用のサポートのほか、住宅ローンや相続などの幅広い業務に携わる。法人営業では、事業性融資や法人向けの運用商品販売を担当。現在は金融・法律ジャンルを中心にライターとして活動。銀行員時代の経験や保有資格を活かし、専門的な内容を分かりやすく丁寧に解説することを得意とする。

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