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親友への返信を敬語に変え続けた私が、カフェで伝えた理由

  • 2026.8.20
ハウコレ

「軽く扱われた気がして、怖かったの」。そう伝えるまで、私は理由を書かない敬語の返信を送り続けました。関係を壊したくないと思いながら、説明を避けて親友を不安にさせていたのです。

送信ボタンを押す前、私は「また誘ってね」を「また誘ってください」に変えました。

始まりは「転職のこと、聞いたよ」

相手は学生時代からの親友です。返信の口調を変えたのは、共通の友人から「転職のこと、聞いたよ」と連絡が届いたあとでした。

転職の悩みは、親友にしか話していません。家族にも伝えていない段階でした。悪気なく話したのだろうと思っても、迷いながら打ち明けた内容が、自分の知らないところで別の人へ渡っていた事実は変わりません。

なぜ話したのか聞くこともできず、私は返信の口調だけを変えました。

理由を言わずに取った距離

「ありがとうございます。また誘ってください」。敬語に変えれば、以前と同じ距離感で返さずに済むと思いました。日程に触れなかったのは、今すぐ会う約束を進めたくなかったからです。

「敬語、どうしたの?」と聞かれたときは、「そういうつもりじゃないよ。ごめんね」と返しました。そこだけ以前の口調に戻ったのは、距離を置いていると認めれば、理由まで説明することになると思ったからです。

親友の説明を聞き、私の相談を大切に考えていなかったと確かめるのが怖くて、丁寧な文面へ逃げていました。

関係を壊したくないと思いながら、私は理由を伝えず、親友を不安にさせる返し方を続けていました。

カフェで伝えた本音

数週間ぶりに会ったカフェで、飲み物が届いてから「私、何かした?」と聞かれました。

「何もないよ」と答えるつもりでしたが、私は転職の話を出しました。

「共通の友達から『聞いたよ』って言われたの。私、あなたにしか話してなかったから」

私が知りたかったのは、なぜ別の友人へ話したのか、親友が私の相談をどう受け止めていたのかでした。ただ、その質問を避けていた数週間、親友を悩ませたことも事実です。

そして...

「軽く扱われた気がして、怖かったの」

私がそう伝えると、親友は勝手に話したことを謝りました。力になってもらえればと思って別の友人へ伝えたことも、本人に確認しなかったことも話してくれました。

帰りの電車で、メッセージ画面を開き、敬語を使わずに「今日はありがとう。また誘ってね」と送りました。

以前の口調へ戻しただけで、元の関係に戻れたとは考えていません。次に何か引っかかったときは、敬語へ変える前に、理由を本人へ伝えるつもりです。

(20代女性・販売職)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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