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メイド・イン・イタリアの木工家具「ポラダ」が追求する、木と暮らしの新しいかたち

  • 2026.8.18
Hearst Owned

1948年にイタリア北部のブリアンツァ地方で創業した「ポラダ」は、長い歴史のなかで培ってきた高い木工技術を基盤に、木の質感を生かした優美な家具を世界に届けてきた。そのこだわりは、木を素材として「使う」だけにとどまらない。森林を自ら所有し、植林にも取り組むなど、木が育つ環境からものづくりを考えていることも、同ブランドの大きな特徴だ。

そんな「ポラダ」が日本の「生き甲斐(Ikigai)」をコンセプトに掲げた最新コレクションを発表。来年1月の日本発売に先駆け、その魅力を一足早くお届けする。

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着想源は、日本の「生き甲斐」

2026年のミラノ・デザインウィークで発表されたコレクションのコンセプトは、日本に深く根ざした考え方である「生き甲斐(Ikigai)」だ。「ポラダ」は、この言葉を文化、そしてスタイリングという2つの視点から解釈。喜び、意義、そして世界への貢献を調和的に組み合わせたコレクションのあり方を目指した。

日本で発売される新作のなかでも強い存在感を放つのが、モジュールソファ“ロード(Rhode)”。丸みを帯びたおおらかなシルエットのなかに添えられたアーム部分の無垢材のアクセントが目を引く。

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背もたれと一体化したアームレストをソファの正面から見ると、繊細な木目が浮かぶ木板が姿を現す。同じ無垢材を使ったサイドテーブルを、アームレストの代わりに、あるいはソファの端に設置することも可能だ。やわらかいファブリックとソリッドな無垢材が絶妙なバランスをつくると共に、自然素材が空間に温かみをもたらす。手掛けたのは、デザイナーのジュゼッペ・ヴィガノだ。

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木製のフレームが美しいダイニングチェア

カナレット・ウォールナットを用いたフレームが美しい “ニッサ(Nissa)”は、マウリツィオ・マルコナートとテリー・ザッパがデザインを手掛けたダイニングチェアだ。人間工学にもとづいた設計で、長時間にわたり高い快適性を持続。座面だけでなく背もたれにもクッションを配することで、快適な座り心地を実現している。異なる素材を組み合わせながらも、木の表情を主役として生かす姿勢は、ここにも共通している。

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曲線と直線のバランスがエレガント

“コピン(Copine)”は、モダンなリビングに溶け込むラウンジチェアだ。デザインを担当したガブリエレ&オスカー・ブラッティは身体を包み込むようなフォルムにたっぷりとパディングを施し、抜群の座り心地を実現。ふっくらとしたシェルに合わせた直線的な脚部が、洗練された雰囲気を完成させている。

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広大な森林を所有し、後世に続くものづくりを展開

「ポラダ」の木へのこだわりを語るうえで欠かせないのが、家具の素材となる木そのものへの取り組みだ。木工の経験をもとに発展してきた「ポラダ」は、2011年よりフランス・ブルゴーニュ地方に280haの森林を所有し、家具づくりに必要な木材の供給を含むサプライチェーンの一部を自社で管理している。そして2024年には10,000本の苗木を植林。この取り組みによって森林の生物多様性が高まり、これまでのアッシュ材に加えてオーク材の収穫・使用が可能になった。

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耐久性が高く、着色仕上げも容易で美しいオーク材の魅力を生かしたのが、ブランドの中でもロングセラーであるダイニングテーブル“インフィニティ(Infinity)”だ。贅沢に削り出された12のオーク材パーツを職人の手でつなぎ合わせてインフィニティ・ループを描き、ガラス製の天板を支える脚部とした。ラッカー塗装と研磨を繰り返すことによって引き出されたオーク材の美しい木目となめらかな手触りが、感性を刺激する。70年以上にわたってブランドの基盤である木工技術を磨き続け、今では樹木の生産にも関与してサステナビリティに貢献する「ポラダ」。日本の文化と共鳴する最新作を通して、その現在地を見つめたい。

※写真はウォールナット材を使った“インフィニティ(Infinity)”

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