1. トップ
  2. 気づけばビニールプールが4つも!?モノが増えがちな季節…夏休みの自由研究にもなる「持ち物調査」のすすめ

気づけばビニールプールが4つも!?モノが増えがちな季節…夏休みの自由研究にもなる「持ち物調査」のすすめ

  • 2026.8.17

夏休みもいよいよ後半。振り返ってみると、夏休みに入ってから「子どものために」と増えたモノ、ありませんか?部屋はいつも以上に散らかるし、毎日のお昼ごはんも考えなければいけない。宿題を見たり、予定を立てたり、どこかへ連れて行ったり……。ただでさえ親のタスクが増える夏休みですが、気づかないうちに家の中の「モノ」まで増えやすい季節です。こんにちは。ママの片づけを500軒以上サポートしてきた、整理収納アドバイザーのありママです。片づけサポートでたくさんのお宅を見てきましたが、夏にしか使わないモノは意外と多いもの。しかも「子どものために」と思うほど、「あれも必要」「これもあった方が楽しめそう」と無意識に増えやすいんですよね。

「子どものために」が、モノを増やす

「せっかくの夏休みだから、子どもにいろいろな経験をさせてあげたい」「楽しい思い出をたくさん作ってあげたい」――私も親なので、その気持ちはよくわかります。例えば海に行くなら、水着、ラッシュガード、浮き輪、水用サンダル、水鉄砲、スコップ、バケツ……。「あ、日よけのテントも必要かな」「せっかくなら海辺でバーベキューもしたいな」なんて考えていくと、必要そうなモノは際限なく出てきますよね。我が家の場合は、おうちプールでした。子どもが小さいころ、「これなら絶対喜ぶ!」と大きなプールを買ったものの、いざ使ってみたら水を入れるのが大変だし、設置も片づけも面倒……。一度使ったものの、それ以降は出すことすら億劫になり、結局、市民プールへ行きました(笑)。子どものために買ったはずなのに、使ったのはほんの数回。そして夏休みが終わると、「また来年使うかもしれないモノ」として家に残ります。こうして毎年少しずつ夏用品が増えていけば、家の中にモノが増えるのも当然なんですよね。

 (1708998)

夏休み後半こそ、一度見直そう

そこでおすすめしたいのが、まずは新しいモノを買う前に、今ある夏用品を親子で見直してみること。例えば、水筒は家に何本ありますか? 保冷バッグは? 浮き輪は? 子どもの水着は今年も着られるサイズでしょうか。「そういえば去年買ったものがあった!」「同じような保冷バッグが3つも出てきた」「この水着、もうサイズアウトしてる……」など、全部出してみると、意外な発見があります。実は片づけサポートでも、「持っているのに買おうとしていた」ということは珍しくありません。先日のサポートでも、押し入れを見直したところ、夏用の冷感寝具がいくつも出てきて、「追加購入するつもりだったけれど、これだけあるなら買わなくてよさそうです」と、新しいモノを買わずに済みました。だからこそ、買い物へ行く前に、まずは家の中を調べてみましょう。

親子でやってみよう!「わが家の夏のモノ調査」

せっかくの夏休み! お子さんにも手伝ってもらいましょう。保冷剤、水着、水筒、保冷バッグ、レジャーシート、虫よけ・日焼け止め、花火、虫取りグッズ、外遊びグッズなど……。家中から夏に使うモノを集めたら、親子でチェックしてみましょう。ここで大切なのは、親が全部判断してしまわないこと。「これ使ってる?」「来年も使いたい?」「こんなに持っていたけど、どう思う?」とお子さんにも聞いてみてください。自分で数えて、自分で考えることで、子どもにとっても「自分たちがどれくらいモノを持っているのか」を知るきっかけになります。

 (1709000)

実はこれ、夏休みの自由研究にもできます

そして、「自由研究、まだ終わってない……!」というご家庭にも朗報です(笑)。実はこの「夏のモノ調査」、少しまとめるだけで自由研究にもできます。テーマは「わが家には夏のモノがいくつある?」でも、「わが家の夏用品を調べてみた!」でもOKです。難しい研究にする必要はありません。「なぜ調べようと思ったのか」「どうやって調べたのか」「何がいくつあったのか」「そのうち実際に使っているモノはいくつあったのか」「調べてわかったこと」 の順番にまとめていくだけです。例えば、「水筒は7本あったけれど、よく使っているのは3本でした」「保冷剤が20個もあってびっくりしました」「使っていないモノが思っていたよりたくさんありました」「次からは買う前に、家に同じモノがないか確認したいです」これだけでも、ちゃんと「調べて、比べて、考える」自由研究になります。ビフォーアフターの写真を撮っておくのもおすすめ。そしてなにより、家まで片づく! 親としては、なかなかありがたい自由研究ではないでしょうか。

夏用品じゃなくてもOK!「自分の持ち物」を調査してみよう

夏用品に限らず、子ども自身の持ち物をテーマにするのもおすすめです。例えば文房具。鉛筆、消しゴム、カラーペン、ノート、シールなどを全部集めて、「持っている数」と「実際によく使っている数」を調べてみます。「鉛筆は28本あったけれど、いつも使っているのは5本くらいだった」「消しゴムは9個もあった」など、数えてみると本人もびっくりするかもしれません。他にも、おもちゃならぬいぐるみやミニカー、人形、カード、カプセルトイ。工作グッズなら折り紙、画用紙、シール、絵の具。服ならTシャツ、ズボン、靴下。さらに、本やマンガなども調査しやすいでしょう。親から「いっぱい持ってるんだから、もう買わないよ!」と言われるのと、自分で数えて「え、私こんなに持ってたの?」と気づくのとでは、受け取り方も違います。持ち物の数を数えて客観視することは効果的です。片づけは、ただモノを減らすことではありません。まずは「自分が何をどれだけ持っているのか」を知ることから始まります。夏休みの自由研究が、自分の持ち物について考えるきっかけになったら、それもひとつの学びではないでしょうか。

 (1709001)
 (1709002)

子どもが喜ぶのは、本当に「モノ」?

そして、夏用品を見直しながら、親子で一度考えてみてほしいことがあります。「モノがなければ、夏休みは楽しめないのか?」もちろん、新しい浮き輪やおもちゃを買ってもらったら、子どもは喜びます。必要なモノまで我慢する必要もありません。でも、楽しい思い出を作るために、毎回新しいモノが必要なわけではありません。一緒にかき氷を食べたこと、公園でびしょ濡れになって水遊びをしたこと、夕方に散歩したこと、家族で花火をしたこと――。そんな何気ない時間も、子どもにとっては立派な夏の思い出です。ちなみに、この夏我が子に「今のところ夏休みで何が一番思い出に残ってる?」と聞いてみました。返ってきたのは、「旅行の帰り道に虹を見たこと」と「親戚の家で夜に花火をしたこと」。高価なおもちゃでも、特別なレジャー用品でもありませんでした。子どもに楽しい経験をさせてあげたい。でも、「楽しい経験をさせる=そのためのモノを買いそろえる」ではないんですよね。

 (1708999)

モノを減らすことは、楽しみを減らすことじゃない

モノが増えれば、その分だけ管理する手間も増えます。しまう場所を作り、使うときに探し、使ったら片づけ、壊れていないか確認し、来年まで保管する。その管理をするのは、多くの場合、親です。ただでさえ忙しい夏休み……。「楽しむために買ったモノ」に追われて親が疲れてしまったら、なんだかもったいないですよね。モノを減らすことは、楽しみを減らすことではありません。むしろ管理するモノが減れば、探し物が減り、片づけも準備もラクになり、親にも子どもにも「楽しむ時間」が増えます。夏休み後半の今、この夏に増えたモノも含めて、一度、家にある夏用品を子どもと一緒に広げてみてください。そして、これから何か新しいモノが欲しくなったときには、「家に同じようなモノはなかったかな?」と一度立ち止まってみる。そうやって自分たちが持っているモノを知り、「本当に必要かな?」と考えることも、子どもにとって大切な経験のひとつです。「何を買おう?」ではなく、「今、何を持っている?」。そんな親子の会話から、残りの夏休みを楽しんでみてはいかがでしょうか。

▼あわせて読みたい

Instagram:ありママ(@arima1987_home)

オンライン片づけサポート

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ