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子どもたちが歓喜!W杯開催国が学校スケジュールを変更。大会期間中は“夏休み”に

  • 2026.5.9

メキシコの子どもたちにとって、今年は最高の夏休みとなりそうだ。

メキシコ教育省(SEP)は7日、2026年FIFAワールドカップの自国開催を控え、小学校から高校までの学校のカレンダーを大幅に変更することを正式に発表した。メキシコメディア『N+』が報じたところによると、2025-2026年度の授業は当初の予定より約1カ月前倒しされ、6月5日に終了することになった。

この決定は、SEPのマリオ・デルガド教育大臣と全国の州教育長らによる「全国教育当局評議会」の全会一致の合意に基づくものだ。背景には、6月から7月にかけて続く猛暑(一部地域で45℃超の異常高温が予想される)への対応と、ワールドカップ開催による交通・治安などの混乱を避ける狙いがある。大会は6月11日にメキシコで開幕し、メキシコ代表の初戦も同日に予定されている。

変更後のスケジュールでは、児童・生徒は6月5日から夏休みに入り、学校の事務業務は6月12日に終了する予定。教職員は8月10日に一度登校して1週間の会議を行い、8月17日から28日まで2週間の学習補強期間を設けた上で、2026-2027年度の新学期を8月31日にスタートさせる。

つまり、小学生から高校生までの学生たちは、W杯期間中は休みとなる。SEPは、この補強期間により学習指導要領の内容を確実に消化し、生徒の学力低下を防ぐ方針を示している。

元々は7月15日に終了予定だった学校年度をここまで前倒ししたのは、ワールドカップという国民的イベントへの配慮も大きい。大会期間中、メキシコ全土でサッカー熱が高まる中、子どもたちが授業の心配をせずに試合観戦や関連イベントを楽しめる環境を整える狙いもある。

これでメキシコの子どもたちが、家族や友人とともに自国開催のワールドカップを存分に満喫できる環境が整ったと言えそうだ。

筆者:江島耕太郎(編集部)

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