1. トップ
  2. エピソード
  3. 「ベランダの仕切りから、またホースが」少しずつ私物をはみ出させる隣人。だが、管理会社が注意した結果

「ベランダの仕切りから、またホースが」少しずつ私物をはみ出させる隣人。だが、管理会社が注意した結果

  • 2026.8.13
「ベランダの仕切りから、またホースが」少しずつ私物をはみ出させる隣人。だが、管理会社が注意した結果

仕切り板の下から、ホースが伸びていた

以前、築年数の経ったマンションに住んでいた頃のことです。

ある朝、洗濯物を干そうとベランダへ出ると、隣室との仕切り板の下から、緑色のホースがこちら側へ伸びていました。

仕切り板と床の間にはわずかな隙間があり、そこからホースの先が30センチほどはみ出していたのです。

「片づけ忘れただけかな」

私はそう思い、ホースを踏まないよう避けて洗濯物を干しました。

隣人とは、廊下で顔を合わせたときに会釈をする程度の関係です。わざわざ注意するほどのことではないと思っていました。

ところが数日後、今度はほうきの柄が仕切り板の横から突き出していました。

さらにその翌週には、植木鉢の受け皿や折りたたんだ園芸用シートまで入り込んでいたのです。

どれも大きな物ではありません。それでも洗濯かごを持って歩くたびに足元を確認し、シーツを干すときには、はみ出した物を避けなければなりませんでした。

「どうして私が、自分のベランダで遠慮しているんだろう」

そう思いながらも、隣人と気まずくなるのが嫌で、私は何も言えずにいました。

飛んできた空の植木鉢が、窓にぶつかった

管理会社へ連絡するきっかけになったのは、風の強い日のことでした。

ベランダから大きな音がして窓を開けると、空のプラスチック製植木鉢が転がっていました。

仕切り板の横にある隙間を通って、隣から飛んできたようです。

植木鉢は窓ガラスにぶつかって止まっていました。

幸い割れてはいませんでしたが、もし洗濯物を干している最中だったらと思うと、怖くなりました。

私はその場の様子を写真に残し、管理会社へ電話しました。

「隣のベランダから私物が何度もはみ出しています。今日は植木鉢が飛んできて、窓にぶつかりました」

担当者は状況を確認したうえで、ベランダは緊急時の避難経路にもなるため、仕切り板の周辺に物を置かないよう入居者へ案内していると説明してくれました。

まずは全戸へ注意文を配布し、その後も改善されなければ該当する部屋へ個別に連絡するとのことでした。

数日後、建物の掲示板に「ベランダの仕切り板付近に私物を置かないでください」という注意文が貼られました。

しかし、隣のホースは片づけられませんでした。私は再び管理会社へ状況を伝え、担当者が現地を確認することになりました。

それから数日たってベランダへ出ると、仕切り板の周辺にあったホースもほうきも、きれいになくなっていました。こちら側へ物がはみ出すこともなくなりました。

隣人と廊下で会ったときは、以前より少し気まずく感じます。それでも、足元を気にせず洗濯物を干せるようになり、相談してよかったと思っています。

小さなはみ出しでも、繰り返されれば生活の負担になります。直接伝えにくい近隣トラブルだからこそ、無理に我慢せず、管理会社を通して対応してもらうことも必要だと感じた出来事です。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ