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「夜中に、また足音と物音が」眠れない日々を管理会社へ相談した。数日後、担当者から伝えられた住人の一言

  • 2026.8.13

午前1時になると、壁の向こうから音が始まりました

数年前、妻と賃貸マンションで暮らしていた頃のことです。午前1時前後になると、隣室から足音や物を動かすような音が聞こえるようになりました。

ゴトンという衝撃音のあとに、ズズッと家具を引きずるような音が続きます。

壁だけでなく床にも振動が伝わり、眠りかけていた私たちは、そのたびに目を覚ましていました。

「夜中に、また足音と物音がするね」

妻が布団の中で小さく言いました。音が止まっても、また始まるのではないかと気になり、なかなか寝つけません。

翌朝、寝不足のまま仕事へ向かう日が続きました。

最初は一時的なものだと思っていました。しかし、同じような音が週に何度も続きます。私は直接伝えに行くことも考えました。

「音が響いていることに、本人は気づいていないのかもしれない。でも、いきなり訪ねたら相手も驚くよね」

妻にそう言われ、確かにその通りだと思いました。そこで私たちは、音がした日時と長さを一週間ほど記録し、管理会社へ相談することにしたのです。

管理会社から伝えられた、住人の言葉

電話では感情的にならないよう、午前0時半から1時半頃に、足音や家具を動かすような音が聞こえると説明しました。

「建物では、音が思わぬ方向から伝わる場合があります。お部屋を特定できる言い方はせず、周辺のお部屋へ確認します」

担当者はそう答えてくれました。苦情を入れたのが私たちだと知られずに済むと聞き、少し安心しました。

数日後、管理会社から連絡がありました。

確認したところ、隣室の住人が仕事の都合で深夜に帰宅するようになり、食事の際に椅子を引いたり、キャスター付きの収納を動かしたりしていたそうです。

本人は、それほど大きな音が隣まで響いているとは思っていなかったといいます。そして、担当者は住人から預かった言葉を伝えてくれました。

「気づかずにご迷惑をおかけして、申し訳ありません。今後は床にマットを敷き、夜間は家具を動かさないようにします」

責められたり、否定されたりする可能性も考えていたため、その丁寧な言葉は意外でした。

その日以降、深夜の引きずる音はほとんど聞こえなくなりました。生活している以上、多少の足音がすることはあります。それでも、眠りを妨げるほどの音はなくなりました。

「今夜は静かだね」

妻のその一言を聞き、ようやく肩の力が抜けました。直接訪ねていたら、互いに身構えてしまったかもしれません。間に管理会社を挟み、状況を具体的に伝えたことで、相手にもこちらの困り事を冷静に理解してもらえたのだと思います。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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