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「昨夜も、足音が続いていたそうです」身に覚えのない騒音苦情。だが、記録を確認してもらった結果

  • 2026.8.12
「昨夜も、足音が続いていたそうです」身に覚えのない騒音苦情。だが、記録を確認してもらった結果

何度も届く、身に覚えのない苦情

マンションに引っ越して数か月たった頃、管理会社から一本の電話がありました。

「下の階の方から、夜に足音のような音が響くという相談が入っています」

私は思わず聞き返しました。その日は特に人を招いたわけでもなく、夜遅くに掃除や洗濯をした覚えもなかったからです。

それでも念のため、その日から室内では少し気をつけて歩くようにしました。椅子の脚には傷防止のフェルトを貼り、よく歩く場所には薄いマットも敷きました。

ところが数週間後、再び管理会社から同じような連絡がありました。

「昨夜も、足音が続いていたそうです」

できるだけ静かに暮らしているつもりだっただけに、私は困ってしまいました。

それからも、しばらくすると苦情の連絡が入ることがありました。夜になると、物を落とさないよう必要以上に気をつけたり、椅子を動かすときにもそっと持ち上げたりするようになりました。

ただ、気をつけても苦情がなくならないことに、次第に疑問を感じるようになりました。

「本当に、うちの音なんでしょうか」

そこで私は、次に連絡があったときには、苦情があった日時をできる範囲で教えてほしいと管理会社にお願いしました。

苦情があった時間、私は不在だった

しばらくして、また管理会社から連絡がありました。

担当者によると、前日の午後10時ごろ、下の階から「上から足音のような音が続いている」と相談が入ったそうです。

その時間を聞いて、私はすぐに違和感を覚えました。

「昨日のその時間なら、私、家にいませんでした」

その日は仕事のあとに実家へ寄っていて、帰宅したのは午後11時を過ぎてからでした。スマートフォンに残っていた家族とのメッセージや、帰宅途中に利用した交通機関の履歴からも時間を確認できました。

さらに以前苦情があった日についても確認してもらうと、そのうち一日は泊まりで外出していた日と重なっていました。

もちろん、マンションでは壁や配管などを通じて、別の場所の音が上下左右から聞こえているように感じることもあります。そのため、管理会社もすぐに本当の音源を特定することはできませんでした。

ただ、少なくとも苦情の一部が、私が不在の時間帯にも起きていたことは確認できました。

「今後は特定のお部屋が原因と決めつけず、建物全体の生活音として確認します」

担当者はそう説明し、下の階の住人にも、音源が上の部屋とは限らないことを伝えてくれたそうです。

それ以降、私の部屋を名指しした苦情が届くことはなくなりました。

結局、何の音だったのかは分かりません。ただ、それまで私は「自分がもっと静かにしなければ」と思い込み、必要以上に生活音を気にしていました。

苦情を受けた側だけで抱え込まず、日時や状況を具体的に確認することも大切なのだと感じた出来事でした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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