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「その合鍵は返して、もう来ないでくれ」寝込む嫁に説教した義母。だが、我慢出来なかった夫が追い返した瞬間

  • 2026.8.10
「その合鍵は返して、もう来ないでくれ」寝込む嫁に説教した義母。だが、我慢出来なかった夫が追い返した瞬間

熱で寝込む私に、義母は容赦なかった

近所に住む義母は、いつも連絡もなしに我が家へ上がり込んでくる人でした。

合鍵を渡しているのをいいことに、玄関のチャイムを鳴らすことすら、いつしかなくなっていました。

これまでも突然の訪問は数えきれないほどあり、そのたびに私は笑顔でやり過ごしてきました。

けれど、その日ばかりは違いました。

朝から高い熱で寝込んでいた私は、頭が重く、体を起こすのもやっと。

散らかったリビングを片づける気力など、どこにもありません。

そんなときに限って、玄関の鍵が回る音がして、義母が前触れもなく入ってきたのです。

「あらまあ、この散らかりよう。よく平気でいられるわね」

寝室まで上がり込んだ義母は、布団にくるまる私を見るなり、顔をしかめました。

熱で朦朧としている私に、いたわりの言葉はひとつもありません。

「母親なら、体調管理くらいしっかりしなさい」

「だらしないから、風邪なんてひくのよ」

畳みかけるような小言に、私は反論する気力もなく、ただ唇を噛みました。

謝る筋合いなどないのに、悔しさで涙がにじんできます。

(どうして寝込んでいる時にまで、こんなことを言われなきゃいけないの。)

帰宅した夫が、はっきりと線を引いた

そこへ、いつもより早く仕事を終えた夫が帰ってきました。

寝室でうなだれる私と、枕元で仁王立ちのまま説教を続ける母の姿を見て、夫の表情が一変しました。

「寝込んでる人間に説教するなんて非常識だろう」

普段は温厚な夫が、はっきりとした声で義母をさえぎりました。

義母が気色ばんで何か言い返そうとするより早く、夫は玄関の方をまっすぐ指さします。

「その合鍵は返して、もう来ないでくれ」

義母は言葉を失い、決まり悪そうに視線を泳がせました。やがて何ひとつ言い返せないまま、渡していた鍵をそっと置いて、逃げるように帰っていきました。

玄関のドアが閉まる音を、私は布団の中で聞いていました。

長いあいだ胸につかえていた重石が、すっと軽くなった気がします。

静かになった寝室で、夫は私の背中をさすってくれました。

「もう大丈夫だから、ゆっくり休んで」

ずっと一人で抱えてきた気持ちが、その一言でようやくほどけた気がしました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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