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「また予定より多いよね。何に使ったの?」家計のずれを妻のせいにしていた夫。だが、明細を見直して気づいたこと

  • 2026.8.10

月末の明細を見て、妻を問い詰めた

結婚して数年、妻と小学生の子どもと三人で暮らしていた頃のことです。

私は昔から、家計の数字を細かく確認しておきたい性格でした。

毎月の食費や日用品費に予算を決め、給料日には一定額を貯蓄用の口座へ移すようにしていました。

一方、日々の買い物を担当していた妻は、必要なものはその都度購入するタイプです。

大きな無駄遣いをする人ではありませんでしたが、レシートをまとめるのが遅れることがあり、月末になると実際の支出が私の予想を上回ることが何度かありました。

ある月、クレジットカードの請求額が予定より二万七千円ほど多くなっていました。

翌月には子どもの学校行事の支払いも控えていたため、私は急に不安になりました。

「また予定より多いよね。何に使ったの?」

帰宅した妻に、私は明細を見せながら尋ねました。

妻はしばらく黙ったあと、買い物袋を置いてから答えました。

「子どもの上履きと運動靴を買い替えたの。あとは風邪薬と、壊れた水筒も買ったよ」

どれも必要な出費でした。

しかし私は、予算を超えたことばかりが気になり、つい責めるような言い方をしてしまいました。

「それなら、先に言ってくれないと分からないよ」

すると妻も、少し強い口調で返しました。

「毎日の買い物をしているのは私だよ。必要になったものまで、一つずつ許可を取らないといけないの?」

食卓の空気が重くなり、その日はほとんど会話をしないまま終わりました。

明細には、私が忘れていた支出もあった

翌日の夜、私は一人でカードの明細を見直しました。

すると、妻の買い物とは別に、年払いの動画配信サービスと、私が仕事で使っているオンラインサービスの更新料が含まれていることに気づきました。

合わせると一万円近くあります。

どちらも私が契約したものでしたが、更新月をすっかり忘れていたのです。

予定より増えた支出を、確認もせず妻の管理不足だと思い込んでいたことが恥ずかしくなりました。

その夜、私は妻に謝りました。

「昨日はごめん。増えていた分には、俺が忘れていた年払いの料金も入っていた」

妻は少し驚いた顔をしたあと、ため息をつきました。

「私も、急な買い物を伝えていなかったのはよくなかった。でも、月末にまとめて責められるのはつらいよ」

その言葉を聞き、家計を管理することと、相手を監視することを混同していたのかもしれないと思いました。

それから私たちは、月に一度だけ家計を確認する時間を作りました。

細かな入力は私が担当し、妻は一万円を超える予定外の買い物があるときだけ、共有しているメモへ簡単に書き込むことにしました。

私も、自分が契約しているサービスの更新月や、車の保険料などの年払いを予定表へ入れるようにしました。

始めたばかりの頃は、入力を忘れたり、予算の決め方で意見が分かれたりすることもありました。

それでも三か月ほど続けるうちに、月末になってから「聞いていない」「知らなかった」と言い合うことは減っていきました。

お金の価値観が完全に同じになったわけではありません。

ただ、数字を使って相手を責めるのではなく、これから必要になるお金を二人で確認する。その時間を持てるようになったことが、私たち夫婦にとって一番大きな変化でした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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