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「冷凍食品ばかりで、楽してちゃダメよ」共働きの嫁を責め続けた義母に、夫がはっきり言い返した日

  • 2026.8.10

食事の席で始まった、いつもの嫌味

その日は夫と義母の三人で、近所の和食店へ食事に出かけました。

店へ向かう前、義母は少しだけ私たちの家に立ち寄っています。そのとき冷凍庫に入っていた冷凍食品を目にしたらしく、どこか言いたそうな顔をしていました。

義母は昔から、「料理は手作りしてこそ愛情」という考えの持ち主です。

共働きの私が冷凍食品や作り置きを利用していることが、以前から気に入らないようでした。

家に来るたびに冷蔵庫をのぞいては、「また冷凍食品?」「これくらい作ればいいのに」と、決まって小言をこぼします。

私は朝、子どもを送り出してから出勤し、夕方は保育園へ迎えに行って帰宅します。夫も帰宅できる日は夕食を作り、忙しい日は冷凍食品や総菜を利用する。それが、二人で相談して決めた我が家のやり方でした。

注文を終えて料理を待っていると、義母がメニューを閉じながら口を開きました。

「さっき冷凍庫を見たけど、冷凍食品ばかりで、楽してちゃダメよ」

やわらかい口調でしたが、その言葉にははっきりと非難が込められていました。

「やっぱり、家ではきちんと作らないとねえ」

「仕事をしているからって、何でも簡単に済ませていたら、息子も落ち着かないでしょう」

私は手元のグラスに視線を落としました。

せっかくの食事の席で言い争いたくはありません。しかし、何も知らないまま決めつけられることには、悔しさを感じていました。

「私の頃は、どんなに疲れていても家族のために作ったものよ」

「手料理が愛情なの。あなたも、もう少し頑張らないと」

義母の小言は、料理が運ばれてくるまで途切れそうにありませんでした。

夫が明かした冷凍食品の理由

すると、それまで黙って聞いていた夫が、湯呑みを置きました。

「母さん、それは違うよ」

いつになく強い口調に、義母が驚いたように夫を見ます。

「冷凍庫にあったもの、半分は俺が選んで買ったんだ」

義母は目を瞬かせました。

「俺も夕食を作るし、二人とも忙しい日は冷凍食品を使う。そうやって家のことを回していこうって、二人で決めてるんだよ」

「でも、あなたにはちゃんとしたものを食べてほしくて……」

義母が言いかけると、夫は首を横に振りました。

「冷凍食品を使うことは、手抜きじゃない。それに、家のことを妻一人にやらせるつもりもないよ」

夫はそのまま、義母をまっすぐ見ました。

「俺たちが納得してやっていることなのに、妻だけを責めるのはおかしいよ」

穏やかではありましたが、聞き流すことを許さない、はっきりとした言葉でした。

義母は何か言い返そうとしたものの、夫が冷凍食品を選んで買っていたとは思わなかったのでしょう。結局、気まずそうに湯呑みへ視線を落としました。

「……あなたたちが二人で決めたことなら、もう何も言わないわ」

ほどなくして料理が運ばれてくると、義母は別の話題を口にしました。

それ以来、家に来ても冷凍庫をのぞくことはありますが、以前のように私だけを責めることはなくなりました。

あのとき夫が伝えてくれたのは、冷凍食品の便利さだけではありません。

家事は妻だけの役目ではなく、夫婦二人で相談して決めるものだということでした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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