1. トップ
  2. エピソード
  3. 「おい!税金泥棒!」ライブ終了後の警備中に突然の怒号…酒に酔った“30代男性の行動”に「場合によっては犯罪に該当」

「おい!税金泥棒!」ライブ終了後の警備中に突然の怒号…酒に酔った“30代男性の行動”に「場合によっては犯罪に該当」

  • 2026.9.3
undefined
出典:photoAC ※画像はイメージです。

ライブや花火大会など、大勢の人が集まるイベントでは、駅や会場周辺で警察官による規制が行われることがあります。

とある夏の日、私は有名アーティストのライブに伴う雑踏警備に従事していました。担当していたのは、ライブ終了後に多くの観客が利用する駅での流入規制です。

その駅はライブの参加人数に対して小さく、終了後の観客を一度にホームへ入れてしまうと、大混雑になることが予想されました。人が密集すれば、将棋倒しのように人が次々と転倒したり、ホームから線路へ転落したりする危険性もあります。

そこで警察官らはロープなどを使用し、一度に駅へ入る人数を制限しながら、順番に観客を誘導していました。

当然、すぐに駅へ入りたい観客に待ってもらう場面もあります。

しかし、この規制は単に人の移動を妨げるために行っているものではありません。

大勢の人が一斉に移動することで起こり得る事故を防ぐために必要な対応でした。

「よぉ!税金泥棒!」突然近付いてきた男性

多くの観客が行き交う中、1人の男性が筆者に近付いてきました。

30代くらいで、酒に酔っている様子でした。

すると突然、

「おい!税金泥棒!」

と声をかけてきたのです。

さらに男性は、筆者の胸ぐらをつかもうと腕を伸ばしてきました。

そこで筆者は男性の腕を軽く払い、毅然とした態度で行為をやめるよう対応しました。

すると男性は、

「なんだよ」

とブツブツ言いながら、その場を立ち去っていきました。

周囲には大勢の観客がいたこともあり、男性がそれ以上の行動に出ることはありませんでした。

警察官として仕事をしていると、時には突然こうした理不尽な言葉を浴びせられることもあります。

しかし、その場で感情的になって言い返すのではなく、必要な警備を続けることも仕事の1つでした。

大規模イベントの規制には理由がある

ライブなどが終了すると、大勢の観客が短時間のうちに駅やバス停などへ集中します。

特に今回のように、イベントの規模に対して駅が小さい場合、一度に人を流入させることには危険が伴います。

「早く駅へ入りたい」
「なぜここで待たされるのか」

そう感じることもあるでしょう。

しかし、警察官や係員が行う規制には、混雑による転倒や転落などの事故を防ぐ目的があります。

また、イベントでお酒を飲んでいる場合は、普段以上に自分の言動にも注意が必要です。

酔った勢いで警察官や係員につかみかかるなどの行為をすれば、内容によっては犯罪に該当する可能性もあります。

大規模イベントでは誘導に従う

ライブや花火大会などで、警察官や係員による入場・流入規制がある場合は安全のためにも、またスムーズな帰宅のためにも協力をお願いします。

大人数を一度に移動させないのは、転倒や転落などの事故を防ぐ目的があるためです。

また、イベント等でお酒を飲んでいる場合は、普段以上に自分の言動に注意することが重要です。参加者とのトラブルだけでなく、警察官や係員に対する暴力的な行為は、内容によっては犯罪に該当する可能性があります。

イベントを最後まで楽しい思い出にするためにも、混雑時こそ焦らず、警察官や係員の案内に従って安全に行動することが大切です。


【エピソード募集】日常のちょっとした体験、TRILLでシェアしませんか?【2分で完了・匿名】

の記事をもっとみる

注目コンテンツ