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母「勉強も運動もよくできるけど、もしかして発達障害?」全く無縁だと思っていた娘のある行動がきっかけでADHDを疑うように【作者に聞く】

  • 2026.8.1
娘のある行動でADHDを疑う母親 画像提供:早乃あかりさん
娘のある行動でADHDを疑う母親 画像提供:早乃あかりさん

早乃あかり(@akari238ffm)さんはブログで『娘のADHD疑惑・検査診断していない理由』という作品を投稿し、子育て世代を中心に注目を集めている。勉強や運動がよくできる長女だが、母親は長女のある行動をきっかけにADHDを疑い始めるエピソードだ。本作が誕生した経緯やADHDだと疑われる長女の行動などについて、母親の早乃さんに話を聞いた。

勉強も運動もできる娘に抱いた違和感

『娘のADHD疑惑・検査診断していない理由』1-1 画像提供:早乃あかりさん
『娘のADHD疑惑・検査診断していない理由』1-1 画像提供:早乃あかりさん
1-2 画像提供:早乃あかりさん
1-2 画像提供:早乃あかりさん
1-3 画像提供:早乃あかりさん
1-3 画像提供:早乃あかりさん
1-4 画像提供:早乃あかりさん
1-4 画像提供:早乃あかりさん

サユミちゃんは1歳のころから2秒とじっとしていられない子で、いつも走り回っており親は毎日ヘトヘトだった。小学生になると勉強も運動もよくできたため、発達障害とは無縁だと思っていたという。しかし忘れ物などの不注意が多く、「どうして言われたことをやらないんだろう」と毎日注意しては疲弊する日々が続いていた。

数年かけて発達障害について学ぶうちに、「勉強も運動もできるADHDの子もいる」と知り、ようやく納得できたそうだ。

また、iPadでドラマを流し、スマホで音楽を聴きつつ散らかった部屋で勉強するなど、ひとつのことに集中するのが苦手な面もある。「今日雨が降るから傘を持って行ってね」と声をかけた直後に忘れてしまうこともしばしばだ。以前はそうした行動にイライラしていたが、今では「また出た〜!」と笑って受け止められるようになったという。

特性を理解して気づいた子供との向き合い方

本作は、Instagramでエッセイ漫画を描きたいと思ったことがきっかけで誕生した。子育て中の記憶が抜けるほど大変だった日々を思い出しながら、自身の経験をもとに描かれている。

息子のリク君はおとなしいタイプのASDで、小さいころはとても「いい子」だった。しかし今振り返ると、親が楽だっただけで本人は困っていたのかもしれないという。サユミちゃんには「こうあるべき」という考えを押しつけてしまった部分があり、その反省も込めて、現在は子供たちそれぞれの得意や好きなことを大切にしている。「みんなにとっての普通」に合わせるよりもその子らしさを伸ばし、安心して自分を出せる環境を作りたいと語る。

早乃さんは、発達障害は「誰にでもある人間の特性が強く出ているもの」だと捉えている。実は自身もASDやADHDの傾向があり、リク君が診断されたあとに「あれ、私も同じかもしれない」と気づいたそうだ。

自身の子供のころを思い出し、リク君に対する接し方を考えられるようになった結果、今は「なんとかなる!」と思えるようになった。時代も便利になり、今の子供たちのほうがずっとしっかりしているため「きっとこれからも大丈夫」と信じている。本作以外にも数多くの作品を描いているので、ぜひ一度読んでみてほしい。

取材協力:早乃あかり(@akari238ffm)

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