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妹に送った催促は全て既読。母の電話で知った事情

  • 2026.7.30
ハウコレ

返信のない画面を見続けた末、姉である私は母からの電話で妹の追い込まれた状況を知りました。送信済みマークの下に、既読の表示だけが3つ並んでいました。

「そろそろ返してほしいんだけど」に返事がない

半年前、1人暮らしを始める妹に電気圧力鍋を貸しました。最近になって自炊を再開したくなり、「圧力鍋そろそろ返してほしいんだけど、いつなら渡せる?」と送ったところ、送信した数分後にはすぐ既読がつきました。ところが、日をまたいでも、その次になっても、返信はありません。読んでいるのに一言もない。何度もチャット画面を開いては、送信欄に文字を打ちかけて消しました。

2度、3度と催促するうち、こちらが悪者な気がしてきた

1週間経っても返事がないので、「先週送ったメッセージ、届いてる?」と続けました。またすぐ既読がつき、返信はありませんでした。さらに1週間後、「返してくれるなら今週末取りに行くよ」と半ば強引な3度目を送ったところで、スマホをテーブルに伏せました。

私、そんなに小言うるさい姉だと思われてる?たかが鍋。でも、頼み方まで含めて無視されるのは別の話です。腹が立つ一方、催促するたびに自分が意地悪になっていく感覚もありました。

母からの電話で、妹の状況を知る

3度目を送った次の日、母から電話がありました。

「あの子、今大変みたいよ」

大学院入試の追い込みで生活が回らなくなり、連絡自体を絶ちがちになっているそうです。母の話を聞きながら、送った3通のメッセージを見返しました。文面はどれも短く、こちらから見れば普通の催促です。でも、余裕のない相手には、督促状のように届いていたのかもしれません。

そして...

連絡せず、妹の家を訪ねました。玄関に出てきた妹は、目の下にクマを作っています。「ごめん、お姉ちゃんのメッセージ、開くたびに『またやってない』って責められてる気がして、返せなかった」。そう言って泣きました。「別に責めてるつもりなかったんだけど、催促しすぎたかな」と返し、圧力鍋を抱えて帰りました。翌週、その鍋で作った肉じゃがをタッパーに詰め、妹の部屋のドアノブに掛けてきました。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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