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夜中3時、実家トイレで鳴り止まない「ザーッ…」突然の異変に困惑も…30代息子が驚愕した親の“意外な対応”

  • 2026.8.26
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。現役の不動産会社社長として、日々さまざまな土地や建物のご相談に向き合っている岩井です。

自宅のトイレで水を流したあと、いつまで経っても止まらなくなった経験はありますか?経験がない方でも、夜中に突然こうした異変が起きたら「このまま流れ続けたらどうしよう…」と焦ってしまうのではないでしょうか。

今日は、30代のAさんが夏休みに家族で実家へ帰省した際、夜中のトイレで水が止まらなくなったときに目にした、親の意外な対応をご紹介します。

突然の異変に困惑するAさんとは対照的に、親は驚く様子もなく、慣れた手つきで対処を始めました。

一体、なぜこれほど冷静だったのでしょうか。

夜中の3時…トイレで聞こえ続ける水の音

私のいとこでもあるAさんは、夏休みに妻と子どもを連れて久しぶりに実家へ帰省しました。両親と食事をしたり、子どもたちと過ごしたりして、その日は家族そろって実家に泊まることに。楽しい時間を過ごし、夜はいつもより少し遅めに布団へ入りました。

夜中の3時ごろ、Aさんはふと目を覚ましトイレへ向かいます。家族はすっかり寝静まっており、家の中は物音ひとつしないほど静かでした。

用を済ませ、いつものように水を流して寝室へ戻ろうとしたAさん。しかし、廊下を歩いている途中で足を止めます。

静かな家の中に、トイレから「ザーッ」という水の音だけが聞こえ続けていたのです。

「ん…?まだ流れている?」

気になってトイレへ戻り、しばらく様子を見ますが一向に止まる気配がありません。

Aさんは「故障したのでは?」と不安になり、便器や周囲を確認します。しかし、どうすれば止められるのか分からず、次第に焦り始めました。

すると、水音に気付いた親が起きてきます。突然の異変に慌てるAさんとは対照的に、親に驚いた様子はありませんでした。

親が持っていたのは「マイナスドライバー」

トイレへやってきた親が手にしていたのは、なぜかマイナスドライバーでした。

Aさんが戸惑っている横で、親は特に慌てる様子もなく迷わずトイレの止水栓(水道からトイレへ送られる水を止めたり、流れる量を調整したりするための栓)にドライバーを当てます。

そして、慣れた手つきで止水栓を閉めると、それまで響いていた水の音がようやく止まり、家の中に静けさが戻りました。

Aさんが事情を尋ねると、親から返ってきたのは「夜中に使うと、たまにこうなる」という意外な言葉でした。詳しく聞いてみると、同じ症状は以前から何度か起きており、そのたびに止水栓を閉めて対処していたことが判明します。

さらにAさんが驚いたのは翌朝でした。親は再び止水栓を開けると、何事もなかったかのようにトイレを使い始めたのです。

昼間は問題なく使えることが多かったため、両親にとって「水が止まらなくなったら止水栓を閉める」という方法は、いつの間にか日常の対処法になっていました。

Aさんは、実家のトイレで以前からこのような不具合が起きていたこと自体、まったく知りませんでした。

「昼間は使えるから大丈夫」と修理を先延ばしに

Aさんは、両親がこのままトイレを使い続けることに不安を感じ、後日、専門業者に点検を依頼しました。

実家で使っていたのは、便器の後ろに大きな貯水タンクがないタンクレストイレです。点検してもらったところ、給水を制御する部品に不具合が見つかり、必要な部品を交換することになりました。

修理後は、夜中に使用しても水が流れ続ける症状は出なくなったそうです。

「昼間は使えていたから、まだ大丈夫だと思ってたのよ。修理に出してくれて助かったわ」

完全に使えなくなったわけではなく、不具合が起きても自分たちで水を止められていたため、修理を急ぐほどではないと思っていたのでしょう。

しかし、Aさんにとっては、水が止まらなくなる状態を両親が何度も経験していたこと自体が驚きでした。今回たまたま実家に泊まったことで、これまで知らなかった不具合に気付くことができたのです。

「いつものこと」になっている不具合に注意

住宅設備の不具合は、突然まったく使えなくなるとは限りません。今回のように、特定のタイミングで症状が出たり、しばらくすると再び使えるようになったりすることもあります。

タンクレストイレも、給水を制御する部品などに不具合が生じると、水が正常に止まらなくなる場合があります。

水が流れ続けるときはそのまま使い続けず、感電を防ぐため先に電源プラグを抜いてから、取扱説明書に沿って止水栓を閉めるなどの対応を行い、メーカーや専門業者へ相談しましょう。

また、毎日使っている本人は「たまにしか起こらないから」「こうすれば使えるから」と、不具合のある状態に慣れてしまうことがあります。その結果、修理を先延ばしにしてしまうケースもあるでしょう。

夏休みを利用して、これから実家へ帰省する方もいるのではないでしょうか。また、今年はすでに帰省を終えた方も、来年以降実家を訪れた際には、トイレやキッチン、洗面所などの水回りをはじめ、エアコンや給湯器などの住宅設備にも目を向けてみてください。

毎日暮らしている親にとっては「いつものこと」でも、久しぶりに帰った家族だからこそ気付ける変化があるかもしれません。親だけでは気付きにくい異変や、自分たちだけでは対処が難しくなっていることがないか、帰省を機に確認してみてはいかがでしょうか。



筆者:合同会社ゆう不動産 代表 岩井佑樹

不動産売買の専門家として仲介・査定・買取に携わりながら、不動産Webライターとして1,000記事以上を執筆。「売る力×伝える力」を軸に、情報発信と販売の両面から不動産の価値を高めている。派手さよりも誠実さを大切にし、地域に寄り添う姿勢で「早く・高く・安心」の取引を支える不動産の専門家。


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