1. トップ
  2. 住まい
  3. 「うそだろ…」お盆帰省で4日間家を空けた40代家族→帰宅した瞬間に玄関で立ち尽くしたワケ

「うそだろ…」お盆帰省で4日間家を空けた40代家族→帰宅した瞬間に玄関で立ち尽くしたワケ

  • 2026.8.12
undefined
出典:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。現役の不動産会社社長として、日々さまざまな土地や建物のご相談に向き合っている岩井です。

スーパーへの買い物などで1時間ほど家を空ける際、エアコンを消し忘れてしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。短時間であれば大きな影響はないこともありますが、お盆の帰省や旅行などで数日間家を空ける場合は、思わぬ電気代の負担につながる可能性があります。

今日は、お盆の帰省から帰宅した瞬間、暑いはずの部屋が“キンキン”に冷えていたことから発覚した、思わぬ失敗談をご紹介します。

几帳面な性格なのに…まさかの確認漏れ

数年前、仕事仲間でもある40代のAさんから食事会で聞いた話です。Aさんは、戸建て住宅で暮らすご夫婦と小学生のお子さん2人の4人家族。普段から戸締まりや火の元の確認を欠かさない、周囲も認めるほど几帳面な性格でした。

ところが出発前日の夕方、仕事で小さなトラブルが発生。帰省中も対応が必要になる可能性があり、そのことが頭から離れなかったそうです。

お盆休みを利用して4日間実家へ帰省する当日の朝も、取引先から届いたメッセージを確認しながら荷物を積み込んでいました。Aさんは家の中を一部屋ずつ見回りながら、いつものように指差し確認をしていきます。

「窓は閉めた。ガスの元栓も大丈夫。戸締まりも確認した。よし、これで安心だね」

その一方で、前日に発生した仕事のトラブルが気になり、取引先から届くメッセージや資料をスマートフォンで何度も確認していました。頭の中では仕事のことを考えながら、家の確認を進めていたそうです。

そのとき誰も気付いていませんでした。家の中では、ある家電が静かに動き続けていたのです。

帰宅すると、真夏なのに家の中が妙に涼しい…

4日間の帰省を終えたAさん一家は、夕方、自宅へ戻ってきました。

「先にリビングのエアコンつけよう!暑くてたまらない…」

そう話しながら、車から荷物やお土産、スーツケースを降ろし、玄関のドアを開けた、その瞬間です。外は汗ばむほどの暑さだったにもかかわらず、家の中からひんやりとした空気が流れてきました。

「あれ…なんだか妙に涼しいな」

不思議に思いながらリビングへ足を踏み入れると、その理由はすぐに分かりました。壁に取り付けられたエアコンのランプが、点灯していたのです。

エアコンからは冷たい風が送られ続け、室内は快適な温度に保たれていました。

「うそだろ…」

Aさんはリモコンへ視線を向けたまま、その場に立ち尽くしたそうです。

帰省前、最後にエアコンを消したつもりになっていましたが、実際にはリモコンの操作を忘れたまま家を出てしまっていたのです。誰もいないリビングを、4日間もの間、休むことなく冷やし続けていたのです。

後日届いた電気料金を見て、改めて後悔

幸い、エアコンに異常などは起きておらず、部屋も問題ありませんでした。留守にしていた4日間、本来であれば必要のなかった冷房が動き続けていた分、無駄な電気代が発生していました。

「4日間、誰もいない部屋を冷やし続けていたと思うと、もったいないことをしてしまった…」

普段から確認を徹底していたつもりでも、仕事のことが頭にあったことで「消した」と思い込み、それが確認漏れにつながってしまいました。今回の出来事をきっかけに、慌ただしいときほど思い込みは起こりやすいことを痛感したそうです。

それ以来、どんなに忙しくても「確認だけの時間」を確保

この出来事以降、Aさんは出かけるときの習慣を大きく変えました。

どんなに出発前が慌ただしくても、いったん荷物の準備や仕事の連絡を止め、家の中を確認するためだけの時間を取るようにしたそうです。

「急いでいると『確認したつもり』になってしまいます。だからこそ、確認だけに集中する時間が必要だと分かりました」

部屋ごとに回りながら、エアコンや照明、テレビ、窓の施錠などを一つひとつ目で見て確認し、すべて終えてから玄関を出るよう心がけているそうです。

長期不在前は戸締まりだけでなく“家電の電源”まで確認することが大切

帰省や旅行などで数日間家を空ける際は、防犯のために戸締まりを確認する方は多いでしょう。

一方で、エアコンや照明、テレビなどの家電については、「消したはず」という思い込みだけで済ませてしまうケースも少なくありません。

出発前は荷物の準備や時間に追われ、普段より確認漏れが起こりやすくなります。そのため、家族で声を掛け合いながら部屋ごとに確認したり、チェックリストを活用したりすると、うっかりミスを防ぎやすくなります。

長期不在前の数分間の最終確認が、帰宅後の思わぬ電気代の増加や「もし何か起きていたら」という不安を防ぐことにつながります。慌ただしい出発前だからこそ、「確認したつもり」で終わらせず、一つひとつ確実に確認してから家を出ることを心がけたいものです。



筆者:合同会社ゆう不動産 代表 岩井佑樹

不動産売買の専門家として仲介・査定・買取に携わりながら、不動産Webライターとして1,000記事以上を執筆。「売る力×伝える力」を軸に、情報発信と販売の両面から不動産の価値を高めている。派手さよりも誠実さを大切にし、地域に寄り添う姿勢で「早く・高く・安心」の取引を支える不動産の専門家。


【エピソード募集】日常のちょっとした体験、TRILLでシェアしませんか?【2分で完了・匿名】

の記事をもっとみる

注目コンテンツ