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『糖尿病になりやすい人』には“特徴”があった。当てはまったら要注意かも…確認すべき「5つのポイント」とは?

  • 2026.8.14
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

健康診断の時期になると、ふと頭をよぎる「糖尿病」の心配。患者数が増加しているというニュースに触れ、自身やご家族のからだを気にされている方も多いのではないでしょうか。

「具体的にどういった人が発症しやすいのか」と疑問に思うかもしれません。実は、糖尿病のリスクが高まりやすい人には共通する傾向が存在します。今回は、普段の暮らしの中で簡単にセルフチェックできる「5つの目安」を専門医の監修のもと分かりやすく解説します。ご自身の生活スタイルと照らし合わせながら確認してみてください。

※本記事では、主に生活習慣が大きく関係する「2型糖尿病」のリスクについて解説しています。

糖尿病になりやすい人に見られる特徴とは?

糖尿病とは、血糖値が慢性的に高くなる病気のこと。生活習慣や体質によって糖尿病のリスクが高まる可能性が指摘されています。喫煙や飲酒の習慣はよく知られていますが、その他にはどのような人が糖尿病になりやすいのでしょうか?以下の5つのポイントが目安になります。

  • 体重の増加(特に内臓脂肪型肥満)

肥満は糖尿病のリスク因子として広く知られています。特にお腹周りの内臓脂肪が増えすぎると、インスリンの働きが悪くなると考えられています。内臓脂肪は見た目だけでは判断しにくいですが、ウエストサイズが男性で85cm以上、女性で90cm以上だと内臓脂肪型肥満である可能性が高くなります。

  • 定期的な運動不足

運動が不足すると代謝が悪くなり、血糖値が高くなる傾向があります。成人は1日20分程度、週150分以上の運動をおこなうことが推奨されています。激しい運動をする必要はなく、ジョギングやウォーキングなど無理のない範囲でおこないましょう。

  • 食生活の乱れ

糖質の過剰摂取や脂質の偏り、食事の不規則さは血糖値変動に影響を与え、長期的にリスクを高めることが示されています。例えば、夜遅い時間の食事、加工食品や甘い飲み物の頻繁な摂取は注意が必要です。

  • 家族歴(遺伝的な影響)

糖尿病は遺伝の影響があるとされています。親や兄弟に糖尿病患者がいる場合、リスクが高まる可能性が指摘されているのです。

  • 40代以上の人

上記などの理由で、加齢と共に糖尿病を疑われる人は増えていきます。特に50代から増加しますが、そのためには早いうちからの予防が不可欠です。また、若年層でも糖尿病になる可能性はあるので注意が必要です。

糖尿病のリスクは個人の性質だけでなく、生活環境や社会的要因にも関係していると言われています。たとえば、忙しい現代人は外食やコンビニ食に頼りがちで、栄養バランスが乱れやすい傾向があります。また、座りっぱなしの時間が増え、身体活動が減少したことも無視できません。

また、ストレスも糖尿病の原因になる可能性があります。強いストレスを受けると、脳からアドレナリンやコルチゾールと呼ばれるホルモンが分泌されることで、インスリンの作用を弱めてしまうため、血糖値が上昇してしまうのです。

生活習慣の見直しで健康を維持しよう

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

上記の5つのポイントを見ると、糖尿病リスクは決して単純ではなく、多様な要素が絡み合っています。とはいえ、完全に予防できるかどうかは個人差も大きいものの、日々の暮らしの中で少しずつリスクを減らすことは十分に考えられます。

例えば、ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を積極的に取り入れることや、バランスの良い食事を意識すること。さらには十分な睡眠やストレスの管理、規則正しい生活リズムも大切だと言われています。これらは糖尿病予防だけでなく、全体的な健康維持にも繋がるとされています。

また、定期健康診断で血糖値を含む各種数値をチェックし、早期の状態把握をすることが大切です。

生活習慣の意識と定期的なチェックで“からだを守る”

糖尿病(主に2型糖尿病)の発症リスクには、肥満や運動不足、偏った食生活だけでなく、遺伝的な体質や加齢、日頃のストレスなどさまざまな要因が影響しています。

リスクを低減するためには、適度な運動やバランスの良い食事、十分な休養を取り入れ、無理のない範囲で日常の生活スタイルを整えることが効果的です。

また、「自分は大丈夫」と自己判断せず、定期的な健康診断や医療機関での検査を通じて、継続的に自身のからだの状態を把握することが重要です。日々の小さな意識の積み重ねが、将来的な病気の発症を防ぎ、健康で豊かな暮らしを守る大切な第一歩となります。


監修者:浅草橋西口クリニックMo 頴川 博芸

静岡県沼津市出身。日本大学医学部中退、東海大学医学部卒業、順天堂大学大学院医学研究科修了。順天堂大学医学部附属静岡病院で初期臨床研修修了後、順天堂大学医学部附属順天堂医院、越谷市立病院、順天堂大学医学部附属練馬病院などを経て現在は浅草橋西口クリニックMo院長、順天堂大学医学部附属順天堂医院食道・胃外科非常勤助手。資格は日本専門医機構外科専門医、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、日本医師会認定産業医など。趣味は旅行。

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