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7回目のデートで食事へ→39歳男性「僕のほうが年収は高いし…」直後、放った“予想外の一言”に女性が思わず引いたワケ

  • 2026.9.1
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

結婚後の住まいを考えるとき、「職場に近いほうが楽」「家賃が安い地域がいい」など、さまざまな基準があります。ただ、共働きの場合は、どちらか一方だけの通勤を優先すると、もう一方の負担が大きくなることもあります。

今回は、新居の場所をめぐって、真剣交際目前で価値観の違いが表面化した39歳男性のエピソードを紹介します。

「通勤時間は短いほうがいい」それ自体はもっともな考えだった

39歳のAさんは都心部の企業に勤務する会社員でした。

仕事は忙しく、平日は帰宅が20時を過ぎることも少なくありません。
そのため、結婚後の住まいについては以前から「できるだけ会社の近くがいい」と考えていました。

そんなAさんが約3か月間、7回のデートを重ねていたのが35歳の女性です。

二人は食事や休日の過ごし方について大きな違いがなく、双方とも真剣交際を意識するところまで進んでいました。

そこで7回目のデートの食事では、結婚後にどこへ住むかという話になったそうです。

Aさんは何気なく「僕の会社が都心だから、この沿線で探すのが一番いいよね」と伝えました。
本人としては、仕事が忙しい自分の通勤時間を短くすることが、夫婦全体にとっても効率的だと考えていたのです。

女性の通勤時間は片道50分。さらに30分延びる可能性があった

ところが、女性も正社員として働いていました。現在でも職場までは片道約50分。

Aさんが希望する沿線へ引っ越した場合、乗り換えなどを含めると、さらに30分ほど通勤時間が延びる可能性がありました。

女性が「そこに住むと、私は会社までかなり遠くなりそうです」と伝えると、Aさんは「でも僕のほうが年収は高いし、忙しいから、僕の通勤を短くしたほうが効率的じゃない?」と答えたそうです。

Aさんに悪気はありませんでした。
自分の収入が家計に占める割合や残業時間を考え、合理的な案を出したつもりだったのです。

しかし女性には、「自分の仕事は最初から調整する側だと思われている」と聞こえました。

それまで女性は、結婚後も現在の仕事を続けるつもりでいました。

そのため、この一言をきっかけに「今後もAさんの仕事を優先する生活になるのでは」と不安を感じ始めたそうです。

年収だけで決めると、見えなくなる負担がある

女性側の不安をAさんへ伝えると、「収入が高いほうを優先するのは普通だと思っていました」と話していました。

そこで私は、住む場所を決めるときは年収だけでなく、生活全体を見る必要があると伝えました。
たとえば、Aさんの通勤が30分短くなる一方で、女性の通勤が30分長くなれば、女性は往復で毎日1時間多く移動することになります。

平日5日間なら、1週間で約5時間です。
さらに、女性の帰宅時間が遅くなった状態で家事負担まで同じなら、生活全体ではかなり大きな差になります。

一方で、どちらかに在宅勤務の日があるなら、通勤距離だけでは判断できません。

Aさんには「どちらが多く稼いでいるか」ではなく、「二人が毎日どのくらいの時間と負担を抱えるか」で考えてみるよう伝えました。

Aさんも「通勤時間を自分の分しか見ていなかったかもしれません」と振り返っていました。

通勤・残業・在宅勤務を並べて比べるように

その後、Aさんには新居候補を決める前に、二人の働き方を具体的に整理してもらいました。
Aさんは週5日出社で、平均すると月20時間ほど残業。

一方、女性は週4日出社で、週1日は在宅勤務が可能でした。

こうした条件を並べると、「Aさんの会社に最も近い場所」が必ずしも二人にとって最適とは限らないことが分かります。

そこで、双方の職場まで60分以内で通える中間地点や、女性が在宅勤務を利用しやすいエリアも候補に入れることに。

さらに、「帰宅が遅いほうは平日の家事を少なめにする」など、住む場所と家事分担もセットで考えるようにしました。
Aさんからは後日、「家を決める話だと思っていましたが、働き方や家事まで全部つながっているんですね」と聞きました。

住む場所だけを単独で決めるのではなく、そこでどんな毎日を送るのかまで考える必要があると気づいたそうです。

新居は「どちらに近いか」より二人の生活全体で考える

共働き夫婦がどちらの職場に近い場所へ住むべきかに、決まった正解はありません。

年収が高い側の通勤を短くしたほうがよい家庭もあれば、勤務時間や在宅勤務の状況から、別の場所を選んだほうが暮らしやすい家庭もあります。
婚活中に新居について話す際は、「この沿線がいい」「この街に住みたい」だけで終わらせず、双方の通勤時間を実際に確認してみるとよいでしょう。

さらに、残業時間、在宅勤務の有無、帰宅後の家事負担なども含めて比べると、現実的な生活が見えやすくなります。

また、「自分の仕事のほうが重要だから」と最初から片方だけに転職や異動を求めるのではなく、まずは双方の希望を出すことも大切です。

結婚後の住まいは、単なる住所ではありません。

毎日の通勤時間や家事、自由時間まで左右するものだからこそ、「どちらに合わせるか」ではなく、「二人が無理なく暮らせる場所はどこか」という視点で考えてみてください。


執筆:望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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