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初デートで男性と食事。わずか2時間で“交際終了”の申し出→婚活のプロが理由を尋ねると…34歳女性が明かした“呆れた理由”

  • 2026.8.4
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

こんにちは!婚活アドバイザーの望月椏栖華です。

「悪い人ではないけれど、男性としてときめかない……」婚活において、初回デートのあとにそう感じてお断りした経験はありませんか?

今回ご紹介するのは、34歳で結婚相談所に入会した女性のエピソード。元カレとの刺激的な恋愛が忘れられず、「ドキドキ感」や「ときめき」を求めて次々と交際を終了させていた彼女。しかし、一時休止を経て「自分が求めていた恋愛」と「結婚に必要な安心感」の違いに気づくことになります。

一度は自分からお断りした相手と、なぜ彼女は成婚に至ったのか?「ときめき重視の婚活」から脱却し、再会から半年で本当に安らげるパートナーを手に入れるまでの逆転ストーリーをお届けします。

※本記事の事例は、個人情報保護のため複数の相談事例を再構成したケースです。

「好きになれそうにない」と、初回デートで交際を終えた男性

今回紹介するのは、34歳で結婚相談所へ入会した女性の事例です。こちらの女性は、結婚相談所へ入会して4か月目に仮交際へと進みました。

相手は36歳で、メーカーの経理部に勤務する会社員。年収は約480万円で、身長は168センチでした。

女性が希望していたのは、年収500万円以上、身長170センチ以上の男性です。どちらもわずかな差でしたが、プロフィールを見た時点では積極的に会いたい相手ではなかったといいます。

実際にお見合いをすると、会話は穏やかに続きました。男性は女性の話を遮らず、仕事や休日の過ごし方について丁寧に聞いてくれました。女性は迷いながらも仮交際を希望し、1週間後に初回デートをしています。

しかし、約2時間の食事を終えた後、女性から交際終了を申し出ました。

理由を尋ねると、「悪いところは何もないけれど、男性としてときめかなかった」とのこと。男性と会ったのは、お見合いと初回デートの合計2回だけでした。

元恋人と比べ刺激のない相手を次々と断っていた

女性には、20代後半から約3年半交際した元恋人がいました。

友人の紹介で知り合い、初めて会った日から会話が弾み、約2週間後には交際が始まったそうです。元恋人は行動力があり、記念日には旅行を計画し、突然プレゼントを用意するような男性でした。一方で、連絡が3日以上途絶えることや、約束を直前に変更されることも珍しくありませんでした。

結婚の話を何度か切り出しましたが、「もう少し仕事が落ち着いてから」と先延ばしにされ、女性が33歳になった頃に別れています。

婚活を始めた後も、女性は無意識に元恋人と男性たちを比較していました。穏やかな男性には「物足りない」、慎重な男性には「頼りない」、連絡が一定の男性には「恋愛らしい刺激がない」と感じていたのです。

女性は、入会から5か月間で7人と仮交際しましたが、いずれも3回目のデートまで進みませんでした。

婚活を休んだ1か月間に過去の恋愛を振り返る

活動開始から半年ほど経った頃、女性は婚活に疲れ、1か月間活動を休むことにしました。毎月新しい男性と会いながら、「また違った」と判断することに消耗していたためです。

 活動を休んでいる間、女性には元恋人の結婚を知る出来事がありました。共通の知人から、元恋人が交際約8か月の女性と結婚したと聞いたのです。

女性は大きなショックを受けましたが、同時に、自分が元恋人との関係を美化していたことにも気づきました。交際中は相手から連絡が来るたびに嬉しかった反面、いつ連絡が途絶えるか分からず、毎日のように不安を感じていたといいます。

そこで面談では、過去に会った7人の男性について、「ときめいたか」ではなく

  • 「安心して話せたか」
  • 「約束を守っていたか」
  • 「不安を感じずに連絡を待てたか」

という基準で振り返ってもらいました。

その中で女性が思い出したのが、最初のデートで断った36歳の男性でした。強く惹かれたわけではありませんでしたが、2回会っている間、一度も嫌な気持ちや不安を抱かなかった相手だったのです。

3か月後相談所のイベントで偶然再会

活動を再開した頃(男性との交際終了から約3か月後)、女性は結婚相談所が主催する少人数の会員交流イベントへ参加しました。そこに偶然、以前お断りした36歳の男性も参加していたのです。

女性は気まずさを感じていましたが、男性は以前と変わらない穏やかな態度で挨拶をしてくれました。「お久しぶりですね!お元気でしたか?」と、爽やかに世間話を交わします。

イベント中、男性は目立って場を盛り上げるタイプではありませんでしたが、話に入れていない参加者に質問を振ったり、飲み物に気づいたりと、周りへの細やかな気配りを見せていました。お見合いの時には気づかなかった男性の人柄の良さを、女性は初めて目にしました。

イベント終了後、女性は「自分の視野が狭く、大切なことを見落としていた」と痛感し、担当アドバイザーを通じて正式に『もう一度交際の機会をいただけないか』とお相手相談所へ申し入れを行いました。

男性も驚いていたものの受諾してくださり、相談所のルールに則って正式に「仮交際」を再スタートすることになりました。女性は最初のデートで、以前すぐに断ってしまった非を詫び、「自分が求める結婚と、惹かれる恋愛を混同していた」と正直な気持ちを伝えました。

「会いたくて仕方がない」ではなく、「また会いたい」と思えた

2人はその後、月に3〜4回のペースで順調にデートを重ねました。

連絡のペースは穏やかでしたが、翌日には必ず丁寧な返信があり、デートの日程も早めに決まりました。急な変更があった際も、代わりの候補日を男性から提案してくれました。

女性が体調を崩してデートをキャンセルした際も、男性は理由を疑うことなく体調を気遣い、回復した後に近所で短時間の食事を提案してくれたそうです。

女性はその頃から、「胸が苦しくなるほど会いたくて仕方ないわけではないけれど、毎回楽しみにまた会いたいと思える」という、穏やかな安心感を自然と抱くようになりました。

イベントでの再会から4か月後に真剣交際へ進み、約半年で無事に成婚退会を果たしました。

恋愛のときめきは、お相手への好意だけでなく「関係が不安定だからこそ生じる不安や興奮」から生まれていることも少なくありません。彼女が最終的に結婚相手として選んだのは、初対面で強くときめく相手ではなく、半年後も安心して隣で笑い合える男性だったのです。

「ドキドキする相手」ではなく「安心して隣にいられる相手」を選ぶ

婚活で陥りがちなのが、「恋愛のときめき」を結婚の判断基準にしてしまうことです。しかし、胸が強く高鳴るような感覚は、相手への好意だけでなく「関係が不安定だからこその不安や刺激」から生まれていることも少なくありません。

今回の事例から学べる、結婚相手選びの重要なポイントは以下の3点です。

  • 「ときめき」と「結婚の相性」を切り離して考える:ドラマチックで刺激的な関係よりも、「連絡が途切れない」「約束をきちんと守る」といった誠実さや安定感こそが、長期的な結婚生活の土台になります。
  • 判断基準を「刺激」から「安心感」に変えてみる:「胸が高鳴るか」ではなく、「一緒にいて疲れないか」「不安を感じずにいられるか」「自分の話を穏やかに聞いてくれるか」という視点で相手を振り返ってみましょう。
  • 「会いたくて仕方ない」より「また会いたい」を大切にする:燃え上がるような恋心ではなく、「次回も自然にまた会いたいな」と思える心地よい距離感こそが、穏やかで幸せな成婚への一番の近道です。

「悪い人ではないけれど、ピンとこない」とお悩みの方は、お相手を「ときめくかどうか」ではなく、「不安を感じずに安心して過ごせるかどうか」というレンズで見つめ直してみてはいかがでしょうか。


※本記事は一般的な婚活アドバイスおよび事例の解説であり、個別の復縁や成婚結果を保証するものではありません。一度交際終了となったお相手との再交際につきましては、所属する結婚相談所の連盟規約や担当アドバイザーの指導に従って適切にお手続きを行ってください。

執筆者:望月椏栖華

婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントとして、婚活中の男女の相談や、お見合い・交際に関するアドバイスを行っている。

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