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「娘をよろしくお願いします」お見合いに母を連れてきた30代女性→その後、男性に突きつけた“驚きの条件”に「耐えられない」

  • 2026.8.1
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

こんにちは。結婚相談所で仲人をしている秋の紅葉です。

結婚相談所にはさまざまなバックグラウンドを持つ会員が在籍していますが、中には「親との距離感」が一般的な感覚と大きく異なっているケースもあります。

ある30代の女性会員は、アルバイトとして働きながら、実家で両親と同居していました。家庭菜園で育てた野菜を使った料理をプロフィールに掲載するなど家庭的な一面があり、魅力的な要素を備えていました。

しかし、入会自体が両親の強い勧めによるものであり、彼女自身が主体的に結婚を望んでいるかという点については不透明な部分がありました。

家庭的な一面の一方で、強く残る「親への依存」

彼女の婚活において最大の特徴となったのは、“両親による過度な介入”です。

お見合いが決まると、当日は母親が会場まで同行し、お相手の男性に対して「娘をよろしくお願いします」と挨拶を行いました。お見合い自体は離れた席で見守る形をとったものの、初対面の男性にとっては強いプレッシャーを感じる状況となります。

さらに仮交際へ進んだ後も、親がデートに正々堂々と同伴し、「娘にふさわしい相手かチェックする」というスタンスを取るなど、一般的な交際プロセスとはかけ離れた対応が続きました。

また、実家に男性を招く「お家デート」においても、家族全体の日常の中に男性が一人放り込まれる形となり、試されるような緊張感が漂う結果となりました。

提示された条件と「双方のメリット」の欠如

さらに交際を進める上で課題となったのが、男性側に要求される条件の偏りでした。彼女側が希望していた条件は以下の通りです。

  • 自身の親と同居すること
  • 自身は専業主婦となり働かないこと
  • 自分の姓を名乗ってもらうこと(婿養子とは別定義)
  • 家事は親と一緒に行い、親の指示に従うこと

一見すると婿養子の条件にも見えますが、資産継承などの取り決めがあるわけではなく、「親からの自立を回避し、現在の生活様式を維持したい」という意図が反映されたものでした。

そこに、見ず知らずの男性が飛び込むのは相当勇気がいります。男性側にとっては、相手の家族コミュニティに一方的に組み込まれる形となり、対等な夫婦関係を築くことが難しい条件と言えます。

結果として、「負担に耐えられない」と男性側から交際終了が告げられ、ほどなくして彼女も退会することとなりました。

「誰と、どのような人生を築くか」という本質

この事例は極端なケースに思えますが、婚活市場において「親離れ・子離れができていないことによるミスマッチ」は決して珍しい問題ではありません。

結婚とは、自立した個と個が対等に結びつき、新しい家庭という共同体をゼロから築いていくことです。婚活で行き詰まったとき、確認すべきはプロフィール上の条件だけではありません。

「自分(またはお相手)は、精神的・経済的に独立し、一人の大人として相手と向き合う覚悟ができているか」

「親の影」を背景に抱えたままでは、どれだけ条件を並べても本当の意味でのパートナーシップは得られません。自分たちの足で立つ覚悟を持つことこそが、第三者を招き入れ、新たな人生を共につくるための条件なのです。


ライター:秋の紅葉

都内結婚相談所で仲人をしています。自身も婚活で結婚しました。仲人からできるアドバイスをしていきます。

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