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藤原かんいちのドリーム・ジャーニー|vol.05 ゴールの先にも旅は続く――誰も真似したくない挑戦の日々

  • 2026.7.23

5年におよぶ電動バイク世界一周を達成した藤原かんいち。しかし、旅人としての挑戦はそこで終わらなかった。高速道路全制覇、リトルカブ10万km走行、全国の道の駅巡り――。ゴールの先にも続いた、独自すぎる旅の日々を振り返る。

ゴールの先にも旅は続く

足かけ5年におよんだ電動バイクでの壮大な旅は、2008年4月、タイのバンコクで感動のゴールを迎えました。

前例のない挑戦でしたが、多くの人に支えられながら無事に達成することができました。

しかし、ゴールしたからといって旅への情熱が消えることはありませんでした。

その後も、日本の高速道路の上下線をすべて走り全SA・PAを制覇する旅。

2009年からは約5年をかけてリトルカブで10万キロを走り、全国の国道全線および全ての「道の駅」を訪ねる旅などにもチャレンジしました。

我ながら、誰にも真似できない、いや、「誰も真似したくない(笑)」旅ばかりをしてきた人生です。

振り返れば、日本一周、オーストラリア一周、原付による世界5大陸走破、北南米大陸縦断、そして電動バイク世界一周と、次から次へと夢を追いかけてきました。

その原動力は、いつも好奇心でした。

知らない景色を見たい。

行ったことのない場所へ行きたい。

会ったことのない人に会いたい。

その気持ちだけで走り続けてきたような気がします。

ところが2015年、人生最大の「まさか」が訪れます。

愛知県の知多半島をバイクで取材旅行中、突然、胸を締め付けられるような痛みに襲われたのです。

不穏な空気を感じて病院へ駆け込むと、診断結果はなんと心筋梗塞。

そのまま救急車で運ばれ、緊急手術を受けることになりました。

幸いにも一命を取り留め、大事には至りませんでしたが、それまで当たり前だった「いつまでも旅を続けられる」という考えは大きく変わりました。

そして私は、しばらくロングツーリングを控えることになります。

ですが、この出来事が新しい人生へのシフトチェンジのきっかけにもなりました。

次回は、心筋梗塞から始まった第二の旅人生についてお話ししたいと思います。

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