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「これなら一人千円もかからないよね」ママ友とのランチ会。だが、ママ友の非常識な行動に絶句

  • 2026.7.24

我が家に集まるようになった理由

物価が上がってから外食の回数がめっきり減り、代わりに一品ずつ持ち寄って我が家に集まるランチが増えました。

「これなら一人千円もかからないよね」

唐揚げ、ポテトサラダ、炊き込みご飯。

四人が持ち寄れば、テーブルはそれなりに賑やかになります。

その日、一番に来た同じマンションのママ友が、並べた器を見渡して明るい声を出しました。

「ランチは持ち寄りで、全部いける」

冗談だと思って、みんなで笑いました。

空になった器を覗いた子どもたち

食べはじめて十分もしないうちに、そのママ友だけ箸が止まらないことに気づきました。

唐揚げの器に手が伸び、次にサラダ、そのまま炊き込みご飯へ。

取り分けるのではなく、自分の皿に山を作っていきます。

「これ美味しい、どこで買ったの?」

「うちで揚げたのよ。レシピ送ろうか」

話しながらも、手はまったく止まりません。

気がつくと、テーブルの器はほとんど空でした。

数えたら、その人ひとりで皿を平らげていたのです。

子ども部屋から戻ってきた子たちが、テーブルを覗き込みました。

「これ、もうないの?」

うちの娘が、空になった唐揚げの器を持ち上げて振っています。ほかの子も、次々に器の底を確かめていきました。

「まだ食べたかった!」

「ごめんね、足りなかったね」

私は冷凍庫からウインナーを出して焼きました。

そのママ友は椅子に座ったまま、お腹をさすって笑っています。

「あー、食べすぎちゃった」

悪気は、まるでないようでした。だからこそ、誰も何も言えなかったのです。

回らなくなった連絡

同じことは、その後も何度も続きました。

持ち寄る量を増やしても、器が空になる時間が少し延びるだけです。最初は苦笑いだったママたちの顔から、いつのまにか笑いが消えていました。

「うちの子、この前も足りないって言ってて」

幼稚園から一緒のママが、帰り際に小さな声で言いました。

私は頷きましたが、それ以上は続けませんでした。陰で言うのは違うと思ったからです。

ただ、次のランチの相談をするとき、そのママ友の名前は出ませんでした。誰かが外したわけではありません。声をかける人が、一人もいなくなっただけでした。

数週間後、マンションのエントランスで顔を合わせました。

「最近、ランチやってないの?」

「……集まれていないんです」

私が言えたのは、それだけです。

いつもの笑みが、途中で止まりました。何か言いかけて、口を閉じます。視線がゆっくり下がっていきました。

「そっか。またやろうね」

そのままエレベーターのほうへ歩いていく背中に、私は何も言いませんでした。次の集まりの連絡は、その日も回らないままでした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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