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「少しだけ、3人まとめてお願いね」半日の子守と昼食の用意まで押し付けたママ友→私が伝えた本音

  • 2026.7.24

「少しだけ」のはずだった

市のママ友会で知り合った人がいます。

上の子がうちの子と同じ学年で、下に妹さんがいました。

子ども同士の相性がよくて、月に何度か一緒に遊ばせる仲になっていたのです。

その日も、朝から出かける約束をしていました。

ところが支度の途中で連絡が入ります。

「急に用事ができちゃって」

「少しだけ、3人まとめてお願いね」

3人というのは、姉妹の2人とうちの子です。断る理由も思いつきませんでした。

「大丈夫ですよ。何時ごろになりそうですか」

「すぐ戻るから。ほんとに少しだけ」

玄関先で姉妹を受け取って、そこからが長かったのです。

下の子はまだ小さくて、目を離せません。

上の2人は上の2人で、走り出すと止まらない。

近所の公園に出して、砂場で遊ばせて、水筒を配って。

気づけば正午を回っていました。

「お腹すいた」

子どもたちに罪はありません。冷蔵庫のものをかき集めて、3人分のおにぎりを握りました。

卵を焼いて、きゅうりを切って添えて。自分の昼食は、立ったまま残りを口に入れて終わりです。

迎えが来たのは、午後3時を過ぎたころでした。

「助かった、ありがとう。じゃあまた誘ってね」

お礼の言葉はありました。それだけです。結局その日は、どこにも遊びに行けないまま解散になりました。

笑顔のまま、事実だけ

ひと月ほどして、同じ電話がかかってきました。

「今度の土曜、また少しだけお願いできない?」

受話器を持ったまま、少し考えました。

子ども同士は仲がいい。関係を壊したいわけではありません。

だから、責める言い方はやめました。

事実と、自分の都合だけを言うことにしたのです。

「半日で3人、お昼つきなら、うちも予定を組み直さないと無理なの」

電話の向こうが、止まりました。

「……え」

「前は朝から3時まででしたよね。お昼も3人分作ったの。それを少しだけ、って言われると、こちらの予定が立たなくて」

しばらく声がありませんでした。

「……ごめんなさい」

本当に気づいていなかったのだと思います。押し付けているつもりもなかったのでしょう。頼み方を、ずっと間違えていただけです。

「ごめん。何時から何時までって、ちゃんと言えばよかった」

その週末は、結局お互いの都合が合わずに流れました。

次に連絡が来たとき、内容が変わっていたのです。

「10時から2時までお願いしたいの。お昼は持たせるから」

時間と昼食の話が、先に出てくるようになりました。

私も同じ調子で返しています。

「それなら大丈夫。うちも予定を入れずにおくね」

今も子どもたちは一緒に遊んでいます。変わったのは、頼み方のほうでした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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