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「大丈夫、大した金額じゃないから」無駄遣いする妻。だが、夫がレジで見せた明細に絶句

  • 2026.7.23

カゴに積まれていくもの

休みの日に、妻とスーパーへ買い物に出かけました。夕食の材料を選ぶ、それだけのつもりだったのです。

「これも買おう」

妻は棚の前を通るたびに、次々とカゴへ入れていきます。総菜、菓子、特売の洗剤。

今夜の献立とは関係のないものが、どんどん積み上がっていきました。

「今週は家計を少し節約したいから、本当に必要なものだけにしよう」

そう伝えると、妻は軽く笑いました。

「大丈夫、大した金額じゃないから」

「今日の予算、1万で収めたいんだよ」

「大した額じゃないってば」

その言い方が、胸に引っかかりました。

俺の話は、いつもこうして流されていくのです。

先月も、その前の月も同じでした。

買い物のたびに予算の話をしても、妻の手は止まりません。

気づけば財布から現金が消えている。

それでも「気のせいでしょ」の一言で終わっていたのです。

この日も、カゴは軽く二段になっていました。半額の札が貼られた総菜が三つ。

使いかけの洗剤があるのに、詰め替え用が二袋。特売と書かれた棚を通るたび、妻の手が伸びていきます。

レジの列に並んでいる間も、妻は雑誌の棚を眺めていました。バーコードを読む音が、いつまでも続きます。

会計の音が止まり、画面に出た数字を見て、俺は息を止めました。

「やっぱり少し買いすぎじゃない?」

「そんな細かいこと気にしなくてもいいじゃん」

レシートを開いた袋詰め台

袋詰め台で、俺はレシートを広げました。

「今日の予算は1万。これ、1万3千円。この3千円が毎週続くと、月に1万2千円だよ」

妻がちらりと目をやり、それきり、レジ袋の上で手が止まりました。

「年に直すと、14万4千円。家族で旅行に行ける額なんだ」

妻は何か言いかけて、そのまま口を閉じました。レシートの数字を目で追い、やがて視線を落として黙り込んでしまったのです。

「…そんなに、なるんだ」

絞り出すような声でした。

家に帰ってから、二人でもう一度レシートを並べました。

「細かいって言ってごめん。3千円って、その日だけの話だと思ってた」

一回きりなら誤差です。それが毎週になるから話が変わるのだと、俺は数字を指しながら伝えました。

妻はうなずいて、冷蔵庫にメモを貼りました。買い物へ行く前に予算を決めて、書き出しておく。そういうことになったのです。

次の休みの買い物で、菓子の棚に手を伸ばしかけた妻が、途中で止まりました。

「これ、今日の分に入ってないね」

そう言って、商品を棚へ戻したのです。カゴの中には、今夜の材料だけが並んでいました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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