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ラジアルマウントキャリパーとは? アキシャルとの違いやメリットをわかりやすく解説

  • 2026.7.20

スポーツバイクやスーパースポーツでは定番となった「ラジアルマウントキャリパー」。名前は知っていても、「アキシャルマウントと何が違うの?」「本当にブレーキ性能が上がるの?」と疑問に思う人も多いだろう。今回はラジアルマウントキャリパーの仕組みやメリット、採用される理由をわかりやすく解説する。

高剛性がブレーキ性能を引き出すラジアルマウントキャリパー

レーシングマシンでは当たり前、ストリートバイクでも採用例が増えてきたラジアルマウントキャリパー。バイクでは2000年代初頭から採用が始まった技術だ。「ラジアル」とは「放射状」という意味の言葉。

ブレーキキャリパーをフロントフォークに固定するキャリパーボルトが、ホイールの中心から放射状に配置(正確には放射状ではないが)されていることでラジアルマウントと名付けられた。対して、従来からあるブレーキキャリパーのマウント方式はアキシャルマウントと呼ばれている。これは、キャリパーボルトがアクスルシャフトと「同軸上=アキシャル」に配置されているのが呼称のもとになっている。

さて、ラジアルマウントキャリパーが高性能なマシンに多く採用されている理由は、そのマウント方法による、ねじれ剛性の高さにある。ディスク式ブレーキが作動する際、回転するディスクをキャリパーが挟み込む。

この時、キャリパーがディスクの回転方向に引きずられる。キャリパーはディスクの片側に固定されているため、ディスクを反対方向にねじる力が発生するのだが、ラジアルマウントは、キャリパーボルトが締結する方向のおかげで、ねじれづらい特性を持つ。

結果、制動力が安定し、コントロール性もより高くなるというのが、ラジアルマウントキャリパーのメリット。ブレーキシステムの性能を、引き出しやすくするためのメカニズムなのだ。

ブレーキ作動時にねじれが発生すると、ディスクやキャリパーが変形し、また両者が元の形に復元しようとするため、パッドとディスクの当たり面を乱したり、ピストンを押し戻すといった現象が起きる。剛性の高いラジアルマウントキャリパーは、その影響が小さいのだ。
ブレーキ作動時にねじれが発生すると、ディスクやキャリパーが変形し、また両者が元の形に復元しようとするため、パッドとディスクの当たり面を乱したり、ピストンを押し戻すといった現象が起きる。剛性の高いラジアルマウントキャリパーは、その影響が小さいのだ。
アキシャルマウント
アキシャルマウント
ラジアルマウント
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