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「専業主婦は暇だろ、1日中、家にいるんだから」と言い切る夫。だが、子供2人を任せた結果

  • 2026.7.21
「専業主婦は暇だろ、1日中、家にいるんだから」と言い切る夫。だが、子供2人を任せた結果

「暇だろ」が口癖の夫

夫は会社員で、私は専業主婦。小学生と幼稚園に通う子どもが2人いる。毎日働いてくれる夫には、心から感謝している。

ただ、玄関を開けるなり始まる話は、いつも決まっていた。

「今日も残業でへとへとだよ。外で働くのは、本当にしんどい」

その疲れを聞くのは構わない。困るのは、話の着地する場所がいつも同じことだった。

「専業主婦は暇だろ、1日中、家にいるんだから」

洗い物をしていた手が、思わず止まる。それでも私は、一応言い返してみる。

「専業主婦も、大変なことはあるよ」

「そう?昼寝もできるんだろ」

朝は2人を起こして着替えさせ、ぐずる下の子を抱えて幼稚園へ走る。帰れば洗濯物と昼食の支度が待っている。腰を下ろして麦茶を飲もうとしても、たいていは誰かの呼び声で立ち上がるはめになるのだった。

夫はスマホから顔も上げない。

そこで会話は終わる。何度伝えても、夫の中にいる「暇な専業主婦」は、少しも動かなかった。

1日だけ、代わってもらった

ある週末、外せない用事ができて、子ども2人を夫に1日だけ預けることにした。

夕方に帰宅すると、玄関には靴が散らばり、リビングの床はおもちゃと洗濯物で埋まっていた。シンクには食器が積み上がったまま。夫はソファに沈んで、天井を見上げている。

「ありがとう。大変だったでしょ。私の毎日の大変さも、少しは体感できた?」

「大変だったよ。でもそれは、俺が家事も子どもの世話も慣れてないからだ。慣れれば平気でしょ」

疲れきった顔で、それでも夫は胸を張るのだった。私は湯呑みをテーブルに置いて、静かに聞いた。

「じゃあ、慣れるまでやってみる?来月まで、毎週この日は任せるね。慣れたら平気なんでしょ」

エアコンの風の音だけが、やけに大きく聞こえた。夫の口が、半分開いたまま止まっている。

「いや、それは…来週は、ちょっと」

言いかけた言葉を飲み込んで、夫は視線を天井へ逃がす。そこへ、小学生の娘が寄ってきて無邪気に言った。

「パパ、来週もお休みなのに?」

リビングが、しんと静まり返った。

約束どおり、夫には毎週1日を任せた。3回目の日曜の夜、夫は洗濯物をたたみながら、ぽつりと切り出した。

「悪かった。慣れの問題じゃなかった」

「うん。やっと、同じ景色が見えたね」

それだけ返して、私は残りの洗濯物を夫の膝の上に置いた。夫は何も言わずに受け取り、黙ってたたみ続けた。

あの日から、夫の「外で働くのはしんどい」は聞こえてこなくなった。代わりに増えたのは「今日は俺が風呂に入れるよ」の一言。娘に「パパ、暇そうだね」と笑われるのが、今は一番こたえるらしい。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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