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「そのバッグ、まだ使ってるの?」人前で見下してきたママ友。だが、広まった陰口で自業自得の結果に

  • 2026.7.19
「そのバッグ、まだ使ってるの?」人前で見下してきたママ友。だが、広まった陰口で自業自得の結果に

公園で始まったマウント

娘が保育園に入って半年、送り迎えで顔を合わせるママ友の一人に、私は少しずつ身構えるようになっていました。

悪気なく人を見下すような言い方を、平気でしてくる人だったのです。

ある土曜、公園のベンチで隣に座った彼女は、私の足元のバッグをじっと見て言いました。

「そのバッグ、まだ使ってるの?」

気に入っているので、と答えると、彼女は口の端で笑いました。

「うちはもう卒業したなあ。今どき持ってる人、いる?」

数日後、子どもの習い事の話になったときも、彼女の口ぶりは変わりませんでした。

「まだ初級のクラス?うちはとっくに進級したよ」

着ている服まで品定めするように、彼女は続けます。

「それ、去年のセールで見たやつだよね」

ほかのママがいても、彼女は声を落としませんでした。むしろ聞かせるように、わざと大きな声で続けます。

「持ち物って、その家の余裕がそのまま出るよね」

私が黙っていると、彼女は満足そうにうなずくのです。周りのママたちも、そのときは曖昧に笑って聞き流していました。私だけが標的なのだろうと、半ば諦めていたのを覚えています。

小さくなっていった輪

やがて発表会の準備が始まりました。役割分担を決めるやり取りで、私が段取りを質問すると、彼女はぴしゃりと言い放ちました。

「あなたは知らなくていいから」

情報を握って仕切りたいのだと、すぐにわかりました。

ところが、その独占ぶりと日ごろの見下しは、少しずつ周囲に伝わっていったのです。準備の集まりで、別のママがぽつりとこぼしました。

「この前、私も同じこと言われた」

すると、隣にいたママも静かに続けます。

「うちも、バッグのことで笑われたことある」

少し離れた席のママまで、そっと手を挙げました。

「習い事のことで嫌味を言われて、ずっと嫌だったの」

その場の空気が、はっきりと変わりました。

彼女は何か言いかけて、口をつぐみます。頬から笑みが消え、目が忙しなく泳ぎ、やがて誰とも視線が合わなくなりました。

次の集まりから、彼女の隣に座る人はいなくなったのです。

「準備は、みんなで手分けしましょう」

そう声をかけたのは、以前笑われていたママでした。輪はいつのまにか広がり、彼女一人だけが、その外側にぽつんと立っています。

私は必要な挨拶だけを返すようにしました。顔を合わせても、以前のように胃が重くなることはありません。

挨拶を交わして通り過ぎるだけの関係が、これほど気楽だとは思いませんでした。見下してくる相手に振り回されない毎日は、驚くほど心が軽いものでした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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