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「誰が入ろうと自由だ」昼夜問わず知らない男が出入りする隣室→違和感を感じた私がとった行動とは

  • 2026.7.18
「誰が入ろうと自由だ」昼夜問わず知らない男が出入りする隣室→違和感を感じた私がとった行動とは

出入りの絶えない隣室

20年近く暮らした賃貸マンションで、隣の部屋の様子がおかしくなったのは、1年ほど前からだった。

契約上は若い男女が住んでいるはずなのに、昼夜を問わず、見知らぬ男たちが入れ替わり立ち替わり出入りするようになった。

玄関ドアには、暗証番号式のキーボックスが取り付けられていた。

合鍵を中に入れておき、番号を知る者なら誰でも開けて入れる仕組みらしい。

住まいというより、まるで小さな事務所のような使われ方だった。

玄関先で見かける人間は、毎回違った。

宅配でもなければ、友人が遊びに来る雰囲気でもない。用事を手早く済ませて去っていく、そんな出入りだった。

深夜に響く物音とドアの開閉に、家族も落ち着かず、眠りが浅くなっていった。

昼も夜も、廊下に響く足音とドアの開け閉め。落ち着かない気配に、こちらの神経はすり減っていった。

ある日、玄関先で顔を合わせた住人に、やんわり尋ねてみた。人の出入りが多くて気になるのだがと。

返ってきたのは、こちらを見下すような一言だった。

「誰が入ろうと自由だ」

話が通じる相手ではないと悟った。私は矛先を変えることにした。

管理会社が動いた日

まず、出入りの多い時間帯と人数、駐車場に停まる車の様子を、日付とともに書き留めていった。

事務所のように使われている疑いも含め、気づいたことを淡々とメモに残した。ナンバーの一部や、同じ車が何度も来ていることも書き添える。感情ではなく、誰が見ても事実とわかる形にすることを心がけた。

数週間分の記録がそろったところで、私はそれを管理会社へ持ち込んだ。担当者は資料を読み込むと、表情を引き締めた。

「これは、契約の使い方として看過できませんね」

賃貸借契約では、部屋は住むための場所と決められている。

事務所同然の使い方や、キーボックスによる不特定多数の出入りは、契約違反にあたる可能性が高い。

管理会社は正式に調査へ動き、隣室へ是正の通告を出してくれた。

ほどなくして、玄関のキーボックスは取り外された。昼夜を問わなかった男たちの出入りも、潮が引くように収まっていった。廊下は静けさを取り戻し、あれほど落ち着かなかった気配が、嘘のように消えた。

感情的に怒鳴り込んでいたら、こじれるだけだったろう。事実を記録し、しかるべき窓口へ託す。それが、暮らしを守る一番確かな手だった。毎日を過ごす場所だからこそ、静かに眠れる夜のありがたみを、改めてかみしめている。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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