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「足音くらい、子どもだから当たり前でしょ」朝から晩まで響く騒音。だが、管理人の行動で救われた

  • 2026.7.18

朝から晩まで響く上階の足音

そのマンションに越してきて間もなく、上の階から足音が響くようになった。朝は早い時間から、夜は寝る間際になっても、子どもが走り回り飛び跳ねる音が天井越しに降ってくる。最初は「子どもだから仕方ない」と自分に言い聞かせていた。

けれど在宅勤務の日も、夜勤明けで泥のように眠りたい日も、音は容赦なく続いた。ドン、ドンと頭の芯に響くたび、心も体もすり減っていく。眠れない夜が重なるうちに、私は天井を見上げては身構えるようになっていた。

意を決して上の階を訪ねた。出てきた母親に事情を伝え、せめて夜だけでも静かにしてもらえないかと頼んだ。すると彼女は、心底面倒そうな顔でこう言い放った。

「足音くらい、子どもだから当たり前でしょ」

神経質すぎる、とまで言われて私は言葉を失った。これ以上は何を言っても無駄だと悟り、その場を離れるしかなかった。

管理人が動いて豹変した態度

翌日、私はマンションの管理人さんに相談した。事情を話すと、管理人さんは「それは何度でも言いに行きます」と請け合ってくれた。

実際その日から、足音が続くたびに上の階へ足を運び、直接注意してくれるようになった。

それでも両親は「子どもなんだから当たり前」「神経質すぎる」と開き直るばかりで、改善する気配はなかった。

それでも管理人さんは引き下がらなかった。騒音が続いた日時を一つずつ記録に取りこう告げた。

「これ以上続くようでしたら、管理組合として正式に書面でお願いする形になります」

組合の名前と書面という言葉が出た途端、母親の顔つきが変わった。今まで開き直っていたのが嘘のように、翌週にはわざわざ我が家を訪ねてきて頭を下げた。

防音マットを敷き、夜は走らせないよう子どもに言い聞かせる、と殊勝な口ぶりだった。

それからというもの、あれほど響いていた足音はぴたりと収まった。廊下で会っても、以前のように見下す目はもう向けてこない。

気まずそうに会釈だけして、足早に去っていく。個人でいくら訴えても動かなかった人が、管理人さんという第三者の一声でこうも変わるのかと、私は妙に納得したのだった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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