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「同じ電車、同じバス、降りる場所も同じ」通勤中ずっと後ろを歩いた見知らぬ女性→同僚と並んで帰った結果

  • 2026.7.16

通勤路で、ずっと後ろにいた女性

その朝、駅までの道で前から歩いてくる女性と、まっすぐ目が合いました。

すれ違うあいだ、彼女はずっと僕の顔を見つめていて、僕は落ち着かなくて視線をそらしました。

ただの偶然だろうと、少し足を速めて通り過ぎたのです。

ところが、しばらくして背後に気配を感じました。

振り返ると、さっきの女性が同じ歩幅で後ろを歩いています。

気のせいだと言い聞かせ、いつもの改札を抜けてホームに立ちました。

電車に乗り込むと、その人も同じ車両に乗ってきました。降りる駅も一緒。

乗り換えたバスにも当たり前のように乗り込み、僕が降りるバス停で、彼女も降りたのです。

「同じ電車、同じバス、降りる場所も同じ」

頭のなかでそう整理した瞬間、背筋がすっと冷たくなりました。

会社に着いてしまえばひとまず安心でしたが、問題は帰り道です。

もし同じように後ろを歩かれたら、自宅の場所まで知られてしまう。そう考えると、一日中まったく仕事に身が入りませんでした。

同僚と並んで帰った朝から

その日の帰りも、あの女性は改札の外に立っていました。

僕は思い切って、同じ路線で通う同僚に事情を打ち明けました。半信半疑だった同僚も、駅で待つ女性の姿を見て「たしかに、ずっとこっち見てるな」と真顔になりました。

「一人だと危ないから、しばらく一緒に帰ろう」

その言葉に、どれだけ救われたか分かりません。

それからは、行きも帰りも同僚と並んで歩くようにしました。二人で話しながら改札を抜け、同じ電車に乗り、バス停まで一緒に歩く。

うつむいて一人で歩いていたころとは、まるで景色が違いました。

すると、不思議なことが起きました。あれほど毎日ついてきた女性が、ぱたりと現れなくなったのです。

同僚と肩を並べて歩き出した朝を境に、あの視線を感じることは一度もなくなりました。

結局、あの人が何者だったのかは今もわかりません。ただ、一人でいるとつけ込まれ、誰かと一緒にいるだけで遠ざかっていく。

そのことだけは、はっきりと身にしみた出来事でした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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